新婚旅行ー03


「ようこそいらっしゃいました、私、当旅館で女将を、、、」
先ほどの衝撃的な再会から数刻後、泊まり客の部屋で型通りの挨拶を行う若女将がいた。

手紙だけのやりとりの間柄とはいえ、以前にこの旅館を訪れた際の若妻の時の様子からは、
とてもではないが、想像も出来ない位の知人の状況の変化に戸惑う女将の山田である。

だが、それはそれ、これはこれ、例え内心はどうであれ、仕事に差し障りがでる様ではいけない。
これでも、自分は旅館を切り盛りする女将なのだから。

そう、気をとりなおし、宿泊客への挨拶を行うべく部屋を訪れ、型通りの挨拶を終えてから顔を上げ、
改めて室内の様子を目の当たりにした瞬間、思わず、あんぐりと口を開いて凝視してしまうと言う、
先ほどの『女将』の自負にあるまじき態度をとってしまう山田であった。

そう、なぜなら、目の前で座椅子に座り寛ぐ夫婦、その夫人の衣装があまりにもあまりなものであったのだ。
間違いなく、先ほど会った際は、品の良さそうな和服姿も美しい熟女だったのだが、今そこに座っている女性といえば、、、
上半身はタンクトップの様な衣装といったら良いのであろうか、いや、どう見ても男物のランニングシャツにしか見えぬ物一枚のみ。
そして、明らかに小さなそんな衣装の胸元は、はち切れんばかりの豊かな巨乳は深い谷間どころか、
乳首ギリギリのところまで、乳房のほぼ全容を露わにしているし、
その乳首自体もピンッと勃起した様子が薄布越しに形や色まで透けて見えている。

そして、座っているのでよくは見えないのだが、どうやら、それどころではない(?)様子である。
なんと、下半身は何も履いてない様にしか見えないではないか。

つまり、若い女性が夏場の自宅などでの部屋着で纏う様な、大きめのTシャツのみの衣装、
それをタンクトップ(?)で行っている様な格好なのだ。

およそ、10代の少女がする様な衣装を自分と同い年の女性がしていると言う、
目の前の光景がとても信じられずに、もはやひたすらポカンと口を開けたまま目の前の夫婦(?)を見るしかない女将。

すると、偉そうにふんぞり返った井川が夫人に向け、軽くあごをしゃくって合図を送り、
どうやら、それが合図ででもあったのか、その旧友からの刺さる様な驚愕の視線を、辛そうな表情で堪えていた佳代夫人は、
引きつりながらも辛うじて笑顔を浮かべ、なんとか挨拶を始めるのだが、当然その内容はと言えば、
井川に命じられたものであるのは言うまでも無かった。

「、、、、お、、お久しぶり、、花子さん、、、元気だった?」
「急に泊まりに来んで驚いちゃったでしょ、、、」
「、、さっきも言ったけど、、わ、、私、、今度、、さ、、再婚したの、、、」
「、こ、こちら、、井川さん、、、か、かおるの学校の、よ、用務員をなさっている方なの、、、、」
どう見ても、その貧相な初老の男と、美貌の熟女である佳代とが似つかわしく思えぬ花子であるが、
更にそのおやぢの職業を聞いて、その思いは強くなる一方である。

そして、その思いは佳代が述べた新たな主人(?)との馴れ初めを聞くに辺り、更に強くなってしまう。

「、、じ、実はね、わ、、私、、今年から、、かおるの通う学校で働いているの、、よ、、、用務員見習い、、として、、、」
「井川さんは、、そこの先輩用務員で、、私に、、、そ、その、、色々、教えて下さって、、、、」
「、、そ、それで、、あぁ、、す、、素敵な方だわ、、、、こ、、こんな男性と、、、、って、思って、、、
恥ずかしいけど、、思いきって私の方から、、プ、プロポーズしてしまったの、、、、、」
職業に貴賤はない、とは言うし、そもそも、どうみても『素敵』には見えぬおやぢに、自分から求婚したと言う
そんな旧友に対し、次第にその印象が変わっていくのを抑えられぬ花子は、いつしかジロジロとその露出過多な衣装の
特に胸元辺りを見つめ始めていた。

すると、その視線に気付いた井川は、今や自分の妻となってしまった、その美貌の熟女の本性(?)を
知らせずにはいられなくなったのか、聞かれもせずに、その衣装の理由をべらべらと説明し始める。

「まぁ、そう言うわけさ、、それで、学校で働き始めたら、やっぱり最初は、わざわざ生徒の母親が用務員になったからって、
かなり注目されたんだけど、、どうやら、そこで、こいつ、自分の変な癖に気付いたらしいんだよ、、、なぁ、そうだよな、、お前。」
上流家庭の令未亡人を、その知り合いの前で『お前』呼ばわり出来る優越感にゾクゾクしながら、
その理不尽なカミングアウトを言外で命令する井川。

そして、そんな命令に逆らえぬ佳代夫人は、遂にその偽りのカミングアウトを旧友に向け、行ってしまう。
「、、、、え、、、えぇ、、そ、、その、、実は、、私、、学校の皆様に、見られていて、、、気付いたって、言うか、、
知ったって、、言うか、、、そ、、その、、み、、見られる事が、、大好き、、、見られて、気持ち良ぃ、、って、、、」
すると、その美熟女の告白を聞いた井川はそれを受けて、更に過激な発言へと展開させてしまう。
「あぁ、どうやら、こいつ、『露出狂』っていうやつらしいんだぜ、、知ってたかぃ?あんた、、、」
「こいも、最初は、作業服の胸元を開いたりしていただけで悦んでいたんだが、次第に我慢出来なくなっていって、
今じゃ、トンでもない格好で働いているんだ。」
「おぃ、そう言えば、お前の勤務の様子を集めたアルバム、持って来ただろ、せっかくだから、そいつを見せてやりな。」
「、、は、、ぃ、、、、あなた、、、」
そう言って、立ち上がった佳代夫人は、ふらふらと部屋の隅に置いたまである旅行鞄へと向かうのであるが、
立ち上がって判明したその衣装は、やはり最初に女将が予想した通り、タンクトップもどきのランニングシャツ一枚のみ。
そして、そのデロデロに伸びきった裾は、辛うじて夫人の逞しい程に豊かな生尻を隠す事しか出来ず、
それでも歩くだけでぷるぷる震える尻肉がチラチラと覗いてしまっている有り様。

だが、次の瞬間、それどころではない光景が女将の眼前に現れてしまう。

なんと、鞄の中身を取り出すべく夫人の取ったポーズは、英正学園での奴隷のお馴染みの膝立て前屈みのポーズであったのだ。
そして、いつもの景子のミニスカや佳代のホットパンツならともかく、今のデロデロのランニングシャツでそのポーズを取ったため、
当然、めくれ上がったシャツの裾はそのまま、前に姿勢を倒した佳代の上半身を滑り落ち、
あっさりとほぼ全身がオールヌードとなってしまったではないか。
そして、露わとなった裸身は、タユンタユンとばかりに白く波打つ巨乳だけでなく、尻肉の隙間から、女唇の端まで見えている。
つまり、この美熟女はそのシャツ以外、下着一つ身に付けてはいなかったのだ。

すると、その知人の見せつける、女の恥ずかしい箇所に、思わず目を逸らしてしまった女将の様子に気付いた井川は、
わざとらしい口調で自分の新妻(?)を叱りとばした。
「あっ!?コラッ!?こいつ、またノーブラノーパンでいやがる、女将も呆れてるじゃねぇかっ!!」
「すみませんねぇ、、見苦しいもの見せちまって、こいつったら最近は見せたがりが抑えきれなくなってきて、
 こうして、いっつも下着一つ着けないで過ごしているんですよ。」
そんな主人の叱責の言葉、真実としては言いがかり以外の何物でもないのだが、
露出狂以外の言動を許されぬ、哀れな美熟女は、鞄から取り出したアルバムを持ちながら、
あからさまに媚びる演技を熱演(?)しながら、その身を捩って弁解する。

「あぁん、、、ごめんなさぁぃ、、か、佳代、人様に、おっぱいや、、お、、お○ンコ見られるの、、大好きなのぉ、、、」
「まったく、トンでもなぃ露出狂だぜ、、、いいから、さっさとソレ、持ってこい。」
そして、その命令に従って、持って来たアルバムを女将の目の前に置いて見せた佳代であるが、
その夫人が開くアルバムのページの数々に、思わず釘付けとなってしまう女将の視線である。

そう、そこには、今現在の佳代夫人の衣装ほどではないにせよ、38歳にもなり、子供までいる妙齢の女性の
衣装とは、とても思えぬモノを纏いながらの女性の仕事(?)の様子の数々が写されていたのである。

ある場面では校舎の窓ガラスであろうか、窓拭きをしている。
別の場面では床拭き、更にお茶くみやらコピー取り等々、、、、

だが、その全てが今、佳代が着ているタンクトップ擬きのランニングシャツをざっくりと腹の当たりで切り落としたブラジャー擬きと
極端なVの字に裾を切り詰め、超ローライズで尻の割れ目すら見えており、背後からはたぷんたぷんと弾む様な生尻はみ出し、
そして、正面からは内股まで覗きかねないホットパンツ擬きでの作業なのだ。

しかも、その全てでカメラ目線でひきつりながらも笑顔を浮かべているのは、紛れもない自分の旧知の知人、佳代夫人なのだ。

そのあまりの変貌振りに、思わず、互いが出会った時の事を思い出し、つい故人の事を口走ってしまう女将。
そう、、、それは、ある意味、最後の確認だったのかもしれない、、、、、

「、、、か、、佳代さ、ん、、、あ、、あの、、この事は、、、亡くなった主人は、、、、、」
すると、その最も触れられたくない大切な思い出に触れられてしまった佳代夫人は、
さすがに瞳を閉じて、嗚咽さえ漏れそうになってしまう。

だが、その一瞬の沈黙の隙間の後、井川が下卑た笑みと共に、その気遣いを嘲笑で受け止めてしまう。

「そんな野暮な事聞くなよぉ、、、おばちゃんよぉ、、、三十後家は立たぬってやつだよ。なぁ、そうだよな、、お前、、、」
そう言いながら、立ちすくむ佳代を強引にソファへと座らせて、そのほっそりとした右手を自分の股間へと誘導する井川。
そして、自らそのタンクトップ擬きを大きくめくり上げ、ほぼ全裸の状態にし、それから、そのソファに座った姿勢で
太ももを左右に大きく、内股の筋肉の筋すら浮かぶ程に大開脚させて女の割れ目の内側、いや内蔵までも人目に曝してしまう。

そして、女将は見てしまった、、、、明らかに濡れ光る女陰の隙間とゆっくりと男性の股間を撫で上げ始めた、佳代の指先を、、、、、

そう、、、、哀しいことに、獣からの凌辱に慣らされた、佳代の熟れた身体は、その恥辱責めの前に反応せずにはいられず、
また、ズボン越しではあるものの、その逞しい男性自身を触れた指先もまた、電流でも走ったの様に
痺れた様な感触のままシゴき上げずにはいられなかったのだ。

そして、そんな自らの同類、獣へと堕ちていく佳代夫人を見下ろす井川は満面の笑みを浮かべながら、
自分達を呆然と見つめる女将に告げる。
「うひひひ、ほんと、こいつ、本性が好き者の癖に、旦那が死んで男日照りが長過ぎたんだよなぁ、、、、、、
 今回も、前の旦那との新婚旅行の思い出をやり直したいからって、わざわざここを選ぶなんて、ホンと、トンでもねぇエロ女だぜ。」
と、まさに言いたい放題の井川の両手は、手のひらで収まり切らぬ佳代夫人の巨乳を、たゆんたゆんと
擬音すら聞こえそうな程に揺らしながらも、揉み回し、その新たな夫からの乳房への愛撫の前に、いつしか
だらしない半開きの唇の端から涎すら垂らしてしまう佳代夫人である。

『どうぞ、お好きに』、と言わなかったのは、女将としての意地であろうか、、、、、
辛うじて、その言葉を飲み込み、型通りの
『それでは、ごゆっくり、、、失礼致します。』
と退出する花子の視線は、もはや旧知の知人を見る瞳ではない。
そう、、、時おり、こういう旅館に泊まりに訪れる、明らかにエロ目的のエロカップル、、、ただ、それが今回もまた
一組現れただけなのだ、、、、、、、との覚めた思いしか、もはや浮かばぬ若女将の花子であった。

そして、痴情に歪んだ佳代夫人の視線の先、退出するその若女将が、自分に投げ掛ける冷たい視線を感じた佳代夫人は、
思わず瞳を逸らさずにはいられず、扉が閉まったと、同時に、自らのあまりの無様さ、情けなさの前に、
半裸のまま、床上に泣き崩れてしまう。

そして、その哀れな美熟女を見下ろしながら、如何にも楽しげにその背中へと声を掛ける井川。
「うひひひ、お友だちも、すっかり俺たちの関係を判ってもらえて良かったじゃねぇか、、、、
 だが、嬉し泣きも良いけど、そろそろ不味いんじゃねぇか、、お大事なかおるちゃんがよ、、、、、」
そう言いながら、ポケットから取り出した何かの鍵をポィッとばかりに佳代夫人の目の前へ投げつける井川。

すると、何事かに気付いた佳代夫人は、その鍵を握りしめると大慌てで内風呂へと駆け込んでいく。
そう、、、、今、佳代夫人のたった一つの生き甲斐である、一人息子のかおるは、
哀れにも限界まで身体を折り曲げさせられた胡座縛りのポーズを手錠で固定され、
更にそこへこれまた限界以上の大量の浣腸の上からアナルバイブの鍵付き貞操帯で肛門に栓をされて、
内風呂へと放置されていたのであり、その鍵を渡して欲しければ女将の前での羞恥プレイを演じろ、との
人質状態であったのだ。

そして、良くは聞こえぬが、息子を気遣う母の哀訴の叫びの後、湿った噴射音が大音響となって、室内に響き渡るのであった。




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