別の続き 02-03




一人逃げ出すかの様に、リビングを去り、キッチンで佇む佳代夫人。

その典雅な美貌は真っ赤に染まり、心臓が今にも爆発しそうな程に早鐘を打っている。
そして、あまりに急激な事態の進展、、、、雑多な情報が一気に齎され、混乱の極みにある脳裏。

突然の景子の来訪、、、、それもかつての清楚な女子大生であった事が信じられぬ位に卑猥な格好で、、、、
しかもそれだけではない、、、、まるで露出狂、、いや、淫乱症とでもしか言えぬ位に淫らなポーズを
それも、わざとらしくかおるに向けて、、、そしてそれを自分にわざと見せつけて、、、、、
そしてそれに夢中になっているかおる、、、、

だが、景子が告げた一つの台詞、、、、

『かおるくんが言ったんです、、『ルミ子はサイコー、、、』だって、、、、』

なんと言う事であろう、、、よりにもよって教師である景子を襲い、その純潔を奪い、処女を散らしながら、
あろうことか、他の女性に心を移すなど、、、、、

夫が初体験の相手であり、若くして未亡人となった後も亡夫に操を立てて、つい先日、獣たちから
無理やりかおると関係をもたされるまで、それが唯一の性体験の相手であった貞淑を絵に書いた様な
佳代夫人にとり、まず、それはとても信じられぬ事であった。

しかもそれを口にしたのが、あの心優しい自慢の一人息子、かおるであるなど、、、、、、

それは一人の『女性』として、また『母親』としてもとても許せぬ事であった、、、、、、、筈なのだが、、、
そう、、、、、かつての淑やかな令夫人、春川佳代夫人であれば、、、、そうなのだろうが、、、、、

奸智に長けた獣たちの入念な罠に搦め捕られ始めている今の佳代夫人は、もはやほんの数日前までの貞淑な
未亡人とは別人となってしまっていた。

混乱する思考の中、一つの言葉だけが次第に脳裏に強調されつつある佳代夫人。

『ルミ子はサイコー、、、』、、、、、『ルミ子はサイコー、、、』

『小桜ルミ子』、、、、それは他の誰でもない、、、自分のこと、、春川佳代の事ではないか、、、

なんと、かおるはあの瑞々しい姿態を持った景子よりも自分の方を選んでくれたのだ、、、、、
あの若々しい女子大生の様な景子の身体より、熟れた女体である自分を褒めてくれたのだ、、、、

錯乱する思考の中、その一つの言葉だけが、歪んでしまった佳代夫人の心を支配してゆく、、、
それは最早紛れも無い『悦び』の感情であり、紛れも無く、佳代夫人が『母親』でも『女性』でもない、
ただの『女』、、いや、、、逞しい『牡』に屈服している但の『牝』に墜ちてしまった証拠であった、、、、、

『あぁ、かおる、、『ルミ子』は、、、ママなの、、、『ルミ子』はママの事なのよ、、、、』
景子の痴態に夢中になっているかおるに告げたい、、、、あの獣の様な血走った瞳で見つめてもらいたい、、、
そう言えたら、、、、そう口に出して告げられたら、、、、、、、

だが、、、、『ルミ子』の偽名で自ら学校へまで赴き、息子と許されぬ関係を持ちながら、、、、、

やはり、長年、亡夫に操をたて孤閨を守っていた令未亡人である佳代夫人にとり、よりにもよって夫との
思い出に溢れた、我が家でその様な事、、、、そんな破廉恥な事は、、、、、とても出来ぬ事であった、、、

『あぁ、、かおる、、ママは、、ママは、、いったいどうすれば、、、どうすれば、、、、』

『嫉妬』と『歓喜』、、反立する感情で益々混乱しつつある佳代夫人が、思わずフラフラとリビングに
戻るのだが、なんと、そんな彼女を更に混乱させる状況がそこでは展開されていた。

『!?、、、、!!、、な、、な、に、、何をしてるの、、、、』
入り口でそれを見て、思わず硬直してしまった佳代夫人。

なんと、いつの間にかテーブルの上は片付けられ、そこには教科書やらノートが載っていた、、、、
そしてそれに向かって勉強(?)をしているかおるの傍らには、景子がその瑞々しい姿態をピッタリと
密着させ、まさに寄り添いながら座っているではないか。

ノートに伸びたかおるの指先に景子がそのほっそりとした指を絡める様に置いて一緒になぞり、
ほぼ付け根まで剥き出しに晒された、そのムチムチした生足をかおるの太ももに密着させている。

そして、なによりも極薄素材で乳首さえ浮き出ている様な谷間も露わなブラウスを、かおるの腕に
ピッタリと密着させているのだ。

その豊満な景子の生乳はムニュッとばかりに、かおるの腕の形に変形し、その柔らかさ、瑞々しさを
誇るかの様ではないか。

更に、まさにかおるの耳元をまさに嘗めるかの様に近付けた、景子の唇からはチロチロと真っ赤な舌先を
覗かせながら、何事か囁かれているのだ。

それは実際には勉強の事であるのかもしれない、、、、、

しかし、それはどう見ても生徒と教師以上の関係である男女の睦言の囁き合いにしか見えなかった。
そして、その景子の痴態に思わず声を上げようとした佳代夫人を先んじて、急に振り返った景子が声を掛ける。

「、、あ、奥様、すみません、、勝手にここでお勉強始めてしまって、、かおるくんがどうしてもって、、、」
その口調が、妙に自信に満ち溢れ、上目線であると感じたのは錯覚であったのか、、、、、
だが、それに応じる間もなく、その傍らのかおる自身の口からこう告げられては言葉もなく、従うしかない
佳代夫人であった。

「、、あ、、ママ、、ごめんなさい、、テーブルの上のもの、、そこに置いて置いたから、、、、、、」
愛しい息子からそう言われては、それに文句を言える母親がいるであろうか、、、、、
まして、今やその『息子』は佳代夫人にとって、それ以上の存在なのだから、、、、、
例え、その息子がエロ教師の痴態に翻弄されていようとも、、、、、

すると、まるで佳代夫人が戻ったのを待っていたかの様に、景子がかおるにこう言うと、再び、その座る場所を
正面に移動した。
「お母様もお戻りですから、少し休憩にしましょう、、ねぇ、かおるくん、、私、アレが欲しいわ、、、」
すると美人教師のそんな艶かしい台詞に操られる様にフラフラとキッチンに向かったかおるは、冷凍庫から
一本の棒アイス、チューペットの様なものを持ってきて景子に手渡した。

それを見て、そんなもの、家の冷蔵庫にあったかしら?と訝しむ佳代夫人を他所に平然と解説する景子。
「あっ、すみません、今、私、このおやつに嵌まっていて、、かおるくんに冷蔵庫、借りもらったんです。」

そして、それをかおるから渡された景子であったが、、、、、、
「、、キャッ!!うぅーーん、、ちょっと冷え過ぎねぇ、、、少し暖めないと、、、、」
とわざとらしく呟くと、自らの両方の指先をその真っ白な棒状のモノに絡め始めたのであるが、、、、、

『!?、、、、!!、、、、な、、、な、に、、、なに、シてるの、、、、』
それを見ていた佳代夫人が美貌が驚愕の為に、呆然となっていく、、、、
それも、当然であろう、『暖めないと』との言葉でその棒アイスに絡めた指先を動かすその景子の仕草は、
まさに男性の性器を愛撫する手つきそのものであったのだ。

先端のくびれを亀頭に見立て、指先でくすぐったかたと思うと、幹の部分に見立てた棒全体をシコシコと
シゴき抜く。
また、一転してまるで焦らすかの様に指先で全体をくすぐるかの様に僅かに触る仕草、、、、

そして、エロ教師の手コキの実演を呆然と見つめる美貌の母子に更に刺激する様に、、、、、、
「、、、、うふ、暖まって柔らかくなったわ、、それでは失礼しますね、、、、」
そう呟くとと、その艶かしくも柔らかくそうな唇を大きく開き、パクッとばかりにそれを咥え込む景子。

そう、そこからは生々しくも濃厚なスケスケ衣装のエロ教師による疑似フェラの実演ショーであった。

グッチュグッチュ、、チュボボォ、、、ヌゥーーパッ、、、
卑猥に窄めた唇に出し入れされる棒からは、イヤらしい湿った音が響き出す、、、、、

ペロペロペロ、、チロチロチロ、、クチュクチュクチュ
そして、大きく伸した舌先で棒全体を上下に嘗め上げたかと思えば、舌先で棒の先端をくすぐる様に動かす。

パクゥッ!!シコシコシコ
更には、顔を傾けて横咥えした棒を首全体を動かして上下にシゴく景子。

そんな入念な責めでビニールも限界であったのであろうか、再び大口を開き、それを咥え込む寸前であった
景子の顔目がけ、棒状の先が破け、そこから内部の乳製品が飛び出してしまったのだ。

「キャッ!!、」
上気したその美貌に掛かった白濁液で可愛らしい悲鳴を上げる景子、、、、、、
そして、タラァーー、、と流れ落ちるのその白濁にチロリと舌先を伸しながら、呟く、、、、、
「いやぁーん、、うぅんっ、もぉ、、お顔にかかっちゃったぁ、、、」

そのあまりの卑猥さに、思わず呆然としてソファにヘタリ込んでしまう佳代夫人。

しかし、健康(?)な男子高校生であるかおるはもはや限界であったのであろう。
「、、、せ、せんせい、、ご、ごめんなさい、ぼ、ぼく、トイレ、、、、」
そう呟くと股間を抑え、不自然な前屈みのポーズで慌ててトイレに向かうかおる。

すると、なんと景子までが呆然自失状態の佳代夫人を尻目に、いそいそとその後を追いかけ退室してしまう。
こんな言葉を残しながら、、、、
「うふ、奥様、、私もおトイレ、お借り致しますわね、、、、」

『、、、、、、、、、?、、、、、、!?、、、、、!!、、え、、、えぇ、、えぇっ!?、、な、、なに、』

目の当たりにしてしまった、エロ教師の生フェラチオ実演(?)の衝撃に呆然となてしまった佳代夫人が、
我れに戻ったその時、もはやリビングには自分しかいなかった。

そして、佳代夫人の耳元に甦る先程のかおると景子の言葉、、、、
『ぼく、トイレ、、、』『おトイレ、お借り致します、、、』
更には、あの景子の過剰なスキンシップ(?)の際のかおるのズボンの股間の盛り上がり、、、、、
なによりも、景子の実演した疑似生フェラチオプレイの過激さ、、、、

自分一人、取り残された広いリビングの中、呆然と佇む佳代夫人の脳裏を不吉な予感が侵食していく。
『、、、、ま、、、まさか、、、いくらなんでも、、、そ、、そんな、、バカな事、、、、、』
ありえない、、、いくら景子が過剰な行動に出たとしても、、、まさか、、、、そんな事まで、、、、

だが、いくら待っても景子も、、、そしてかおるも戻らぬではないか、、、、

『うぅん、ト、トイレよ、松下先生も、、きっと、トイレ、、ちょっと長いけと、、トイレ、、』
たしかに我が家には、一階と二階、両方にトイレがあり、女子大生の頃、ここで家庭教師をしていた景子は
それを知らぬはずもなく、2人とも別々のトイレに行っている事も有り得る話、、、、なのだが、、、、

不吉な予感に襲われる佳代夫人にとって、永遠にともとれる長い時間が経過した、、、のだろうか、、、
ほんの数分だったのかもしれない、、、あるいは数十分だったのかもしれない、、、、、

だが、呆然とリビングで一人孤独に待つ、令夫人にとって、実際の経過時間など、ほぼ無意味であったのだ。

そして、静まり返った邸内に突然響く、水洗トイレの音。

その音に思わずビクンッとばかりに大袈裟に反応してしまった佳代夫人が、トイレのドアの開く音と共に、
ついリビングを去って、キッチンに動いてしまったのは、やはり苛酷な現実(?)を認めたく無いと言う、
現実逃避行動であったのかもしれない、、、、

そうして、リビングに人の気配が戻ったのを頃合いに、わざとらしいほどにゆっくりと再びリビングに
自分も戻る佳代夫人。

だが、ソファに座る若者2人を見る勇気はとても無く、さりとて無視も出来ず、それとなく、出来るだけ
さりげなく装いつつも、尋ねずにはいられなかったのは、やはり、『女』としての意地、であろうか、、、、

「、、お、おトイレ?、、、な、長かったわね、、か、かおる、、」

しかし、それに応じるかおるの答えは、佳代夫人の想像外のものであった。
「、、、う、、うん、、溜まってたから、、、でも、スッキリしたぁ、、、、」
そのあまりに予想外の言葉に、思わずかおるのソコをみてしまった佳代夫人。

すると、そこは先程までの盛り上がりが、まさにウソのように解消され、ペッタンコになっているではないか。
更に、かおるのそんな言葉で、傍らにいる景子は、ポッとばかりに顔を赤らめ、頬染めながらも恥じ入るその
風情、、、、、、でありながら、、、やや肉厚の官能的な唇が、なにやら先程よりも充血し、ポッテリと
ふっくらしている様な、、、、、、

いや、、間違いない、、、まさに、ほんの先程、いや、、つい寸前まで、、、何物かを咥えていたかの如く、
ヌラヌラと妖しく濡れ光る唇に微かに残る白濁、、、、、、それは勿論、アイスなどでは無く、、、、

『!?、、、!!!!、、あ、あぁ、、そ、そんな、、そんなぁ、、かおる、、かおるぅ、、』
シてたのだ、、、少なくとも、間違いなく、口でシてあげてたのだ、、、、

最早、誰よりも愛しい男性となったかおるを奪われてしまった(?)佳代夫人は、一人、目前の若い男女を
前にして、敗北感に包まれて行くしかなった、、、、、、、、








02-02

02-04
Index
Topへ