01−02

不届きな師弟コンビによって校内の密室に拉致監禁されてしまった、美貌の人妻、美咲。
強烈な電撃で失神しているその姿態は、未だグッタリと弛緩し切っており、全くもって目覚める気配すら無い。

だが、拉致監禁した師弟が、そんな美咲をさっさと全裸に剥いて暴行を始めるのかと思えば、さにあらず、、、
なぜだか、前もって用意しておいた、部屋に似合わぬ立派なひじ掛け椅子に美咲を座らせる。
だが、やはりそこからは本性を剥きだしにする2人。

ガバッとばかりにそのムチムチした太ももを左右に割り開き、そのひじ掛けに乗せ上げてしまったのだ。
当然の如く、秘められた股間、ショーツの又布が、陰りもうっすらと透ける程に丸見えになってしまう。
更に、その豊満な胸元を覆うブラウスも丁寧にボタンを外して全開、ブラジャーから零れ落ちる程に
豊かな双乳が半ば以上も露わにする。

そして、その失神させられ、弛緩しきった美咲に手首に極細の糸を結ぶと、その先を各々股間と胸元に
宛てがって動かぬ様にする。
それから、そのひじ掛け椅子の前にセットしたデジカメのモニタを見入る師弟であったが、、、、
「うぅーーん、、何か、今一つ、、、、」
「先生、やっぱり表情、、なんとかなりませんかねぇ、、、、」
「、、、、、、よし、、、ちょっと、やってみよう、、、、」

そう言うと、その眠れる(?)人妻の端整な美貌に手を伸した教師は、無理やり瞳をこじ開け様ようとしたり、
強引に口角を上げたりして、なんとか表情を出させてみようと懸命に努力し続けた。
すると、その甲斐あってなんとか表情の様を美咲に浮かべさせる事が出来た。

そして、再びデジカメのモニタを見つめる師弟コンビ。
「、、、まぁ、、、こんなモンかな、、、」
「いやっ、、いぃっすよっ、、バッチリ、、『淫乱人妻、美咲の公開オナニーショー』バッチリっすよ。」
そう、、つまり彼らは単純に美咲のエロ写真を取るのではなく、あくまで美咲が『自ら望んで』卑猥な画像を
撮影させている。という事にしたいのである。

その為に、学校を訪問する父母にふさわしい、上品なスーツも脱がさず、あえて着用させたままの上で、
それを乱した形での撮影に拘ったのである。

清楚な人妻である美咲を、捏造してまでも、堕としめたいと切望する程に鬱屈した暗い情熱を抱いていた2人。

それから起こった惨劇(?)の数々。
捏造された表情、ポーズと共に数え切れぬ位に撮影されてしまった画像は、美咲を、そして美里をも縛る
見えない鎖として利用されていくのであった。



『、、、、、??、、、!?、、、、、、!!、、あ、、あれ、、わ、、私、、、、、、』
ようやく長い失神から目覚めた美咲。
未だよく動かぬ身体の中、次第に焦点があい視界がハッキリしてくると共に記憶も序序に蘇る。

『そ、ぅ、、学校に、、終わって、、エレベーターで、、、』
そうやって記憶の糸を辿る美咲の思考を突然にして中断する声があった。

「、、ごめんなさい、、、本当にごめんなさいっ!!」
その声に吊られて正面を向き直る美咲の目前に、なんと床上で土下座している少年がいるではないか。
「、、ごめんなさい、、、本当にごめんなさいっ!!」
そして、そうひたすら繰り返す少年の傍らで立っているのは、娘の通う学校の教師。

『、、、そうよ、今日は、学校に、来てて、、、、この人、たしか、、なんとか研究会の、、あれ、あれ、、』
そんな、未だに状況が把握出来ぬ美咲に向け、話づらそうに語り始める教師。
「、、、あの、、身体、、大丈夫ですか、、、話、、、良いですか、、、説明したいんですけど、、、、」

だが、そうして美咲が聞かされた『説明』とやらは驚くべき内容であった。
なんと、目の前に平伏している少年。かつて近所に住んでいた、娘の幼なじみとも言うべき少年が、事も
あろうに、学校に来ていた自分を気絶させ、この部室に拉致してしまったと言うのである。

しかし、ここまでは、まぁ、若干の修正は入っているものの事実ではあるが、それ以降はまさに大ウソの
連続であった。

先程までの淫行捏造写真を山の様に撮影済みである事もなど、おくびにも出さず演技力を駆使して熱弁を奮う。
「、、、でも、、本当、何も無くて良かった、、、偶然にこの部室に私が来たら、ちょうどコイツが貴方を
 抱えてオロオロしていたんですよ、、、、」
、、、と、、まさにヌケヌケと大ウソを言い始める教師。

だが、それを聞かされた美咲は次第に内心の恐怖に脅え始めて来たのは言うまでも無い事であろう。
相手は少年と教師ではあり、学校内ではあるものの、ここは個室であり、密室に男性2人と自分一人。
更には、少年は自分を不埒な手段で拉致監禁までしてしまっているのだ。

しかし、その内心の恐怖を懸命に押し隠し、毅然として糾弾を開始する美咲。
「、、、な、、何が、、何が、良かったんですか、、冗談じゃないわ、、、は、、犯罪よ、、これは、、、」
もちろん、それが正論なのは当然である。
いかなる理由があろうが、女性を拉致監禁するなど正当化されるはずも無いではないか。

だが、それをまさに『不安定な思春期の少年の未熟な精神が、つい暴走してしまった』との一点で懸命に
弁護をし続け、なんとか、、なんとか穏便に、、事を荒立てずに済ませて欲しい、と懸命に哀願し続ける教師。

そして、あくまでも『公にして退学させる』と、まぁ、ごく当然の主張をし続ける美咲を必死に説得を続ける
トンでも教師は、『そんな事にしてしまえば、未だ、何もしてないが、この状況も説明しないとならない。』
と珍妙な理屈を言い始める始末であった。

だが、、、、それを聞かされた美咲は、初めて一瞬、怯んでしまったのだ。
そう、、、『男子高校生に校内で部室に拉致監禁され、個室に2人きりになっていた。』、、、、確かに
そんな事が表ざたになれば、いかに何も無かったとは言っても、口さがない連中にかかれば、いったい
どれほどあること無いこと言われてしまうか、、、、、

それは、大人の女性である美咲にも十分過ぎるほど予想出来る内容である。
そして、そんな一瞬ではあるが、美咲の怯んだスキを突き、教師の反撃が始まったのはその時であった。

曰く、
『この少年は、幼なじみの美里、そして誰よりも、その美しい母親である美咲にずっと憧れ続けていた。』
『それが偶然にも高校で先輩として美里に再会し、その嬉しさのあまり、つい暴走しオタク話をしてしまった』
『それを罵倒され、凹んでいたところを、今日、また偶然、美里を見かけてしまった。』
『子供の頃、憧れていた近所のママが、あの頃と全く変わらない美しいままでいるのを見た瞬間、、つい、、』

まさに、ウソ八百とはこの事であろう、、、、、、
前半はともかく、後半の『偶然』も『つい』も大ウソもいいところ。
実際には、師弟そろって、入念に計画を立て、プラン(?)を練り直し、細部を検討し、準備に時間を費やし、
綿密に予行演習(?)まで行ってからの本日の決行なのである。

そんな事をおくびにも出さず、懸命に説得を続ける教師。

そして、それは次第に、、、少しずつではあるものの効果を示して来たのは、、、、、、、、、

それは、美咲が目覚めるであろう頃に効果を発揮する事を想定し、少し前、まさに限界寸前の量、
薬事法ギリギリの量を勝手に美咲に飲ませて置いた、妖しい向精神薬が効き目を表して来たからであるのは
言うまでもない事であった、、、、、、


『!?、、、なんで、、、なんでなの、、、あ、、あれ、、、なんで、、、』
美咲は自分の気持ちの変化に内心、戸惑いを隠す事が出来なかった。
不埒にも自分に対して監禁等を行った不届きな生徒と、あまつさえ、教職にありながらそれを弁護する
大人などと言う、トンでもない2人組に対して持っていた糾弾する気持ちが次第に薄れて行くのだ。

更には、『高校での幼なじみとの偶然の再会』『憧れていた近所のママ』『あの頃よりもずっとキレイ』等と
言う、美咲の中に残されていた、微妙な『少女心』をくすぐるキーワード(?)の数々。

もちろん、それが勝手に飲まされていた向精神薬のせいなどとは夢にも思わぬ美咲。
だが、その強烈な薬の効能は次第に美咲の精神を犯し、歪め始めていたのだ、、、、、、、

辛うじて残されている僅かばかりの理性を振り絞り、反論をするものの、、、、、
「な、、なに、、言ってるの、、そんな、そんな変なお世辞言ったって、、、、あなたのした事は、、」
「お世辞なんかじゃありませんっ!!美咲さんは本当にキレイで、、素敵で、それも、美里先輩よりも、、、
 先輩よりも、可愛くて、、おれ、、、おれ、、、」

美咲の反論を封じるかの様に、夢中になって憧れの人妻を賛美し続ける少年。
それが、ほんの数刻前には、瞳を血走らせ、惨劇を行っていたなどとは全く予想も出来ぬ見事な演技であった。

だが、薬のせいで、次第に失われつつある美咲の理性には、それらは全く見破れ無かった。
それどころか『娘よりキレイ』と言われた瞬間、妖しい胸のトキメキを覚えずにはいられなかったほどである。

そう、、最近、富みに美しくなり始めた自慢の一人娘、美里。
それを誇らしく思うのは間違いないものの、心の片隅に、、、、ごくホンの僅かではあるが、、、、、
絶対他言は出来ぬし、けっして気取られたくないものの、、、、、嫉妬を感じずにはいられないのもまた、、、
事実であったのだ、、、、、、

それは哀しい『女の性』、、、とでも言うべきモノのせいなのだろうか、、、、、
自分はまだ、、『女』としては終わっていない、、、終われない、、終わりたくない、、、、、
自分はまだ、、『娘』にも、負けていない、、、負けたくない、、、、、、、、、張り合える、、、
そんな『女心』をピンポイントで狙われてしまった美咲。

そして、そんな心の透き間が判るかの様に、突然に本題をぶつける少年であった。
「、、、、だ、、、だから、、、だから、、、お、オレに、、エ、、エッチを教えて下さいっ!!」
「!?、、、!!!、、、な、、、何、、、何を、、バカな、、、バカな、、、」
「バカなお願いなのは判っていますっ!!、で、でも、お願いですっ!!どうか、どうか教えて下さいっ!!」
まさに平身低頭を具現化するかの如き動きとはこの事だろうと哀願しながらもペコペコと平伏し続ける少年。

更になんと傍らにいた男性教師までもが、その動きに同調し、平伏して美咲に哀願をし始めてしまったのだ。
「美咲さん、、私からもお願いします、、虫の良すぎるお願い、トンでもない話とは重々承知ですが、、、
 どうか、こいつのお願いを叶えてやっては戴けないでしょうか。」

少年と教師、男性2人からの土下座されてまでの哀願と言う、これまでの人生に経験どころか想像すらした事の
無い状況に完全に混乱してしまう美咲。

更に知らぬ間に飲まされていた向精神薬の効果もあり、ふと、情にほだされる考えがチラリと浮かんでしまう。
「、、、、、そ、、そんな、、、だ、、だって、、急に、言われても、、、、」
そう、そうして、つい、小さく漏らしてしまったそんな台詞を聞いた瞬間、平伏している男性2人の顔に
狡猾な笑みが浮かんだ事など全く気付かぬ哀れな美咲であった。

そして、その機会を逃すべからず。とばかりに一気に畳み込む2人。
『お願いです、一回、一回だけです。』『こいつは美里よりも美咲さん、あなたにお願いしているんです。』

、、、、そう、、ひょっとしたら、、それが、その言葉が止めとなったのかもしれない、、、、
『娘より、、美里よりも、、私、、、私にお願い、、なの、、こ、、この、、私に、、、、』
それを聞いた瞬間、、、思わず沸き上がってしまった感情、、そう、それは紛れも無い、、『優越感』、、、

そして、その歪んだ感情に支配されてしまった美咲は、思わず考えてはいけない事をチラリと思ってしまう。
『い、、一度、、だけ、、、一度、、だけなら、、、、、、、、、し、しかた、、ない、、かも、、、』
そう、遂に譲歩してしまった美咲、、、その譲歩が破滅への道となる事など気付かぬまま、なるべく平静を
装って遂に自らその言葉を発してしまったのだ。

「、、、し、しかたないわね、、、、そ、、そんなに、言うなら、、、あなたがどうしてもって言うなら、、」

ついに自ら堕ちてしまった哀れな人妻、美咲。
その熟女を内心で嘲笑しながらも、表面的にはあくまでも低姿勢を崩さず、感謝、いや感激の意を表する2人。

『ありがとうございます、本当にありがとうございます。』『一回だけ、ホントにこれ一回だけですから。』
「ホントよ、、一回だけ、、よ、、一回だけだからね、、、、」
そう呟きながらも、自分が口にしてしまった言葉に、自ら驚きを禁じ得ない美咲。
『いったい、、いったい、私、、何を、何を言っているの、、いったいどうしちゃったの、、私、、、』

混乱する思考の中、僅かに残された理性が警告を示しつつも、哀しいかな本能(?)は別の働きをしてしまう。
『、、、そぅ、よ、ひょっとしたら、ここで私が無視したり、、大事にしたら、、美里が、娘に何かされて、』
そう、、それは美咲に残されていた理性が、このトンでもない事態を正論化するべく、トンでもない屁理屈を
紡ぎ出してしまったのだ。

男性たちが言ってもいないのに、勝手に『自分が断れば、美里が狙われる、これは美里を娘を守る為なのだ。』
などと言う、あまりにも自分に都合の良い屁理屈で、無理やりにも自分を納得させてしまった美咲。

「い、一回だけよ、、ホント、一回だけなんだからね、、、」
今や、懸命になってそう自分に言い聞かせてる様な美咲は、もはや心ここにあらず、とでもいった様子である。
そして、そんな虚ろな人妻の様子に、思わず顔を見合わせてほくそ笑む2人の獣であった。



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