2-07

そんな、まさに寸暇を惜しんでの性交の日々が続いていく。
そして、それは単に真佐美の子宮にアキ子こと昭夫の精液、精子が注がれ続けると言う事だけではない。
もはや、身も心もアキ子に依存してしまった真佐美にとり、それはまさに心の底から満たされて行く日々であった。

逞しいモノで貫かれ、絶頂を味わい、桃源郷を彷徨うかの様な夢見心地の中、溢れんばかりに胎内奥深くに
注がれて行く多量の精液、、、、、

真佐美の淫肉は、その自分を貫いている熱い剛直を愛しげに絡み付き、子宮は注がれる精液の全てを
飲み干し、それを胎内深く取り入れるべく、いつまでも内部に保ち続ける、、、、
そして、その全てを自覚している真佐美自身、激しい充足感を感じずにはいられなかった、、、

そして、、、、、やはり、その満たされていると言う精神的な満足感がカギだったのだろうか、、、、、、

一つの奇跡、、、、いや、、悲劇が起きようとしていた、、、、、

いつもの如く、自宅での早朝、、排卵日からの日数を計算し、市販の妊娠検査薬と共にトイレに入る真佐美。

チュッ、、ジュロ、ジュボボボボボ、、、、、、、、
「、、、、、、、、?、、、、、、??、、、、、???、、、、、、、!?!?!?、、、、!!!!」

最初は勿論、見間違いだと思った、、、、、、、、、
自分はもぅ50代なのだ、、、、、ありえない、、、、ありえるはずがない、、、、、と、、、、、、
しかし、、、、、、、、何度見ても、、、、、、、

検査薬の判定マークにくっきりと浮かび上がるのは何度見直しても見間違いはない、、『陽性』、、、、、

その運命の瞬間、、、、真佐美の中に浮かび上がったものはなんであろうか、、、、、、、、
後悔、、、、困惑、、、、、、、いや、、、、それは間違いなく、、、、、ただ、、、歓喜だけであった、、、
『あぁ、、、あぁぁぁっっっっ、、、、、、』
真佐美の大きな瞳が見る間に潤むと、あっと言う間に零れ落ちる大粒の涙、、、、、

ポロポロと零れる滴が頬を濡らし始め、ようやく自分が泣いている事に気付いた真佐美、、、、
『、、、涙、、、わ、、わたし、、泣いてる、、の、、、なんで、、、だって、、で、も、、、あぁぁ、、』
もちろん、如何に若々しい美貌を誇っていたとしても、真佐美はもはや『少女』ではない、、、、
それなりに、、どころか管理職、経営者として長年、社会人経験も積み、なによりも経産婦である。
自分の置かれている状況も、把握している、、、、つもりであった、、、、

だが、、、、、だが、、、、、自分の中に、再び新たな命の芽生えを知らされた瞬間から、、、、、
もはや、その全てが真佐美の中で意味を失っていってしまったのである、、、、、、
この『命』、、自分と、自分にまさに文字どおり溢れんばかりに愛情(精液?)を注いでくれたアキ子との
間の命の結晶、、、、、、

これを育み続ける事以外、もはや真佐美の脳裏には何も無かったのである、、、、

今まで自分が受けてきた、あまりにも惨めで無様な被虐の日々、、、、、
人として、、女としての数々の辱め、、、、
何度、これが悪い夢であったならばと思い詰めたことか、、、、、、
こんな日々が続くのであれば、、、、いっそ、、、と、何度覚悟を決めようとしたことか、、、、、

だが、それの日々も、、、、この瞬間を向かえる為であったならば、、、、、、、
納得、、どころか、許せる、、、受け入れられるとまでも考えてしまう真佐美、、、、、、

そして、、、
『、、う、浮かれてばかりでは、、ダメよ、真佐美、、まず、、まずは、そ、そぅ、お医者様へ、、、』

、、、、、50代の未亡人である独り身の自分、、、しかも高校の理事長職にある自分が、よりにもよって
生徒(と、未だ真佐美は重い込まされたまま)との間の子を孕むなど、、、、、、
それがいかに深刻な事態であるか、、、、、、、『浮かれてはいけない』と自身を叱咤しながらも、
次に浮かんだのはその『懐妊』の確認の為の産婦人科通いとは、、、、、、

やはり、もはや取り返しのつかぬところまで、浮かれてしまっている真佐美であった。

そして、遂に産婦人科でも『おめでとうございます。』のお言葉を戴いてしまった真佐美は、まさに天にも
昇るが如き気持ちになるのを自分でも抑える事が出来なかった。

なんとか、夢見心地のまま、学園に戻った真佐美であるが、幸い(?)にもここの所の(人知れぬ)淫行三昧の
日々のせいか、芒洋とした表情で、ふらふらと頼りなく廊下を歩いていても、さほど目立たぬ様である。

なんとか、理事長室に戻り、隣室へと赴く真佐美。
すると、もはや日常茶飯事、日課にまでなっている交尾の為にアキ子が当然の如く既に全裸に全頭マスクと
言う、変質者同然の姿で待ち受けている。
だが、いつもなら、そんなアキ子の準備万端な股間に膝まづく真佐美が、なぜだか躊躇しているではないか。

そして、怪訝に思ったアキ子が真佐美の表情を伺うと、、、、、そこにはまさに輝く様な明るくほほ笑む
美貌の熟女の笑顔があるではないか。
浅ましい肉欲に溺れて快感に悦ぶ笑顔とは全く違うその笑み、、、、、、、
その様子に、何か普段とは違うものを感じ、思わず戸惑うアキ子であるが、そんな美少女(?)に近付いた
真佐美は、ゆっくりと口を開きながらこう告げたのだった。

「今日、お医者さんに行って来たわ、、、そうしたら、、、、、、『おめでとうございます』って、、、、」
そして、アキ子の身体を抱き締めながら、目を閉じてそっと唇を差し出す真佐美。

そんな真佐美に応じて、優しく抱き締めながら唇を重ね、長い長い口づけを交わす二人、、、、、
だが、うっとりと瞳を閉じる真佐美は、そっと背中を撫でてくれるアキ子の優しさにまさに夢見心地で
あるものの、それとは対称的にまさに『絶望』としか言いようの無い表情を浮かべていたのであるが、
それは幸い(?)にも、その美貌を覆う全頭マスクで誰にも気付かれずにいた。

また、、、また、、妊娠させてしまった、、、、、、、
しかも、、、自分の祖母、、、母である真由美のその母、、真佐美までも、、、、、
いかに、もはや絶対に抗い様の無い立場に堕とされ、命令されたとはいえ、、、、、
肉親を、、、近親を、、孕ませてしまったのだ、、、、、、、

そんな『罪の子』をまた作ってしまった自分の惨めさに呆然とするアキ子であったが、長い口づけの後、
そっと唇を離し、そのアキ子の瞳を覗き込んだ真佐美は、そこに浮かぶ逡巡の色を勘違いし、年長者らしい
落ち着いた声ながら、きっぱりと宣言するのであった。

「大丈夫よ、安心して、アキ子さん、、、大丈夫、、絶対にこの子は産んでみせる、そして守ってみせるわ。」
「あの子達、、うぅん、校長先生に何を言われても、いぇ、何をされても、もぅ、平気、よ、、平気なの、、」
まさに『母を強し』とでも言ったところであろうか、、、、、、、
「一人でも、必ず『この子』を産みます、そして、、必ず立派に育ててみせるわ、、、、」

そして、そこまで優しげに、しかし毅然と告げた真佐美であったが、そこから一転して頬を染めながら小さく
呟き、そっと膝まづく。
「、、、だから、、だから、、しばらくは、お口だけで、、我慢してね、、、、、」

そう言うとその淑やかな美貌に似合わぬほどに大きく唇を開き、パックリとアキ子の巨根を咥える真佐美。
そして、自分に幸せを与えてくれた若さの象徴にうっとりと舌先を絡め、嘗めしゃぶる真佐美であるが、
その真佐美の返事のあまりと言えばあまりな内容に、アキ子は愕然とするしかなかった、、、、

『あぁぁ、違うの、違うのよ、『真佐美ママ』私は、、アキ子じゃない、昭夫、あなたの娘、真由美の子供の
 昭夫なの、、、だから、、この子は、、、この子は、、、、』

、、、言えない、、、、、もちろん、自らそれらの事を口にする事は絶対に禁じられているアキ子であるが、
たとえ、その命令が無くとも、、、、言えない、、、言える訳が無いではないか、、、、

愛しい男性(?)との間に新たな命を身籠もると言う、女性として幸せの絶頂にいる。と思い込んでいる
真佐美に、、、いったいどうすれば言えると言うのだ、、、
その子供が禁忌を犯して授かってしまった『罪の子』だなんて、、、、、

だが、、もはや、、どうしようもない、、、本当にすべて、どうしようもないと思うしかないではないか、、、
これが、自分の、自分たち家族の運命なのだから、、、、、、

そんな哀しい諦観の思いに包まれたアキ子は、絶妙な口技で恋人(?)を愛撫する真佐美のテクニックに、
次第に腰までもが痺れる様な快感を味わいながら、いつしか自分の股ぐらに食らいつく美貌の熟女の
緑の黒髪をそっと撫でながら、卑猥に腰を振り始めて行った。

やがて、くぐもったウメキ声と共に、激しくも大量の射精を真佐美の喉奥深く、迸らせたアキ子。
勿論、たった一発で絶倫美少女(?)が萎える筈も無く、なんども精を真佐美に放つのであるが、その
全てを果敢にも飲み干した真佐美。

やがて、思いが済んだのか、そっと真佐美がアキ子が離れると、それがいつもの合図であると気付いた
真佐美が隣室の理事長室へと戻る。
  (アキ子自身はその控え室から別のドアでそっと校内へ戻る。と言うのがルール(?)なのである。)

『大丈夫、絶対に大丈夫、、、』
そして、そんな別れの際、そう言わんばかりの決意の表情でアキ子を見つめた真佐美の決心の深さが、
アキ子の内心の切なさ、空しさを一層募らせてしまったのは言うまでもない事であった。

もちろん、今や、自分の上司、それもまさに文字どおり公私に渡り、あらゆる面で支配している校長の
山田女史にも伝える真佐美。

内心の脅えを隠しながらも、懸命に勇気を奮い起こし、毅然と懐妊の報告をする真佐美。
『ご命令どおり、アキ子さんとの間で、赤ちゃんを身籠もりましたわ、、』
それが、まさかにも実の孫との間で出来た子供であるなどと、未だ夢にも思わぬであろう真佐美の、
決意に満ちた美貌。

それは、連日の性交、心身ともに文字どおり完璧なまでに満ち足りた日々を送っている証拠であろうか、
とても50代になるとは思えぬ程に、素肌はツヤツヤと輝き、若々しい限りであった。

だが、それを見つめる校長は、その真実を言い出したい欲望を抑えるのに懸命であったなど、まさに
真佐美は知る由も無い。

ただ、そっけ無く、
『あ、それはおめでとうございます、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごし下さいね、今、急がしいので。』
と、まさに木で鼻を括るが如き対応で、そそくさと校長室から出掛けてしまう校長であった。

それは勿論、これ以上同じ部屋にいたら、校長はこれ以上真実をしゃべらずにいる自信がなかったからである。
そして、さして用も無いのに校長室を出た山田女史であったが、その顔は歪んだ笑いが浮かぶのを、堪える
事は出来なかった。

それは、そうであろう、、、遂に、、遂に、あの理事長が、、、謹厳実直であり、聖人君子の如く、
学園の生徒達は言うに及ばず、教職員も、心の底から慕われ、愛されている、アラフィフでセレブなマダムの
あの未亡人が、、、、、、、、

身籠もったのである、、、、しかも、、自分の実の孫との間の子供を、、、、
禁忌を犯す、、、どころではない、、人倫に悖る、、、まさに畜生以下の行為ではないか、、、、、

だが、、、まだだ、、、まだ、、安心(?)は出来ない、、、、、
真佐美にはこのまま、出産を、、、それも劇的な出産をしてもらわねばならぬのだ、、、、、

その為には、、、、ツカツカと校内をあてどもなく歩きつつ、思案を巡らせる校長。
今や、真佐美・アキ子ペアに関しては、いつのまにかすっかり少女たちより主導権を持っている校長は、
その歪んだ復讐(?)を完結させるべく、行動を開始した。

まずは、なによりも真佐美の様態の確認であろう。
当然の如く、真佐美の通う産婦人科は少女たちの親の病院からの繋がりで、守秘義務もなんのその、
その個人情報どころか、真佐美の女体の把握されている事、すべて校長へ筒抜けなのである。

そこで間違い様の無い医師からの確証を自宅で受けた校長は、まさに誰憚る事無く、小躍りして喜んだ。

次にはやはりアキ子への今後の指示であろう。
もはや、すべてを奪われ、少女たちや自分の単なる責め道具にしか過ぎぬアキ子ではあるし、間違っても
逆らうなどとは万が一にもありはしないが、やはり、念には念を入れ説得と言う名の脅迫をしておく。

『もし、妙なコトをしたら、お前だけではない、真佐美、真由美、佐和子、そして新たな命、、、』
そこまで言われるまでも無いのだが、改めて自分達家族がいかに惨めな立場に堕とされたかを再確認せざるを
得ないアキ子は、一人涙しながらも従うしかなかった。

そして、アキ子は、真佐美との『逢い引き』の回数や度合い(?)等が厳しく制限される事となった。
具体的には、安定期に入るまでは、極力刺激を抑えるため、性交は禁止。
しかし、もはや骨の髄までM気質へと代えられてしまった真佐美の精神には、適度な刺激も必要であろうと
時折、真佐美の濃厚なフェラチオ口撃で溢れる勢力を発散してもらえるアキ子であった。

日常業務に関しては、既に校長が実質的に学園頻っている為、全く問題はなく、今や、真佐美は、定期的な
運動、そして濃厚な男性ホルモンを飲む為だけに、学園に来ている様なものであったのだ。

そして始まった、束の間ではあるが安息(?)の日々が真佐美に訪れる、、、、、、、、
かつて感じた事のある、自らの胎内に感じた新たな命の胎動を思いだし、まさに感慨溢れる真佐美、、、

一人、自宅で過ごす時は孤独を感じぬ訳ではないが、それも学園を訪れ、アキ子との秘められた逢い引き(?)の
際、優しく抱き締められ、その激しく逞しい怒張を口に含み、まさにむせ返る様に濃厚な牡のエキスを
飲ませて戴けるだけで、もはや他には何もいらないとまで思ってしまう真佐美であった。

やはり、なによりもそんな精神の安定(?)が大切であったのだろうか、、、、、、、

その真佐美の年齢にも拘わらず、まさにすくすくと胎内で育まれる新たな命、、、、、
そして、、、、、当然であるが、、、、、、次第に膨らんでいく、、、、、真佐美の、、、、腹部、、、、

もちろん、、、、その事に喜びを感じる真佐美である、、、、、、であるのだが、、、、、、
それと同時に生徒や他の教職員の間に高まる噂に焦りも覚える真佐美。

とうぜんであろう、、、、、、、、次第に代わって行くそのボディラインにも拘わらず、それらしい服装への
変更はガンとして許されぬままなのだ、、、、つまり、ほっそりとした当初の体系にフィットしたスーツ姿で、
未だ出勤し続けている真佐美なのだ。

もはや、見間違いの無いほどに、ふっくらと不自然なほどに、膨らみ始めた腹部、、、、、、、
その姿で、自宅や通勤途中はまだしも、学園の中を歩くのであるから、噂にならぬ筈が無い、、、、、

物陰から見つめ、ヒソヒソと噂話をするもの、、、不自然な素振りで見て見ぬ振りをするもの、、、
あからさまに嫌悪の視線を向けるもの、、、、そうなのだ、この数カ月のその行動のあまりの変貌により、
かつては、まさに学園内のほぼ全ての生徒達から憧憬の眼差しを向けられていた真佐美は、もはやそんな
存在からは見事な程にすべり堕ちていたのである。

まさにこれまで、その人生の中で感じたことの無い、『蔑む』視線を受けてしまった真佐美。
それも、学園の生徒達、、、、ほんの僅か前まで、暖かい尊敬の眼差しを向けていた生徒達から、、、、、

愛する人(?)との間に子供を授かった、、、、、、自分は間違っていない、、、、、、
そう、自分に言い聞かせる真佐美であるが、、、、、、、、、次第に不穏になっていく校内の雰囲気は
もはや無視出来る限界に近付きつつあった。

それを抑えているのは、意外、と言うか、やはり校長の山田女史であったのは言うまでもない。
生徒や教職員達の『真相の公表』と突き上げられる度に、『失礼ながら、理事長先生の御年でありえない』
とか、『プライベート』とか『微妙な問題』であるなどとお茶を濁して来た校長。

勿論それは真佐美の懐妊がはっきりと安定期に入るまでの時間稼ぎに他ならない行動であったのだが、
『必ず自分が確認し、理事長先生自ら説明させるから。』と約束するその姿は、まさにはた目には、
『なんとか穏便に事態を収拾しようと苦悩する校長』と写るのを計算にいれてもいたのは言うまでもない。

そして、、、、、、学園は、、、、その運命の日を向かえた、、、、、、、、




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