7-3 終わりの始まり


もはや明確である自らの肉体の『老い』、、、、、、

そして、それへの恐怖に、少年から受けた仕打ちである、『二股』そして、『バァさん』呼ばわり等、
そんな些細(?)な事になど拘っている場合ではなくなってしまった真佐美。

だから、なぜか突然に復活した、久々の少年からの『哀願口調』の『ヤらせて下さい』メールを見ても、
『なぜ、急にそんなメールが来たのか?』などと言う、あまりにも当然の疑惑すら無理やりに心の片隅に
押し込め、震える指先でいつも通りに休日の旧校舎を指定してしまう。

更に、そんな返信メールを送ると共に思わず漏らしてしまった安堵のため息に哀しい女の『性』があった。

そして、久々に訪れた旧校舎内の保健室で、またあの狂おしい程の肉の悦びを想像し、一人胸の高鳴りを
抑え切れぬ真佐美。

いつもの様に正体がバレぬ様、全頭マスクを忘れずに装着した真佐美だが、そんな彼女の視界の片隅に
目を引くモノがある。

なにやら近寄って、それの正体に気付いた真佐美は、年甲斐も無く頬を染めてしまう。
それは男のモノを模った巨大バイブ、いわゆる男根の張り型ではないか。
多分、以前にここで少年と交わった際、相手が持ち込んだものの回収忘れて置き去られていたモノであろう。

だが、肉欲を求める身体の疼きがもはや限界であった真佐美は、思わずそれを手にとってしまう。
「、、あ、、あぁ、、す、スゴぃ、硬い、、、お、大きぃぃ、、、はぁぁぁっっっ、、、」
作り物であるのだから、硬いのは当たり前なのだが、もはや肉欲に狂い始めていた真佐美は、まるでそれが
本物であるかの様に、愛しげに指を絡めてしまう。

『、、、、だ、、ダメ、、よ、、そ、そんな恥知らずな、、まね、、そ、そんな、、、』
狂い始めた意識の片隅で、ほんの僅かに残された理性が小さな声を上げた、、、、かもしれない、、、、
だが、それをあっさりと消し去ってしまった欲情が、真佐美を本能のままの行動に走らせる。

「はぁぁっっ、、、、んぐっ、、んぐぐぐっっっ、、、んぁぁっっ、、、んちゅぅぅぅ、、、、」
些かの躊躇いも無く、それを口元に近付けた真佐美は、大きく口を開くとパックリとそれを咥え込み、
夢中になって嘗め回し、しゃぶり尽くし始める。

そして、だらし無く床にへたり込んだ姿勢のまま、もどかしげにショーツを脱ぎ去ると、股間の卑猥な肉の
割れ目にそれを当てると、一気に根元まで押し込んでしまう。

グチュゥゥゥッッッ!!
卑猥に濡れそぼった音と共に、あっさりとその極太の張り型を咥え込んでしまう真佐美の膣穴。
「ハァァァッッッ!!、い、イィィィッッッ!!ふ、太いのが、、硬いのが、、いぃ、イィわぁっっ!!」
そして、その張り型の齎す快感に溺れ、もはや我れを忘れて自分を貫き、エグり犯し抜く真佐美、、、、、、

そんな様子を冷たく見下ろすレンズの目があった事など、気付くはずも無く、夢中になって悦びに耽る
哀れな熟女であった、、、、、、、、

「アァッ、アッアッアッアッ!!ンンンーーーーッッッ!!」
浅ましい肉の悦びを夢中になって貪る真佐美は、いつしか衣服を全て脱ぎ去り、全くの全裸、
一糸纏わぬ素っ裸となって、一人、卑猥なオナニーショーを演じ続けている。

そんな狂乱状態の真佐美であるから、当然の如く、保健室のドアが開いた事になど気付く筈も無く、
いつの間にか現れた数人の人物が自分を冷たく見下ろしている事さえ、中々気付かなかったのだ。

そして、痴情に狂い、ピンクに染まった脳裏の中、虹色に歪む視界の済みの人影にようやく気付いても
それがようやく来てくれた少年である。と完全に思い込んでいた真佐美。

『あぁんんっ、、は、、はやくぅ、、ねぇ、、は、はやくぅぅ、、、、、!?、、、、??、、????』
だが、そんな肉欲に溺れる真佐美も、その人影が中々動かず、それどころかそれが一人ではない事など、
色に狂い、完璧にボケた頭でも、ようやく状況を理解し始めたのだが、、、、、、、

『!?、、!!??、、!!!!、、、ま、、ま、さか、、、、まさか、、、そ、、そんな、そんなぁっ!!』
もはや、見間違い、、そして気のせい等ではぜったいに無い、、、、、、、、
自分を冷たく見下ろす複数の女性の姿、、、、、、
それに気付いた真佐美は、先程まで彷徨っていた桃源郷の様な快楽の園から、一気に地獄の底へ落とされた
思いであった。

「ヒッ!!、ヒィィィィィッッッッ!!、、あ、あの、ち、違うの、あぁ、ゴ、ごめんなさい、あ、あの、、」
まさに壊れた笛の如く、カン高い悲鳴を上げた真佐美は、もう自分が何を言っているのかさえ、判らなかった。

ただ、今更、絶対に無理なのだが、とにかく自分の正体がバレる事だけは避けたい一心で、夢中になって
仰向けになり、更に顔面を両手で覆い隠し、懸命に発する作り声で必死に弁解をしようとする真佐美。

まぁ、、、、それも当然であろう、、、、白昼、使われぬ部屋とはいえ、学園内で堂々と全裸になって、
巨大バイブで夢中になってオナニーを続けていたのだ、、、、、それも、その学園の理事長が、、、、
しかも、それを他人に見られてしまっていたのだから、、、、、、

しかし、幸いにも(?)、まだ全頭マスクは外してはいない、、、、、、
だから、このまま素顔さえ、、、、、もし、、、、隠し続ける事が出来れば、、、、あるいは、、、、、

だが、そんな彼女の儚い希望をあっさりと打ち砕く冷たい声が掛けられたのはその時であった。

「、、、、、、ずいぶん、お楽しみですこと、、、、理事長先生、、、、、、」
「!!!!、、ち、違います、、、違いますっ!!、、違いますっっっ!!!」
『知られている、、、知られているわ、、なんで、、、なんでなの、、、あ、、あぁぁ、、、』
まさに心臓を鷲掴みにでもされた様なショックとはこのことであろうか、、、、

そして、その冷酷な指摘で動転している真佐美は、その声の主に、未だ気付かなかった。
その主は、そんな哀れな熟女に、親切にも自分の正体を教えてくれるのだが、、、、、、

「あの、ひょっとして、、まだ私の事、お気付きじゃありませんの?理事長先生、私、校長の山田ですわ。」
『まぁ、ご無理もありませんわよねぇ、、スゴくお楽しみの様ですし、、夢中な様ですから、、、、』
なにやらそんな言葉が続いている様であったが、、、、、、、

「ヒーーーーーーーッッ!!、、ヒィィィィィッッッッッ!!」
もはや、悲鳴を上げる事しか真佐美は出来なかった、、、、、
まさか、、、、最も見られたくない人物に見られてしまっていたのだ、、、、、
それも人として、、、いや、、、『女』として、もっとも無様なところを、、、、、

今や、必死になって顔を覆い隠し、蹲り続け、ただ、悲鳴を上げる事しか出来ぬ無様な年増女、、、、
現実逃避以外の何物でもない、そんな惨めな姿を冷たく見下ろす校長は、最早、露骨な軽蔑の眼差しを
隠そうともせずに、その惨めな上司へ向けたまま、傍らの人影に声を掛けた。

「まぁ、こんなところでは、、、そぅねぇ、、お話しも出来ませんわね、、、、場所を代えましょう、、、」
「私、、色々とお聞きしたい事がございますのよ、、理事長先生には、、、色々と、、、さっ、お願いね、、」

そう依頼された2人の人影は、嗜虐の喜びに瞳を輝かせ、無様に蹲る真佐美に近付くと、若さに任せて
その熟れ切った姿態を無理やりに引き起こし、立たせると、その耳元で囁いた。

「うふ、理事長先生、、お久しぶり、、、せっかくのお楽しみ、お邪魔して御免なさいね、、」
「でもぉ、、大丈夫ですわよぉ、これから、もぉっとぉ、色々と楽しいコト、始まりますからぁ、、うふふふ」

そぉ、それはこの惨劇(?)の全てを画策した、あの2人の悪魔少女、和美と由佳であったのは言うまでも無い。

そして、、、、、終わりが始まる、、、、、、、

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