そのあと-05-08



なんとか卵割りを会得した真由美。
翌日には、これまで同様、車で和美達がやって来た。

車から降りると母娘を呼び出す2人。
おどおどと現れる真由美達に向け、さっそく報告を促す。
「うふ、どう?、さっそくだけど、チン芸は?」
「出来る様になったかしら、、、ねぇ、どうなの?」

陰険な目付きで母娘をねめる少女たち。
母の言葉に従い、会得出来なかった佐和子は不安になり俯くが、その娘を庇うかの様に真由美がその前に出て、
胸を張って答える。
「えぇ、、出来るようになりましたわっ、、ですから、、」

佐和子を庇おうとする真由美だが、それを先んじて、和美達がはしゃぎだす。
「うっそぉぉ、、ホントにぃぃーーー」
「ねぇ、、見せて、見せて、、ホントなのぉ、、」
「えぇ、、ですから、、」
言葉を続けようとする真由美だが、少女たちはそれどころではない。

お淑やかな令夫人である佐和子と昭夫の母、真由美が遂に花電車のエロ芸までマスターしたと言う事に、
嬉々として大はしゃぎの2人なのだ。
「ねぇねぇ、はやく見せて見せて、真由美ちゃん」
「そぉよ、見せてくれなきゃシャワーもご飯もお預けよ、、」
そう言う少女たちの様子に、説明を諦めた真由美は、仕方なく、芸の披露を先にする事とした。

「、、わ、、判りましたわ、、お見せいたします、、、」
「あっ、待って待って、、ビデオビデオ、、、」
その言葉に思わず、聞き直してしまう真由美。
「そ、、そんな、、ビデオだなんて、、、」
「何、言ってるのよ、真由美ちゃんの必殺技のお披露目でしょ、ぜひ、撮影しなきゃ。」
「そうよ、そうよ、、文句言うなら、、判ってるわね、、、」

興奮して騒ぎまくる2人の勢いに負け、遂には撮影される事にまでなってしまう真由美。
『し、、しかたない、、しかたないわ、、、』
あとの事、佐和子を許してもらう為、ここで機嫌を損ねるわけにはいかない、、、、
そう自分を納得させるしかない真由美は、和美のかまえるビデオの前、卵を持ち、立ち尽くすしかなかった。

そんな真由美の心境も知らず、夢中になってビデオをかまえる和美と、うかれてあれこれ注文をする由佳。
「ねぇ、早く見せてよ。あっ、その前にちゃんとあいさつしてね。」
「名前とか、これから何をするかとか、あっ、『あそこ』とか『あれ』はダメ、ちゃんと恥ずかしい言葉でね」
「あと、笑顔よ笑顔、、スマイル、スマイル、、さわ、始めて始めて。」

そんな少女たちの言葉に、一瞬、天を仰ぎ絶望する真由美だが、必死に自分に言い聞かせる。
『あぁ、、しかたない、、しかたないわ、、』
そして、ビデオの前、惨めなエロ芸を披露し始める真由美であった。

「み、皆様、これから東山真由美が、、お、、お○ンコで、この卵を咥え、、お○ンコの力だけで、た、卵を
 割ってごらんにいれます。」
「どうか、、よく、ご覧ください、、、」
強ばりながらも、懸命に笑顔を浮かべる真由美。

まずは、卵を片手に持って股間にあてがい、やわやわと陰唇の狭間にあてがい、刺激を与える。
それと共に、残る片手でクリトリスや乳房を刺激する事で、秘奥に潤いを与える。

「あぁぁっ、、はぁぁ、、、」
熟れた肢体は敏感な部分からの刺激で次第に感じ始め、思わず甘い声さえ上げてしまう真由美。
クチュクチュ、、
それと共に、股間からは卑猥に湿った音が聞こえ出す。

そして、、、、
『はぁぁ、、い、、いまだわ、、、』
十分股間が潤った事を見計らい、力を緩めつつ卵を押さえ込む真由美。
「はぅっ、、んんーーーーっっ、、、」
にゅるん、、どばかりに巨大な卵が真由美の胎内に飲み込まれて行く。

「は、、入った、、あんなモノが、ホントに、、入っちゃった、、、」
「う、そ、、ホント、に、、」
自分たちで命令しておきながら、いざ本当にそれが実現するところを見せられた和美達は、そのあまりの迫力に
思わずぼうぜんとし、感嘆の声を上げてしまう。

だが、胎内に異物を飲み込んだ真由美はそれどころではなかった。
ここからが本番なのである。
虚空を睨み、意識を膣壁に集中する真由美。
そして、、、、、

「んっ!!、、、んーーーーーーーっっ!!、、、、んっ!!」っと、気合一閃。
グシャッ!!
ビデオにもはっきり記録される湿った音と共、、、、
ドローーー、、、、
真由美の股間に滴る黄身、、、、、

「うっそ、、ホントに割っちゃった、、、」
「すごい、、、あんなの、、ホントに割れるんだ、、、、」
ぼうぜんとつぶやく少女たちだが、我れに代えると、ウキウキした様子で傍らの佐和子に視線を向ける。
かつての女帝が同じようにエロ芸を見せてくれるのだ、こんな楽しい事はないではないか。

「ねぇねぇ、佐和子も出来るんでしょ。」
「ねぇ、早くみせてよ、、ねぇねぇ、」
まさに子供のおねだりの様に、かつてのクラスメートにおねだりする2人。
だが、母の言葉に甘え、会得出来なかった佐和子は、ただ脅え、震えるだけであった。

そんな娘の前に立ち塞がり、必死な哀願を始める真由美。
「あぁ、許して、お願い、許して下さい、佐和子は、佐和子にはこんな惨めなこと、許して下さい。」
その真由美の言葉に、会得出来たのは母親だけ、佐和子はまだであると気づいた2人は、先ほど以上に陰険な
目付きで目配せをし合うと、わざとらしい程の猫なで声を出していく。

「ふーーん、、佐和子は出来ないんだぁ、、、」
「まぁ、いぃわ、、さっ、真由美ちゃん、御苦労様、ちょっと中で待っててちょうだい。」
「新鮮なサラダや冷たいジュースが待ってるわよ。」
あっさり佐和子を無視した2人は、立ち塞がる真由美にまとわりつくと、くるりときびすを代えさせ、
車内へと誘う。

「、、あ、、、あの、、、あの、、」
「待って、、待って下さい、、佐和子は、、佐和子が、、、」
おろおろとうろたえる母娘。
だが、2人は力ずくで真由美を車内に引きづり込むとドアを閉めてしまった。

車内に連れ込まれた真由美は、娘を案じ、必死に訴える。
「あの、お願いです、佐和子は悪くないんです、私が、私が、、ですから、佐和子も、、佐和子も、、」
そう、しどろもどろで弁解する真由美を無視する和美は、ふと外を見る。。

「あぁ、お願い、お願いよ、私も、私にもお風呂、、ねぇ、お願い、、お願い。」
たかが、入浴如きのために、涙を流さんばかりに哀願するかつての学園の女王。
その凋落ぶりに、少女たちの嗜虐心はますます興奮していく。
そして、それを無視し続ける和美は、次の瞬間、とんでもない事を始める。

キュルルル、ぶるんっ!!
それに気付いて恐怖に歪む佐和子の美貌は、引きつり、蒼白になってしまう。
『!?、、、う、、う、そ、でしょ、、ま、まさか、、、』
1人、こんな場所に置き去りにされてしまう。
もはやシャワーどころではではない佐和子は、狂った様にドアを叩いて絶叫するしかなかった。

「お願い、許して、こんなトコにおいてかないで、ねぇ、許して、、許してぇっ!!」
素っ裸のまま、必死に絶叫してドアを叩き、哀訴の叫びを続ける佐和子。
「お、覚えます、、ちゃんと覚えます、、和美お姉様、、ご主人さまっ!!覚えますから、そ、そんな、、」
だが、そんな佐和子へニコッとばかりに微笑んだ和美は、あっさりと車を発車させてしまったのだ。

「あぁっ、待って、、お願い、待ってっ、、待ってぇっ!!」
走り始めた車を必死で追いかける佐和子。
もはや恥も外聞もない。
恐怖に美貌は引きつり、剥き出しの乳房はプルンプルン揺れ弾み、髪は振り乱し、まさに狂女の様相である。
だが、当然車に追いつける筈もなく、見る間に離されて行く佐和子。
そして、一度も止まるどころか、些かも速度を緩めるそぶりすら見せず走り去る車であった。

「あぁぁっっ、、、アァーーーーーッ!!」
1人、山中の廃村へ残された哀れな佐和子の絶叫が空しく響くのだった。

やがて、車はいつものように別荘へと到着する。
するとなぜだか、和美だけが車外へ出て、背後のキャビンを開け、中の真由美へ声を掛ける。
「ほらっ、出ていいわよ、、さっさとそのくっさい身体、奇麗にしてきて。」
だが、愛する娘が心配でしかたがない真由美は、なにより先にそれを尋ねる。
「あ、、あの、、佐和子は、、佐和子は、、、」

そんな母の問いかけに神妙な面持ちで回答する和美。
「あぁ、佐和子ね、、それが、ほら、あの子は練習してなかったでしょう、、、それで由佳が怒ってねぇ、、、
 あそこに残って特訓してやるって、、、、でも、心配いらないわ、、後で迎えにいくから。」
「あぁ、佐和子、、可哀想な佐和子、お母様を許して、、、」
自分の軽率な判断で娘を苦しめる事になってしまったと知った真由美は、まさに身を切られる様な辛さで
泣き崩れてしまう。

「ほらっ、だから平気だから、さっさと風呂で汚れ、落としてよ、あんた、スッゴイくっさいんだから。」
「ほ、本当ですね、、本当に佐和子、迎えに行ってくれますね、、、、、」
「本当よ、あんまりしつこいとお前も風呂なしでこのまま引き返すよ。いいの?」
「、、、、、わ、判りました、、、、、」

娘を思う母の気持ちにウソは無いのであろう、、、、
だが、ここで少女たちの御機嫌を損ねては、、、、と懸命に自分を納得させた真由美はノロノロと前回の様に
風呂場へと向かうのだった。

しかし、一度、また温水に浸かった真由美は自分を抑える事が出来なかった。
1人、由佳と廃村に残された佐和子を心配する気持ちは確かにあるのだが、、、、、、、
だが、1週間ぶりに汚れた身体を清められる快感を抑える事はどうしても出来なかったのだ。
『ぁ、佐和子、、お母様を許して、、、、』
そう脳裏で呟きながら、全身を磨き上げてしまう真由美もまた、1人の女であったのだ。

そして、風呂から出た真由美を待っていたのは、前回と違い、ほぼ完璧に準備された食卓であったのだ。
香しいコーヒーの香り、、、パンの焼ける匂い、、、暖かそうなハムエッグ、、ジュース、、サラダ、、、
グゥーーーーーッ!!
空っ腹にあまりに刺激的なその誘惑に、真由美の身体はあまりに素直な反応を示す。

豪快な腹の虫に、前回同様、耳まで染めた真由美であったが、やはり未だ来ていない娘を気遣う。
「あ、、あの、、佐和子は、、佐和子は、まだでしょうか?」
しかし、そんな母の問いかけを煩わしそうに遮る和美は、1人食事を始めてしまう。
「うぅーーーんっ、そぉねぇ、遅いわねぇ、まぁ、そのうち来るわよ、、先、食べてましょ。」
そして、1人、もりもりと食べ始める和美。

そんな様子に、口内は涎がどんどんわき出て、腹の虫もなりやまぬ真由美はもはや限界であった。
『すぐ来るわよね、、ちょっと先に食べてるだけだから、、、』
そう、懸命に自分に弁解した真由美もノロノロと食卓に付き、食事を始めるのだった。
一度、食事を開始すると、やはりその手は止めようが無かった。
いつしか夢中になって食べている真由美に向け、ネットリとしたSの視線を向ける和美。

そうして、食事を終える頃、唐突に室内へ由佳が現れるのだった。
「あぁーー、よく寝た、、あら、真由美、きれいになって、ご飯も済んだのね。」
そのあまりに自然な会話、、だが、そこには佐和子の事などかけらも触れられていない。
「あ、あの、佐和子は、、佐和子は、、どこに、、、」
そう問いかける真由美の願いは、あまりにも無残に裏切られる。

「えっ?知らないわよ、、私、今まで、部屋でお昼寝してたんだもの。」
「!?、そ、、そんな、、残っているって、、後で迎えに行くって、、、」
絶句する真由美に向け、あっさりと言い放つ和美。
「あらっ、勘違いしたみたい、、じゃぁ、佐和子、1人であそこに残ってるのね。」

そのあまりに他人事な言い草の少女達は、今度は芝居がかった仕草で真由美を責め始める。
「えぇーっ、じゃぁ佐和子を残して真由美、1人で御風呂入ってきれいになって食事まで済ませちゃったの。」
「うん、そうなのよ、、私、止めたんだけど、『我慢出来ませんわっ』とか言っちゃってね。」
「わぁーーっ、、酷い母親もいたものねぇ、、、」
「ほんと、お母様ったら、、ちょっとガッカリですわぁ、、」

口々に真由美を責める少女たち。
だが、当の真由美はそれどころではなかった。
顔面蒼白となり、騙された自分を悔やみ、佐和子を思う。
「そ、、そんな、、だって、、、だって、、あぁぁ、、佐和子、、許して、、、」
だが、いかに騙されたとはいえ、夢中になって全身を洗い、食事をしたのは事実なのだ。

しかし、今はそれどころではない、1人山中に残された愛娘を思う真由美は、夢中になって少女達へ嘆願する。
「お、お願いです、どうか、佐和子を、佐和子を迎えに行って下さい、あんな所に1人だなんてあんまりです」
だが、そんな懸命な母親の願いをあっさり却下する2人。
「えぇーーっ、、なんか、メンどくさーーぃぃ、、」
「さっき、行ったばっかりだしぃ、、、明日でいいじゃなぁーぃ、、」
「そ、そんな、お願いです、お願いですから、どうか、、どうか、、」

娘を思い、必死に哀願する真由美はまさにバッタの如く、平伏しペコペコと何度も頭を下げる。
その裸身に妖しい眼差しを向けた少女達は、ネットリとした口調で淫靡な交換条件を持ち出す。
「うふふ、そんなに佐和子が心配なの、、だったら、私達を早く満足させるのね、、、」
「ほら、こっちへおいで、、牝犬奴隷の真由美ちゃん、、可愛がってあげる、、、」

そう言いながら、ほっそりとした真由美の首に再び首輪とリードが結ばれ、となりの寝室へと引っ張る和美。
「、、、ほ、ほんと、ですね、、満足していただいたら、すぐに佐和子を迎えに行ってくれますね。」
「うふふ、大丈夫よぉ、、だから、ねぇ、、、お前のクンニ、また、して頂戴、、、」
懸命な母の願いをあっさりといなすした和美は、ベッドに腰掛けると大きく股を開き、真由美を招く。

そして、なんとか娘を助けたい一心の真由美は、再び、その娘の様な年下の少女達への愛撫を始めるのだった。
そんな真由美の裸身には、いつもの巨大バイブを手にした由佳が絡み付き、全身の性感帯を愛撫していく。
女性特有のツボを得た濃厚な愛撫に、いつか真由美は我を忘れ燃え盛り、激しい絶頂を迎えてしまうのだった。


「、、、、あ、、、あぁ、、、こ、、ここは、、、あ、あぁ、あぁっ!!」
陽光の差し込む寝室。
巨大なベットで微睡む真由美は、日差しの中、ゆっくりと覚醒していった。
そして、次第に状況を確認し、まさに悲鳴を上げずにはいられなかった。
「あぁっ、佐和子、、佐和子ぉっ!!、お、起きて下さい、、お願いでございます、起きて、、、」
全裸で横たわる自分の傍らには、同じく全裸で寝ている少女達がいた。
それを懸命にゆり起こす真由美の脳裏には、ドス黒いまでの絶望感が広がりつつある。

「んんーーーっ、、なによぉ、、もぉ、朝なのぉ、、」
「んーーーーっ、、眠ーーーい、、まだ寝てるぅぅ、、」
そんな寝ぼけ眼の少女達に説明をする真由美だが、動転のあまりろくに言葉が出てこない。
「あぁ、起きて、佐和子が、、佐和子が、、、」

そして、少女達も次第に事態を把握し始める。
「あぁ、そっかぁ、、昨夜、あのまま、寝ちゃったんだぁ、、、」
「あぁ、佐和子ぉ、、んーーっ、、迎えにいくんだっけぇ、、」
「そぉです、佐和子が、佐和子は、あぁ、、佐和子、、、」
あんな山中に1人残してしまった娘を思い、気も狂わんばかりの真由美であったが、それを逆撫でする様な
事を言う少女達。

「うふ、だって昨夜の真由美、とっても激しいんだもの、疲れて寝ちゃうわよ。」
「今更、しょうがないわ。ちゃんと迎えに行くから心配しないで。」
「あぁ、、だって、だって、、、」
そうなのだ、昨晩自分は少女達からの激しいレズ攻撃を受け、何度も絶頂を迎えたあげく、悶絶同然に
失神してしまったのだった。

そして、ようやくノロノロと起き上がり、ノンビリ支度を始める少女達をもどかしげに見守る真由美。
「あぁ、お願いでございます、急いで、、あぁ、急いで下さい、、」
しかし、いっこうに急ごうとしない2人は、真由美をからかうかの様である。
「うっるさいわねぇっ、、、お前だってグースカ寝てたでしょ。」
「これ以上言うともっと遅くするからね、さっさと食事の支度して。」

それを言われると何も言い返せない真由美。
「そ、、それは、、それは、、、」
確かに少女達からイカされたのも事実であるのだが、やはりなによりは暖かなフカフカのベットの寝心地で
あろう。
それは廃屋での煎餅布団などとは比較にならぬ心地よさであり、不覚にも熟睡してしまったのだ。
それを指摘された真由美は、ガックリと肩を落としスゴスゴと言われるまま、食事の準備をするしか無かった。

そして、ようやくにも準備が終わり出掛ける寸前に、何事か囁き会う2人。
「ねぇ、お母様ぁ、、ちょっとこちらへ来て下さる、、、」
「え、、えぇっ、、な、、なに、、あ、、あぁっ、、」
「まぁ、まぁ、、ほら、ひさしぶりでしょ、、、うふふふ、、、」

なんと洗面台の前へ強引に連れてこられた真由美に向け、簡単ではあるがメイクを施す2人。
髪をブローし、ファンデーションとアイライン、リップくらいのナチュラルメイクであるが、
それだけで、素材のすばらしい真由美の美貌はまさに輝く様である。
「ほら、できあがり、、さぁ、出かけましょ。」
そうして、ようやくにも廃村に向け、出掛ける一行であった。

やがて山中の廃村に到着した車。
するとそれに気付いた佐和子が、まさに転がる様に廃屋から出て来る。
その娘に気付いた真由美を強引に車内に押し止どめた少女達は、ゆっくりと車外へ出て行く。
そして、立ちすくむ佐和子に近づいたと思うと、いきなり激しい往復ピンタを浴びせる由佳。

ヒッヒッ と悲鳴を上げる佐和子を激しく罵る少女たち。
「うるさい、くさい、寄るな、この乞食女。」
「役立たず、能無し、垢まみれ、ホームレス、」
まさに思いつく限りの罵詈雑言をここぞとばかりに佐和子に向ける2人。

「あぁぁぁっっ、、、そ、そんな、、ひどい、、ひどい、わ、、、あんまりだわ、、」
口汚く罵られ、罵倒される度、佐和子の心は折れて行く。
惨めさのあまり、しまいにはだらしなく地面に座り込み、両手で顔を覆い、泣き始めてしまう佐和子。
そこに、かつての学園の女帝の姿は微塵も無かった。
1人のウス汚れた全裸の少女がいるだけであった。

そのあまりに惨めな姿に、まさに胸のすく思いの2人はゆっくりとかつてのクラスメートを見下ろし、
こう告げる。
「うふふふ、頼むなら、頼み方があるでしょう、、乞食女の佐和子さん、、、」
その言葉に、もはや自尊心のかけらさえ失った佐和子は平伏するしかなかった。
恥も外聞もなく、少女たちに土下座をして哀訴を繰り返す佐和子。
「お願いです、許して下さい、どうか、佐和子を許して下さい。」
『許して、許して』と、もはや痴呆の様に、ひたすら同じ言葉を繰り返す佐和子。

そして、それを見下ろす2人、ゆっくりと宣告する。
「じゃぁ、今度こそ、あれ、やれる様になるわね、、」
「判りました、どうか、判りましたから、許して下さい、、、」
必死に哀願する佐和子。

そして、ようやく車内から出ることを許された真由美が出て来たのだが、
それを佐和子の心に止めをさす様なものであった。
入浴をすませただけではない、、、メイクさえ施され、まさに匂い立つ様に復活して
美女となった母を見た佐和子は、もはや号泣するしか無かった。
昨日まで、同じ様にウス汚れていた母、真由美はいまや香しい匂いと共、絶世の美女となってそこにいる。

ただ、自分1人だけが、プンプンと体臭も臭く、髪もゴワゴワのぼさぼさで残されてしまっている、、、
それは18歳の少女には、あまりに苛酷な現実であった。

それに気づいた真由美は、自分のしでかした行為の罪深さに、思わず娘に駆け寄ろうとするが、それは
和美達に止められてしまう。
そして、真由美を制止した和美達はゆっくりと佐和子に声を掛ける。
「ほら、佐和子、お母様があんたを心配してるわよ、何か言うことはないの?」

そんな言葉に、すっかり負け犬となってしまった佐和子は虚ろな目を少女たちや母親に向け、こう宣言する。
「皆様、佐和子が間違っておりました、、佐和子も心を入れ替え、ちゃんとお○ンコ芸、、お○ンコでの
 卵割りをお母様に教わって会得致します。どうか、許して下さい。」
「あぁ、佐和子、、ご、ごめんさい、、ごめんなさい、、佐和子、、」
過ちに気づき、懸命に謝罪する真由美にも気づかず、ひたすら繰り返す佐和子のせりふ。
「佐和子はお○ンコ芸を覚えます」「許して下さい。」
その娘の不憫さに、涙を抑え切れぬ真由美であった。

やがて、ようやく溜飲が下がったのか、佐和子にもキャンピングカーでのシャワーが許された。
そして、簡単な食事を佐和子へ与えると、新たな卵も与え、再び去って行く和美達。

後には、虚ろな目をした佐和子と、そんな娘をひたすら案じるせつない母、真由美だけが残されるのだった。


その後05-07へ

その後05-09へ
田沼先生の世界Topへ
Topへ