03−01

「じゃぁ、ぼく、行ってきまぁーすぅ、、、」
「はぁーぃ、、遅くならないで帰ってくるのよぉっ!!」
休日の朝、朝食もそこそこに飛び出して行く二郎の背中に声を掛ける美咲。

「あれぇ、、今の二郎?、あの子、今日は休みの日だって言うのにもぉ出掛けちゃったのぉ?」
のんびり朝寝をしていた美里がリビングに入ると、そこには美咲しか残されてはいなかった。

「えぇ、そぉなの、最近、新しいお友達が出来た見たいで、今日はずっとその子の家で遊ぶんだって。」
「ふぅーーん、、、クラスの子?」
「えっ?、、えぇーーっと、、たぶん、そぉじゃないかしら、、、」
母である美咲らしからぬ、曖昧な返答に若干の違和感を覚えてしまう美里。

かつての母であるならば、自分たち子供の交友関係は十分すぎるくらいに把握しており、休みの日に出掛ける
相手の名前も必ず知っていたものだが、、、、、、

「あっ、美里、ごめんね、ママ、今日もパートなのよ、急にお休みをする人が居て、店長からどうしてもって」
「あぁ、、うんっ、、いぃわよ、ママ、、一人で勉強でもしているから、、いってらっしゃぃ。」
「うぅ、、朝食はもぅ、用意してあるし、、お昼は、、冷凍があるから、、ごめんね、、ほんと、、、、」
「うぅん、平気よ、、気にしないで、ママ、、、」
「じゃぁ、、ママ、、支度してるわね、、、」

そんな会話の後、いそいそと自室に戻り、お出掛け準備を始める美咲。
一人残された美里は、妙に受かれた様子で出掛ける準備をしようとする母に、これまた若干の違和感を覚える
ものの、さして気にもせず、用意された食事を取り始めたのである。
そのほんの数時間後、、、何が起きるかも知らずに、、、、、、、、、、

そして、一人胸踊らせながら目的地へと向かう二郎。
着いたのはあるマンションで、通い慣れた感じでチャイムを二郎が鳴らすと、果たして中から出迎えたのは,,,,
「おぉ、今日も来たなぁっ!!」
「うんっ、、こんにちわっ!!今日も来たよっ、、、」
躾に厳しい美咲の子供らしく、礼儀正しく挨拶する二郎であるが、その相手とは、、、、
「太郎兄ちゃんっ!!」

そぅ、、なんと美咲が言っていた『新しいお友達』とは、なんと今や、その美咲の恋人(?)、太郎だった。
もちろん、そんな事、美咲どころか美里にさえ未だ知られてはいない。

なんと、逆恨みが高じて美咲家族そのものを対象にしてしまった悪辣な師弟は、その手先になんと美咲の
実の息子、未だ小学生の二郎少年を選んでしまったのだ。

以前、美咲の近所に住んでいた際、更に幼かった二郎少年に偶然の再会を装って接触してきた太郎。
オタク知識をフル稼働して、お宝ゲームやアニメ攻撃で純真な少年を籠絡するのに、それほどの手間は
掛からなかった。

まして、二郎の家族は自分の他には美咲と美里、女性だけしかいないのだ。
そんな時に趣味を同じくする(?)年上の少年と友達になれた二郎は、それだけですっかりと太郎に
懐いている、、、どころか様々なゲームをあっさりとクリアしレアアイテムさえ自由自在な太郎を
今や尊敬さえしている二郎であったのだ。

そして、そんな二郎へジワジワとエロの洗礼を始めてしまった太郎。
およそ、少年にとって秘密の共有ほど、互いが親密になれる方法は無いであろう。
『ママやお姉ちゃんには絶対ナイショだぞ。』
『うんっ最近ママもお姉ちゃんもアニメなんてってうるさいんだ、、』
そんな会話の後に二郎が見せられたエロゲーやらエロアニメの数々。

当初は単純に真っ赤になって興奮するだけの二郎であったが、太郎の薫陶(?)の甲斐あって、
次第に攻略なる発想さえ教え込まれてしまう。

そして、二郎がエロに慣れて来た頃、太郎が二郎を次のステージ(?)へ誘い始めたのはその時であった。
『でも、まぁ、そんなアニメやエロゲーだけで興奮している様じゃ、二郎もまだ子供だよなぁ、、、』
『やっぱり、どんなにエロいアニメやゲームでも画面だけだとイマイチだろぅ、、、』
『いぃもん、、見せてやるよ、、、、』

なんと、太郎が二郎に見せたのはいわゆる『オナホ』バリバリの大人のオモチャの定番であった。
いきなりそれを見せられた二郎が、困惑するのも無理はない、、、、
なにせ、二郎は女性の性器など未だ嘗て見たことすら無い小学生が、いきなり妙に生々しいピンク色の
物体、それもこれまた妙な格好に抉られた窪みの底に、穴が開いている様なモノ、、いったい何に使うのか?

すると、当惑する二郎を尻目に、いきなり股間からナニを取り出した太郎は、自分のモノをその穴にハメて
ピストン運動をし始めたではないか。

そして、あっけにとられる二郎に、まさに聞かせるかの様に芝居地味た口調で言い出したのだ。
『おぉぉっっ、、気持ちイィィッ!!、○んぽ、チョー、キモチイィーッ!!』
二郎は、家庭の構成が女性2人に男子1人だからと言う訳ではないが、現代少年としてはややオクテでは
あったかもしれない。

だが、さすがにそこは情報社会、いわゆる『セックス』やらが『ナニ』を『どーする』ぐらい、少なくとも
知識としては既に知っている、、、、そして、、、それが、、なにやら、、、『気持ちいぃ』らしいことも。

そして、そんな『性の芽生え』にいた二郎は、狡猾な年長者の誘導にあっさりと引っ掛かかってしまい、
たわいもない程簡単に、『オナホ』に夢中になってしまったのだ。

『す、スゴぃ、よ、太郎ちゃん、これ、、中がウネウネって、、あ、、あぁっ!?、締まって、んんっっ!!』
づびゅぅぅ、、、どびゅるぅぅぅっっ、、
稚拙なオナニーでさえ、目の眩む様な快感と感じる思春期入り口の少年に、それは気の毒であろう、、、、
あっさりとその器具の虜になった二郎は、まさに覚え立ての猿の如く夢中でそれを使い、ただひたすらに
快感を貪り続ける。

その最初の日から、いったい何日経過したであろうか、、、、
そして、その着々と洗脳されるが如くに支配されていく少年の性癖、、、、、、
つまり、、美咲達が知らぬ間に、ひたすら『オナホ』を使い練習を重ね続けていた二郎。

そして、いよいよ復讐劇は本番を迎える事となる、、、、
  



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