ラスト−2

何度目かの奇妙な沈黙の支配する理事長室。
刻々と絶望感に支配されていく真佐美に、まさに止めとなるであろう新たな参入者とは、、、、、

ガチャッと、軽快な音と共に、再び戻った少女たち。
もはや、これ以上の楽しみはありえ無い。とばかりに満面の笑みを浮かべ室内、それも未だMの字開脚で
秘奥に器具を挿入されたままの無残な真佐美を見つめる。

「うふ、欲求不満の理事長先生へのプレゼントは、、、、じゃぁーーん、、こんな人でぇーーすぅぅっ!!」
その言葉に、まさに恐怖に瞳を吊り上げ、顔を引きつらせて入り口を凝視する真佐美。

そして、そんな視線の先、オドオドと入室してきたのは、、、、、、
「ムゥーーーッ!!、、ンンンンーーーーーーッッッ!!、、、、、!?、、、、!!」
誰であろうが、これほど女として無様な姿を、これ以上多くの人に見られてしまうのを恐れる真佐美が
拘束された身体を必死に動かそうとして抗うが、それもその侵入者に気付いた瞬間、思わず硬直してしまう。

それほどに、新たに連行されて来た侵入者は真佐美の度肝を抜くほどのモノであったのだ。

最初に相手を見定めるべく、顔を見たのだが真佐美が使っていたの以上に完全に頭部を覆う全頭マスクは
完璧に頭部を覆い隠し、髪の毛すら全く見えず、ほんの僅かに瞳と鼻の穴そして、口元だけしか見えていない。

全体的にほっそりと華奢な身体付きでありながらも、女性的な柔らかな線に包まれた姿態は若々しさと共に
これから開花するであろう瑞々しい若者特有のものを持ち、それでありながら平均的サイズ以上に発達している
豊かなバストは、果たしてこれからいったいどれほどの巨乳になるのであろうかと心配になるほどに豊かな
ものであった。

だが、なによりも真佐美の度肝を抜いたのは、その少女の股間であった、、、、、、
本来であれば、年齢に相応しい若草の陰り、もしくは女の割れ目があるべき箇所、、、、、
そこにはなんと、これまた平均以上、、、どころか、真佐美がこれまで目にした事の無い程のまさに
化け物地味た巨大な肉竿が、隆々と聳え勃っていたのであった。

しかも、それはどうやらかなり使い込まれた傑物なのであろう。

見事なほどに陰水焼けしたイチモツは黒々としており、雪の如き真っ白なその華奢な身体とは全くの別人の
モノの様であり、更には不自然なゴツゴツが明らかに見て取れるのは、おそらくシリコン玉の様なものを
肉竿に埋め込んでいるに違いなかった。

そして、その美少女あるいは美少年のあまりに異様な姿に、まさに目を剥いて驚く真佐美に対して、
更には驚くべき内容の報告をする少女たち。

どうやら、その人物は少年らしい、、、、しかも、なんと真佐美の学校の生徒であると言うのだ。
そして、身体は男子でありながら、、、、、心は少女のいわゆる性同一障害であり、そのため、
身体と心の葛藤を抑えるべく、投薬及び外科的処方でその様な見事な位に女性的な体型を得たそうなのである。

だが、、、、だが、、、それならば、、その股間のモノは、いったいどう言うことなのだ、、、、
仮にも真佐美とて、教育者の端くれ、、、今は訳あって(?)無様な姿を晒してはいるが、その不自然さは
あまりにもであろう、、、、、、

だが、そんな真佐美の疑問を感じたのか、更には驚くべき事を告げる少女たち。

なんと、その少年(?)は真佐美を密かに憧れていたそうなのである。
そして、悲しい(?)かな、そんな真佐美は密かにではあるが、既に別の少年との淫行に溺れていると
知ってからは、双乳の形成と同時に、股間への改造さえ行ってしまったと言うのである、、、、、

それも、ただ、真佐美に気に入ってもらいたい、、が為だけに、、、、、、

そして、、、、、、いよいよ、その恐るべき本題に移る少女たち。

「うふふ、凄いわよね、、『熟女マニア』って、、、自分の身体まで、コんなにしちゃうなんて、、、」
「ねぇ、、理事長先生、、この子、、理事長先生とヤりたくて、ヤりたくて、もう、我慢の限界みたいよ。」
「んーっ、でもぉ、理事長先生もぉ、満更でも無いみたいねぇ、、、うふふふ、、、」

そうなのだ、、、そもそも、淫らな肉欲に負け、逞しく若々しい肉竿を求めてこの場所に来た真由美は、
目の前に聳える、とてつもない巨根とそこから発せられるプンプンとした男性フェロモンにもはや、
浅ましい欲望を抑え切れず、無残にMの字開脚で拡げられた陰部からはトロトロと、床さえ濡らす程の
多量の愛液が滴り流れ始めていたのだ。

そして、そんな真佐美の心を侵食していく少女たちのせりふの数々、、、、
「それにぃ、、この子、本物の『超熟女マニア』うぅん、『真佐美マニア』だからぁぁ、、」
「うんっ、そぉそぉ、間違ってもどこかの誰かさんみたいに『バ○さん』なんて言わないわよ、、」
「ただぁ、、ちょっと条件があるのよぉ、、、」
「ほら、この子、基本的に心は『女の子』でしょ、、、、だから、、コレ、ホントは取りたいんだって、、」
「でもぉ、真佐美先生も大好きでぇ、、、、ホントに大好きでぇ、、、」
「だからね、、、コレ、取る前にどうしても大好きな真佐美先生を妊娠させたいんだって。」

唐突に、そして再び告げられた『妊娠』の単語に、先程までの恐怖を思い出し拘束された身体を
引きつらせる真佐美。

ここまでの極限の恐怖の連続、そしてあまりにも変わり果てたその姿で真佐美は、未だ気付かぬが
その少年(?)いや、ニューハーフ(以下、NH)、、、だれあろう、真佐美の実の孫、昭夫であったのだ。

そう、、、どうしても真佐美に対して、女性として、いや、人間として最低の恥辱を与えたい少女たちは
真佐美に昭夫のタネで妊娠させるつもりなのであった。

しかし、、、、、、当然であろうが、真佐美自身は、先程同様、そのあまりに苛酷な選択に戦いていた。
悲しいかな、自分は既に50の大台を向かえた独り身、、、、更に学園の理事長としての立場もある。
そんな自分が、、、例え、懐妊したとしても、、、、いったい、それを世間にどの様に説明出来るのか、、、、

そして、そんな真佐美に苛々したのか、遂にその究極の選択を迫る少女たち。

「さぁっ、理事長先生、どうします、こちらとこちら、どっちで『妊娠』しますかっ?」
手に持った受精道具と佇むNH美少女(?)のニ択を迫る和美、そして由佳、、、、、、、、、

もはや選択の余地はない、、、、、
例え、どちらにせよ、望まぬ妊娠であるのなら、、、、、せめて、自分を愛しいと言ってくれる少年の子を、、
そんな、あまりにも哀しい諦観の念に包まれた真佐美は、涙に濡れる瞳を少女たちに向け、小さく頷いた。

そう、、、、そして、、ある意味、一番苛酷な運命を選択してしまった真佐美であった、、、、、


last-1-02へ 


last-2-02へ 

田沼先生の世界Topへ

Topへ