新婚旅行ー09





カポーーン、、、、、、

無人の大浴場に響く洗面器の音。
「、、、、、、はぁ、、、、、、、、」
一人、広大な女湯で汗を流す佳代夫人であるが、先刻の井川や仲居達からの
言葉を思いだし、暗澹足る気分にならざるを得ない。

今も、仲居達の前での恥辱責めの後、
『うひひひ、、部屋に戻る前に風呂場で汗を流してこい、それから一晩中タップリ可愛がってやるからよ、、、』
と、好色そうなにやけ笑いをする井川から、むりやり女湯へ押し込まれてしまった訳なのだが、
もはや、学園で陰湿なケダモノ達から、連日様々な調教を受けている佳代夫人にとり、
その後の展開など、十分に予想出来ている。

だから、風呂場を上がり、脱衣所で自分の衣服が全て消え去っているのを見たときも、
もはや、驚きより諦めの心境でのため息しか出ない哀れな佳代夫人であった。
「、、、、、あぁ、、、や、、やっぱり、、、、なんで、、、なんで、、こう言うことばかり、
 思い付くの、、、、、、」

されは、今更、改めて説明されるまでもない。
何も着ないで、つまりこの風呂上がりの素っ裸のまま、部屋へ戻れと言う事なのだろう。
確かに、既に学園の調教で、校庭や屋上での全裸ジョギングを何度も経験させられている
佳代夫人ではあるが、そんな惨めな行為など、何度繰り返しても慣れる筈も無い。

だが、最近では、その慣れぬ行為に、妖しい身体の疼きを感じる時もあり、
それは、おそらく、この惨めさを浅ましい悦びにでも代えなければ、狂気に陥ってしまうであろう、
自分の心理の悲しい防衛本能なのだろう。
と、一人、全裸のまま脱衣所で、ぼんやりと考え込む佳代夫人。

『、、、、うふふふ、、良いわよ、、、見たければ、、、好きなだけ見れば良いのよ、、、
 この、、オッパイも、、、お尻も、、、』
露出通勤で居直ってしまった時の様に、自分に言い聞かせながら大浴場の女湯から出ようとする佳代夫人。

だが、そんな佳代夫人も、さすがに通路へ出るときは周囲を伺わずにはいられない。
そして、何度かこっそり廊下を伺って、人影が途切れそうな時を待つ佳代夫人であったが、
その何度目か、通路を伺った際、隣の男湯で似たような行為をしていたかおるが、
通路を伺うのに偶然タイミングが会ってしまった時は、さすがに小さな悲鳴を上げずには居られなかった。

「!?、!!、ヒッ、、ヒィッ!!か、かおる、、、なんで、、、あなたまで、、ここに、、、、」
「、、ぼ、く、、、井川さんに、、、むりやり、、ここに連れてこられて、、、
 それで、、出てきたら、、服も何もなくて、、、、」
『、、、あぁ、、、ここまで、、、こんな酷いことまで、、、』
思えば、あの井川が自分一人、恥辱に会わせて我慢出来る筈もない。
そして、自分が何に苦しむかを知り尽くしている井川が、この母子での全裸徘徊に
思い付かぬ筈もないではないか。

『、、、しかたない、、、しかたないわ、、、』
だが、いつまでも、ここ居るわけにもいかない。
例え、部屋で井川が待っている事が判っていても、先ほどの仲居達からの扱いを
思い出せば、もはや自分達母子は、部屋に戻る他ないではないか。

そう自分に言い聞かせた佳代夫人は、壁越しに男湯側にいる息子へ声を掛け、
自室への遠い道のりを歩み始める。
「、、、かおる、、聞こえてる、、しかたないわ、、、ママが先に行って周りを気を付けますから、
 あなたも、、、ね、、、、」
「、、、、、う、、、、うん、、、ママ、、、、」

そして、両手を使って、自らの乳房と股間を覆い隠しながら、女湯から廊下に出た佳代夫人は、
小走りに通路の次の角へと向かう。
そして、その先の気配を伺って、幸いそちらも無人である事を確認すると、
未だ、背後の男湯の入り口で隠れているかおるに合図を送る。

だが、、、、、自分はともかく、息子になるべく恥をかかせまいと気遣う佳代夫人は、
当のかおるの自分を見つめる視線が次第に変貌している事に、気付かなかったのだ、、、、、

しかし、小走りに進む佳代夫人が、とても隠しきれぬ巨乳をタユンタユンと白く波打たせ、
更には剥き出しの生尻さえもプリプリと弾ませながら、まさに目の前を移動していくのだ。
おまけに風呂上がりの上気した熟女の姿態からは、まさにムンムンと蒸せんばかりに
濃厚な女性フェロモンがこれでもかと、ばかり発散している。

いつしか、母親を見習って、男子でありながら膨らまされた乳房と股間を覆い隠すかおるの
両手は、違う目的の動きをし始めていた。

瞳を血走らせ、ヤンワリと自分の乳房をモミモミしながら、シコシコと自分のモノを
シゴきながら向ける視線の先にいるのは、豊満過ぎる肉体の全てを晒して歩いている、
素っ裸の風呂上がりの美熟女。

そして、かおるの脳裏には、つい先ほど、井川に貫かれ、悶え泣きヨガリ狂う母の姿が
繰り返し繰り返し反芻されていく。

そんなかおるが、また次の通路の気配を伺って自分を招く母の仕草に従って、
その背後に近付いて、その雪の様に真っ白な背中がホンノリピンク色に上気する柔らかで
艶々な背中が自分のまさに目の前まで近付いた瞬間、もはや我慢の限界であったのは
やはり性欲全開の男子(?)高校生であったからであろう。

「、、、、マ、、ママ、、ママッ、、ママァッ!!」
「!!、ヒッ、だ、ダメ、、ダメ、よ、、かおる、、ヒィィィッ!!」
見知らぬ旅館の廊下を、母と共に素っ裸で徘徊させられているという異常な状況に、
完全にキれてしまったかおるは、ただ無我夢中で目の前の全裸熟女の裸身を
背後から抱き締める。

いきなりの息子からの攻撃(?)に動揺しながらも、懸命に宥め差とした佳代夫人であったが、
自分に尻肉に押し当てられる息子のムスコ、その熱さに気付くと悲鳴を上げて抗わずにはいられなかった。
しかし、夢中で自分の抱き着くかおるの言葉に、次第に弱々しくなって行く佳代夫人の抵抗。

「だって、、だって、ずるい、、ずるいよ、、ママ、、井川さんと、、あ、あんなコトして、、」
「!?、、そ、、それは、、だ、、ダメ、、だって、、私達は、、母子なのよ、、お願い、かおる、、、」
「でも。。もう、、何回も、、それに、、ボクの、、こんなになっちゃって、、、、」
「??、、!?、!!!!、、、あ、、あひぃぃぃっっっ、、、か、、かおる、、、す、スゴぃ、、」
抗う母の手を握り、自分の股間へと導くかおるは、なんとその自らの極太を握らせてしまう。
そして、その火傷しそうに熱いモノの鼓動に気付いた佳代夫人が、悲鳴を上げながらも思わず
感嘆の声も上げてしまったのは、もはや『母』よりも『女』が目覚めつつあったからであろう。

更に、自らの両手は母の正面へと回し、手のひらからこぼれ落ちる程の巨乳を掬い上げながら
たぷたぷと優しく揉み上げ、おまけにクィクィッと腰を振り、柔らかな母の生尻の感触を味わうかおるの
テクニックに、もはや陥落寸前の佳代夫人であった。


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