最終章 3-4


こちらを見る2人の視線に耐えられず、思わず逃げる様にその場を後にして室内へと進む真佐美。
背後から聞こえてくる湿った音の正体は、いよいよ濃密さを増していく真由美の生フェラであろう。

だが、いったい今の真佐美に何が出来るのであろうか。
全てを監視され、当の真由美達はもはや肉欲に溺れる淫獣同然、、、、

このまま、現実逃避して、例えばベッドの中にでも逃げ込みたい真佐美であったが、
そんな、まるでニートか引きこもりの様な行動など、全てを見られていると知っていては、
みっともなくて出来る筈もない。

だが、結局、真佐美の選択した行動もまた、ある意味現実逃避に近い物でしかなかった。
玄関から聞こえてくる湿った音を無視し、ふらふらと自室に入った真佐美は、
そのままノロノロと一人部屋着に着替えたかと思うと、
「、、、、あぁ、、そうね、、、食事の準備もしないと、、、、3人分なんか、、あるかしら、、、、」
と呟いて、台所へと向かう。

幸い、理事長職の激務により、不規則になりがちな真佐美の食事時間に対応するべく、
冷凍食材が豊富にストックしてあった冷蔵庫は、余裕で3人分の食事も準備出来た。

だが、その準備出来た食卓を前に、動きを止めずにはいられない真佐美。
このままの流れでいけば、真由美達を呼ぶのが当然なのであるが、、、、、
そういえば、先程、玄関でいきなり声が掛けられてから、少女達の嘲笑に等しい言葉は聞こえてこない。
ひょっとしたら監視に飽きて今は誰も見ていないのではないか。
いくらなんでも、四六時中監視し続ける事など、現実的には不可能ではないか。
もし、誰も見ていないなら、このまま、例えば自分だけ食事をして寝てしまっても、、、
真由美達にも声だけでも掛ければ、別に命令に逆らった事にはならない。

だが、そんな甘い真佐美の予測など、あっさりと覆す様に、すかさずどこからともなく再び声が聞こえてきた。

『あらあら、せっかく美味しそうなご飯が出来たのに、うふ、早く呼んできたら良いのに。』
『うふふふ、真由美達も、きっとお腹空かせているわよ。』
まさに全てを見透すかの様な少女達の言葉に、甘い願望を砕かれた真佐美が、
悔しげに唇を噛み締めただけで、反論せず、そのまま玄関へと向かったのは、せめてもの真佐美の意地であろう。

だが、玄関へと通じる廊下の扉を開いた途端、飛び込んできた光景には、さすがに愕然とするしかなかった。

思えば、この自分を淫らな地獄へと突き落とすした全ての始まりは、この真由美母子の
近親相姦プレイの生写真であったのだ、、、、、、、

そして、写真どころか、今まさに眼前で行われている、血の繋がった実の母子での
近親相姦プレイを見て、どこか虚ろになってしまった真佐美の脳裏にチラリとそんな事が浮かんでは消えていく。

そう、そこではまさに自分達が実の母子であるなど、完全に忘れてしまったかの様な
濃厚な熟女と少年(?)の性の営みが繰り広げられていたのだ。

「あっあっあっ、昭夫、昭夫、昭夫、イクわ、イクの、ママ、昭夫ので、、イっちゃうわ、、、」
「はぁはぁはぁはぁ、、気持ち良い、気持ち良いよぉ、、ママの、ママのお○ンコ、お○ンコぉぉぉ、、、」
、、、、いまや、真由美はだらしなく上半身を床上に投げ出して、高々と尻を背後に突き上げるポーズをとり、
そして、その逞しい生尻を抱えて昭夫が、夢中になって腰を振ってその中心を貫いて犯し続けている。
まさに畜生に相応しい、獣のポーズで交わる実の母子を直視出来ず、瞳を反らして声を掛ける真佐美。

「、、、、あ、、あなた達、、食事の用意が出来たわよ、、、、」
「、、、、は、、、は、ぃ、、お母様、、、、今、行きますわ、、、」
「、、は、ぃ、、真佐美ママ、、、、」
なんと言うシュールな光景であろう、、、、、、
先程、自分を睨んだ事など無かった様に、礼儀正しい返答を返す真由美。
そして、それは、とても祖母には見えぬ若々しさの真佐美への呼び名を使って呼ぶ昭夫の
『真佐美ママ』と言う声も昔同様である。
だが、ひたすら聞こえてくる、繰り返される湿った摩擦音は2人がシている事を
なによりも如実に現している。

そして、その情けなさ過ぎる現実から逃れる様に、声だけ掛けた真佐美は、
ダイニングへと戻るのであったが、その数刻後に食卓に現れた母子を見たときには、
さすがに眼を疑わずにはいられなかった。

「あっあっ、あっあっ、はぉっ、す、ス、ゴ、だ、ダメ、ダメッ!!」
ろくに言葉にならぬ声を上げる真由美は、すっくと立ち上がった姿勢の昭夫に抱えられ、
いわゆる駅弁ファックの状態で犯されていたのだ。

まさに愛しい恋人を抱擁するかの様に、真由美は自分の両腕を昭夫の
首に絡ませ、硬く抱き締めており、昭夫はムッチリした真由美の太股を抱えながら、
時折真由美を突き上げている。
更には、抱えた真由美を持ち上げたかと思うと、次の瞬間には力を抜いてしまう。
当然であるが、そのまま真由美の身体は自身を貫く昭夫の肉棒の上に落ちる事となり、
その度毎に、まさに全身を串刺しにでもされた錯覚でも起こす程に胎内深くまで犯されてしまい、
ヒィヒィと悶え泣くしかない真由美であった。

そして、呆然と見つめる真佐美を他所に、真由美と繋がったまま食卓へ近付いた昭夫は、
そのまま席に座ったかと思うと、なんとそのまま食事を始めてしまうではないか。

もはや声もなく見つめる事しか出来ぬ真佐美の眼前で、眼前の真由美を挟み、
器用に食事をする昭夫であったが、未だその剛直に貫かれたままの真由美は、
虚ろな瞳を虚空に向け、痴呆の様な表情で、だらしなく半開いた唇の端からは、
無様にも涎すら垂れ流している。

すると、その半開きの唇へ、自らの口を近付けた昭夫は、なんとそのまま、
自身の口中にある、咀嚼済みの食べ物を重ねた唇を交わし、流し込むではないか。
文字通り、口移しで食事までさせてくれる昭夫に貫かれた真由美の表情は、
まさに桃源郷でもさ迷っているかの様に、恍惚としか言い得ぬ風であり、
間違いなく、『女の悦び』に輝いているのだった。

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