そのあと-06-06
唐突にアスレチックジムに現われた美少女(?)。
だが、その華奢な身体付きとタンクトップの谷間も露わな瑞々しい美乳と言う上半身に比較し、
生々しくももっこり盛り上がった股間の極太と言うアンバランスな下半身が、何よりもその正体を表している。
佐和子に引きずられ、半ば突き飛ばす様な形でスタジオ内に押し出された昭夫は、そんな自分に向けられる
好奇と侮蔑の視線の集中に思わず立ちすくんでしまう。
そして、これ見よがしに聞こえてくる周囲のヒソヒソ話の内容。
『やだっ、ちょっと見てよ、あれ、あの子、、』
『え、、うわっ、、なに、、あれ、、』『おカマよ、おカマ』
『うわぁっ、、私、ナマで見たのって初めて、、』
『あぁ、なってるんだぁ、、、』
更にスタジオ正面に居るトレーナーに何やら言い含めているのは先程のスタッフ。
『ちょっと、あの子、ナンですか、、イヤですよ、、あんなヘンタイ、、』
『悪い、ちょっとガマンしてよ、まさかおカマとは思わなくてさぁ、勧誘しちゃったんだ、、』
突然のおカマの乱入に拒絶するトレーナーの御機嫌をなんとか取り繕うスタッフ。
仕事とはいえ、まさかそんなヘンタイまで来るとは思ってもいなかったトレーナーは、スタッフからの
懸命の懇願にも似た依頼を受け、どうにか自分を納得させるのだが、そのおカマに向ける視線は、もはや
入会希望者を眺めるものではなかった。
あからさまな蔑みの視線を投げられ、更に恥じ入る昭夫。
『あぁ、そ、そんな言い方、だって、だって、無理やり、無理やりこんな身体に、、』
昭夫の脳裏にあの惨めな改造の日々が蘇る。
愛する母姉と引き離され、散々に嬲られ、更に言葉巧みに言いくるめられ、遂には自ら望んだ様な形を
強制されての女性化調教の日々、、、、、
妖しい薬を投薬され続け、次第にナヨナヨとしていく自分の身体、、、、
言葉遣いから仕草まで激しく監視され、命令され、洗脳の如く刻み込まれ、変えられて行く心、、、
遂に膨らみ始めた自分の乳房に気付いた時に浮かんでしまった、自身の妖しい感情、、、
それらを思い出した昭夫の股間は、潜在的に持っていた被虐傾向に拍車が掛かったのか、いよいよ激しい
膨張を示してしまう。
『あぁ、、ダメ、、ダメだよ、、あぁぁ、、』
必死に気を逸らそうとする昭夫の心を裏切って、もはやその股間はあまりにも無様な有り様をハッキリと
示してしまっている。
むしろ、そんな周囲からの激しい侮蔑の視線を受けたことで、浅ましい露出の悦びを教え込まれた昭夫の
身体はその意志を裏切っている。
やがて気を取り直したインストラクターがスタジオ正面に立ち、会員達に声を掛けた。
「それでは、皆さん、、始めまぁーーすっ!!」
その声に従って正面を向き直るスタジオ内の会員達。
ほぼ女性ばかりの一同の中、目立たぬ様にもっとも後ろの片隅に立つ昭夫も、羞恥にそまる頬を俯かせたまま、
インストラクターの声に従い、ゆっくりと体操を始めた。
次第に音楽が流れ始め、それに連れ運動のテンポが上がっていくスタジオ内。
そして、それに伴いさして広くも無いその狭い空間内に女性のフェロモンが充満していくと、若い昭夫の肉体は
その素直すぎる反応を抑える事が出来なくなっていった。
『あぁぁ、ど、どうしよう、、どうしよぅ、、』
そうでなくても、キツイ位のスパッツは、運動して動く度に股間を擦り上げて刺激を与えているのだ。
もはやその長大なマグライトの如き魁偉をくっきりと浮かび上がらせている昭夫の股間。
情けない事に今やハッキリと亀頭の形、カサの開き具合すら薄いスパッツに浮かび上がり、更になんと
その先端からは、恥ずかしい先走りのシミすら黒々とニジミ出している有り様なのだ。
さすがにその濡れ染みに気付いた昭夫が、情けなさのあまり耳まで真っ赤に染めながらこっそりとスタジオから
逃げ様としたその時、、、、、
「、、ハィッ、ハィッ、顔を上げてぇっ、、動いてぇっ!!」
突然に耳元で声を上げられて驚愕する昭夫。
なんといつのまに移動したのか、自分の傍らにインストラクターが立ってテンポ良く動いているではないか。
それは、真面目に勤める自分のクラスを侮辱されたと感じたトレーナーの逆襲であった。
『ふん、、だったらいいわ、、見世物にしてやる、、、、』
そして、イヤな予感と共に顔を上げた昭夫の目に写った光景は、、、、
『、、、!!、、ヒッ!!、、、』
インストラクターの動きに釣られて生徒の向きも動き、なんとスタジオ内の全ての人々の視線が
いつの間にか自分に集中しているのだ。
知らぬ間に、自分がスタジオ内の正面となってしまっていた昭夫。
『、、あわわわっっっ、、、、、』
股間のモッコリも露わなおカマのダンスに、真っ赤な顔で視線を逸らす生徒もいるのだが、大半は暇を
モテ余した有閑マダムばかりの生徒達は、その珍妙な見世物を、むしろ夢中になって見入っていた。
そして、その瞳に浮かぶのは好奇、侮蔑、蔑み、哀れみ、、、、、、、
そんな見知らぬ人々の視線に晒されてしまった、バケ物の様な惨めな身体、、、
そんな辱めの極みにマゾ調教され尽くされている昭夫の身体は、またあまりに素直な反応をしてしまう、、、
『、、あぁっ、、ダ、、ダメ、、ダメェ、、ダメェッ!!』
すびゅるぅっ!!、、づぷぅぅぅっっ!!、、ごぷぅぅぅっっ!!、、どぷぅぅぅぅっっ!!
なんと、指先一つ触れぬのに、達してしまった昭夫の絶頂はスパッツの内側で惨めな暴発をしてしまったのだ。
『、、あぁぁぁぁっっっ、、、、あぁぁぁぁっっっっっ!!、、、、あぅぅぅっっっ!!』
見る間に広がって行く股間の染みは、独特の栗の花の匂いにも似た異臭を放ちながらドンドン広がって行く。
そして、狭いスタジオ内にその青臭い匂いも充満していく、、、、、
「、、あぁぁぁぁっっっ、、、、、うぅぅぅぅぅっっっっ、、、、、」
嗚咽の様な声を漏らしつつ、痴呆の様な表情を浮かべ、ヘナヘナとだらし無くスタジオの床にへたり込む昭夫。
衆人環視の中、射精すると言う無様極まりない醜態を晒しながらも、、、、、
『、、、、あぁぁ、、、き、、気持ちイィ、、気持ちイィッ!!、あっ、、アゥッ!!、ンンーーッッ!!』
情けない事に、マゾ調教済みの昭夫にとり、その醜態はもはや快感としか感じられなかったのだ、、、
そして、突然に座り込んだおカマの美少年の股間が、遠目にもはっきりと脈動しながら、その先端から
大噴射をするのに気付いた周囲の会員達は、さすがに目を丸くして驚愕の表情を浮かべながらも、さすがに
運動を止めて、その光景を信じられぬ思いで見つめ続けてしまう。
しかし、鼻を突く異臭さえ漂うにあたり、もはやその正体が紛れも無い精液であるのに気付くと次々と
非難の声を上げるのは、あまりに当然の事であった。
「、、ねぇ、、ちょっとイィ加減にしてくださらないっ!!」
「ここでそんなコトするなんて、、、あなた、気は確かなの!!」
最初こそ、その程度の非難で済んではいたが、次第に表現がキツくなっていく有閑マダム達。
『そんな馬並みのモノ、見せびらかして、、、』
『見られるだけで射精するだなんて、、変態じゃないの、、』
『露出狂』『マゾヒスト』『マゾおカマ』
見知らぬ人々から罵られ、蔑まれる明夫。
だが、浅ましいマゾの悦びに狂い始めた昭夫の官能は、そんな侮蔑と嘲笑さえももはや快感としか感じられぬ。
凄まじい大噴射をしたはずの股間のモノは、萎えるどころか更に激しい勃起状態を示し、まさにピンと立って
窮屈なスパッツの布地を今にも破らんばかりに見事なテント状態であり、その先端から未だ亀頭の痙攣と共に
ビュック、ビュルックと生臭いモノが噴出している。
そして、事態の急変を察したインストラクターは、自分のコースを侮辱された怒りにスタッフを急遽収集し、
その保護者である姉共々、慇懃無礼にお引き取りを願うのもまた、当然のことであった。
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