輪姦学校 (23) 作 凡田英二様 杉村ファン 



買い物-2

町でのお買い物(車内からのシーン)
「おぃっ、ちゃんと撮れてるか?」
「あぁっ、画も声もバッチリさ。」
「へへへっ、うまくいったらスッゲェ面白ぇもんが撮れるぞ。」
興奮気味の男達で車内は暑い位であった。

狭いマイクロバスにAV器材まで設置し、薬局にいる佳代夫人をわざわざ望遠で
撮影するだけではなく、声まで記録しようとしているのだ。
あまりの大仕掛けに、車内に残されたかおるも景子も不安な面持ちで互いに顔を
見合わせるだけであった。

「ママさん、ほんとに言うかなぁ?」
「あぁ、メモ渡す時にちょっとビビったけど、大丈夫、気付いてねぇよ。」
「しっかし、知らないとはねぇ、、」
あきれるように言う1人に、別の1人がさも訳知り顔で説明する。
「まぁ、上流家庭の令夫人はご存じありませんでございますわ。なっかおる。」
一体何の話かまったくわからないかおるは更に不安げにモニタ内の母を見やった。
「シッ、シーーーッ、始まったぞ!」

『あっ、、、あのっ、、、』
スピーカから拡大された佳代夫人の声が流れる。静まりかえる一同。
『あのっ、、、○イアグラ、下さい、、、』
1瞬の静寂の後、、、車内は大爆笑につつまれた。

「言ったっ!!言ったよ!!、ほんとに言っちまったよ!!!」
「おいっ、記録撮ったか?チャント撮ったか?」「あぁっ、バッチリ撮ったぜ。」
「うぁーーー、お宝ビデオだなぁ、、、」

沸き立つ車内に更に次ぎのセリフが響き、さらに大爆笑となった。
『えぇっ、、さ、、最近、その、、家の息子が元気が無いもので、、、』
「ギャハハッ、聞いたか、かおる、お前に○イアグラ飲ませるってよ!!ママさん。」
「なんかすっげぇ母子だなぁ、、、ププッ、、ぶははははっ」

『あ、、あんまりだ、、、』『ひ、、、ヒドイ、、酷すぎるわっ、、、』
大笑いする一同と対象的にかおると景子はうつむいたままであった。
かおるや景子は男達が使うその薬は知っていた。しかし、元々世間知らずであり、
世の中の荒波に揉まれた事のない、上流家庭の令夫人はそんなもの等知る筈もない。

それを逆手に取り、世間への羞恥責めに使う獣達の悪辣さに今更ながら背筋の
寒くなるペット達であった。
『か、可哀想なママ、、』オズオズと頭を上げ、外を見たかおるの目に映ったのは
店を飛びだし、悔しげにこちらをにらむ佳代夫人の姿であった。
久しぶりに見せる美夫人の凄艶な怒りは、派手めのメイクと合わさり
日頃の温和な佳代に似合わないキツイ表情となって現われた。

しかし、美夫人の怒りも身体中に精液を注ぎ、その肉体の全てまで知り尽くした事の
ある生徒達には何の意味も無く、むしろ嘲笑の対象でしかなかった。
そしてその美夫人の姿を見た獣達は更なる責め苦を与えようとした。
「おっ、さすがにママさん、頭きたのか、こっちにらんでるぜ。」
「うんーーん、美人は怒った顔もイィねぇ、あの顔に精液こすり付けれると思うと
 チ○ポがムズムズしてくるぜ。」
「へへっ、俺はオシャブリだな。あの口の中へブチ込んでやる!!」
「しかし、ペットが主人をにらむなんてイケナイねぇ、罰だなっ。」
『えぇっ、そ、そんな』

茫然とするかおると景子をよそに車は発進してしまった。
「そ、、そんな、お、お願い、ママを、ママを、乗せてあげて」
「ひどすぎます、、お、奥様を、待ってあげて下さい。」
「うるせぇ!!お前等もこっちで見物でもしてろ!!」

「キャッ」「ヒィーーッ」
あまりの酷さに抗議の声をあげたペットは途端に髪の毛を掴まれ、車の最後尾に
連れて行かれた。
「ほれほれっ、イイ眺めだぞ。見てみろよ。」

むりに窓に押し付けられた2人は1瞬後ろを見ると、サッと顔を赤らめ
顔を背けてしまった。
そこには必死に車を追い掛ける美母の姿があったのだ。
「ママッ、、うぅぅぅっ、、、」
泣き崩れるかおるの肩を抱き、懸命に景子は男達に哀願した。

「お願いでございます、お、奥様を、奥様を車へ、、車へ、、、」
狭い車内ですがり付かんばかりに頼み込む景子に、黒田が運転席の男へ合図した。
すると、信じられない事に、ゆっくりと車は停止したのだ。
「あ、、ありがとうございます!ありがとうございます!!」

あまりに素直に車が止まった事に疑いも持たず、かおると景子はドアへ向かって行った。
しかし、そこにはシッカリと鍵がかかったままであった。
『開けて、、ここを開けて!!お、、お願いですから、、』
必死にドアを叩く母の姿がすぐ向こうに見えるのにドアを開けることが出来ない!!

「ドアを、ドアを開けて下さい!お願いします!!ドアを!!!」
そのかおるの頼みを無視し、黒田はさも嬉しそうに佳代夫人を指差し、あざ笑った。
「かおるぅ、、ママさん、すっげぇ格好してるぞ!!それに後ろのオヤジ達、見ろよ
 食いつきそうな目だぜ。まぁ、薬局で息子の為に○イアグラ買おうとする
 どスケベ年増女だからなぁ、案外、楽しんでんじゃねぇのか?」

ドアの向こうの美夫人はいまや黒田の言葉通り、すさまじい格好となっていた。
もともとピチピチの衣装で無理に走ったため、紐ビキニの上は外れ、その豊満な
乳房が丸見えとなり、下半身はズリ上がったスカートと食い込んだスケスケショーツで
まるでふんどしだけのような状態であった。
そして懸命にドアを叩く度に卑猥にその巨乳が揺れ弾み、回りの町民達を楽しませてた。

「あれぇ、、よく見ろよ、かおるぅ、、ママさん、感じてるぜぇ、、」
黒田が指摘したように佳代夫人の剥きだしの巨乳の先端はいまやハッキリと
乳首が勃起しており、無毛の股間を覆うショーツは汗以外のもので完全に濡れ透け
状態であり、勃起した肉芽の突き出しまで浮かんでいた。

いまや露出狂のマゾへと調教された美夫人の身体はその持ち主の思いとは
まったく別に惨めで情けない目に会えば会うほど、興奮する浅ましい肉体となっていた。

「あぁぁぁっ、、ママッ、、ママァァッ!!」
泣き崩れる息子を乗せて車は無常にも、再び走り出した。
必死に追い掛ける半裸の美夫人を後ろに従えて、、、、、


「待ってェェェェッッッ、、、お願いぃぃぃ、置いていかないでぇぇ、、、」
寂れた街とはいえ、大通りでのそんな騒ぎが人目を引かぬ筈がない。
だが、必死で車を追い掛ける佳代夫人に、そんな周囲を気にする余裕等全く無かった。

そして、車の方も良く心得た物であり、完全に置去りにするでなし、少し進めば止まり,
また、その令夫人の半裸ジョギングが近づけば、また走り始めると言う事の繰り返しを
する事で、さして広くも無いその寂れた街中へ向けて、近々行われるであろう、
『元特出本番ストリッパー・ルミ子』『名SMストリッパー・小桜ルミ子』の御披露目
を兼ねた紹介をしようと言う、実にヌケめ無い黒志会一行のイキな計らいなのであるが、
もちろん、必死になって車を追いすがる佳代夫人が、そこまで気付く訳もないのである。

いくら山中の街とあっても、夏の昼間の事であり、走り続ける佳代夫人はいつしか
全身汗にまみれて身体中ぐっしょりの状態であった。
顔は真っ赤に上気し、額や頬にまでほつれ毛が汗に濡れ、べったりと張り付く。
更に巨大とも言って良い、豊満な乳房が走る事で上下左右にブルンブルン揺れ弾むと
共に、周囲に飛び散る汗の艶めかしさ。
荒くなる呼吸によって、濃厚な女性フェロモンをむんむんと発散させながら、通りを
半裸でジョギングし続けるその熟女の狂態に、いつしか街中の視線が集中していった。

「はぁはぁはぁはぁ、、お、、お願い、、載せて下さい、、、、、」
何度目かの停車をした車ヘ向かい、ふらふらになりながら近づく佳代夫人には、そこが
どこであるかなど気付く余裕はまったく無かった。

すると、その半裸の痴女に気安く声をかける集団がいたのである。
「おっ、ルミ子じゃねぇか?こんなトコでもストリップの特訓かぃ?熱心だねぇ、、」
「へへへっ、、さっすが『伝説のSMストリッパー』は違うねぇ。」
「だいぶ、お疲れの様だが、、なんだったら、ここで休んでくか?」

そのあまりに気安い呼び掛けに、つい振り向いた佳代夫人の美貌が恐怖に強張り始めた。
なんと、そこには、あの悪夢の様な歓迎会で自分を散々に犯し、嬲り尽くした商店街の
男達が何人も、欲情に顔を歪めながらこちらを見つめていたのであった。
「ヒッ、、ヒィィィーーーーーッッッ!!!」

『なんで、、、なんで、、ここに、、、、、』
壊れた笛の様に恐怖の悲鳴を上げる佳代夫人は、そのあまりの出来ごとに愕然としつつ
その場所が先程買物をした八百屋の前である事にようやく気付いたのだ。

「いやぁぁ、、さっき、お前がうちへ花電用のバナナを買いに来た。って話を丁度、 
 おとなりさん達へ説明してたとこだったんだよ。」
「水くせぇじゃねぇか、ルミ子よぉ、、あん時は散々オレの腹の下でひぃひぃよがった
 仲だってぇのに、八百屋にだけ寄るなんて。うちにだってルミ子好みのぶっとい
 サラミだってハムだっていくらでもあるんだぜ。」

「そぉだそぉだぁ、オレとだって犬みたいにケツからハメてやった仲だろうが。
 あん時、オレのち○ぽ、食い千切るくらいに締め付けて喜んでたじゃねぇか。
 ありゃぁ、花電芸のビン釣りとかの成果なんだろ?
 だったらうちの酒ビンでも使って特訓してくれねぇか?いくらでも喜んで貸すぜ。」

先程は、周囲に学園の生徒達が居た為、多少は遠慮して話し掛けていた八百屋も
そこにいるのが、ルミ子1人であると知ると、もはや遠慮等まったく無しであり、
それを聞いた両隣りの肉屋と酒屋も同じように、実に馴れ馴れしく話しかけてくる。
しかし、それも無理もないことであろう。なにせその熟女は概に自分とは男女の間柄、
更に本番ストリッパーであるプロの風俗嬢に過ぎないのだ。

暇な店番に飽きたのか、各々の古女房は連れだって買物にでも出てるのであろう。
3人のおやぢ達は、その合間のささやかな解放感もあるのか、目前の元ストリッパーへ
向けて、更に露骨な言葉を口々に投げて来る。

「なぁルミ子よぉ、、たまには街で遊んでかねぇか、また俺達とたっぷりしようぜっ。」
「夏祭りが楽しみで待ち切れなぇよぉ、だから、また、そっちの合宿所へ呼ぶように、
 横田先生にでも伝えてくれねぇか。」
「なんだったら、こっそり町会ででも予行演習しちゃぁどうだぃ。お前から言いにくい
 なら、俺等が頼んでやってもいぃんだぜ。」

好色そのものの様子で、ワイ談を続ける3人の台詞は更に延々と続いていく。
「お前のあそこの具合が、忘れられなくってよぉ、、、」
「そのデカパイ、いや巨乳ってのか、たまんねぇよなぁ、、」
「お前だって、俺等のち○ぽの味、『サイコー!!』って言ってたじゃねぇか。」

『あぁぁっ、、止めて、、そんな恥ずかしい事、、こんな所でおっしゃるなんて、、
 あんまりですわっ、、、』
驚愕に強張るその美貌が、まさに身も世も無い羞恥に堪えかね真っ赤に染まって行く。
なにせ、ギラギラと欲望剥き出しの視線で自分を凝視するその中年達と自分とは、
ウソ偽りなく本当に身体を重ね合った男女の仲なのであるのだ。

かつての桃幻郷を回想するかの様に夢見心地のおやぢ達は、いつしか不様にも各々
ズボンの前を大きく膨らませながら、次第に佳代夫人の方へ近づいて来る。
「まったく、こんな真っ昼間っから、オッパイは丸出しのケツも剥き出しかよっ」
「いくら、ストリッパーだからってちょっとは遠慮したらどうなんだよ。」
「そんなに見せたいんだったら、素っ裸で走ったらどうだ。そんな邪魔っけなモノ
 とっとと取っちまってよ。」
「ひひひっ、そりゃぁいいやぁ、大体ストリッパーなら素っ裸が本当の姿だろうがっ」

「あぁぁ、、あの、、違うンです、これは、、その、、、、ちょっと、、」
おやぢ達からの露骨な指摘で、自分がどれほど破廉恥な姿になっているのかを、改めて
自覚してしまった佳代夫人は、慌ててトップの紐ビキニを直し、超ミニスカの裾を
下ろすのだが、汗にまみれる熟れた身体に密着する極薄素材のそれらは、痛々しい
程に勃起する乳首の突起に、盛り上がる恥丘の膨らみまで強調し、かえってさっきより
卑猥な印象を与えてしまうのである。

おやぢ達のギラ付く視線は、まるでそんな素材を貫くのではないかと思う程に熱く、
また、ネチネチと粘液質な感じすら与え、それに晒される佳代夫人は思わず、両手で
乳房と股間を覆ってしまうのであるが、隠せば隠す程、余計に淫卑な印象が際立って
しまうほどに見事なのが、佳代夫人の熟れ切った姿態なのであった。

それが証拠に、もはやおやぢ達は無駄口を叩く事すら忘れて、じりじりと近づいてくる。
『いや、、いやぁっ、、こないで、、こないでぇぇーーっっ!!』
それを恐怖の眼差しで見続ける佳代夫人も、同じように声も上げられずに必死に
かぶりを振りながら、ひたすら後ずさりし続ける事しか出来なかった。

このままでは、切れたおやぢ達が白昼の路上で卑猥な行為に、、、、と思うほどに
その男女の集団の緊張感が高まったその時、、、、、
プァンンッ!!と突然のクラクションが鳴り響き、一同を正気(?)に戻した。

「あ、、、あの、、失礼致しますっ!!」
例え、獣の様な黒志会の連中であろうが、このままここに居るよりはましであろう、、
という、佳代夫人にとっては、いわば究極の選択の様なものであったが、そんな一同の
前を去る時ですら、どうしても無言で立ち去れず、つい挨拶をしてしまう、哀しい
令夫人、春川佳代であった。

だが、大急ぎで再び走り出した、半裸の痴女の淫卑な姿態を見たおやぢ達も、つい
反射的に追い掛けてしまったのであるが、その獲物が通りの角を曲がり、別の通りに
出たのを追って、同じく角を曲がった途端、いきなり足を止めて大慌てで元の場所、
自分達の店へ逃げる様に戻り始めたのである。

そんな、背後の不審な動きを気にする余裕も無い佳代夫人が、今度こそ、と儚い
希望を胸に、車へ近づいていく途中、再びどこからか声を掛ける者がいたのであった。
「おっ、奥さん。何か忘れ物ですか?」
「えっ、、、、!?!?、、、い、いぇ、、その、、、、あの、、、」

その声に思わず、そちらを振り向いた佳代夫人は、またもや悲鳴を必死で堪えると、
あたりさわりの無い返事でなんとかごまかすのが精一杯であった。
なんと、そこは先程寄った薬局の前であり、そこの店主が再び現われた半裸の美熟女に
向かって、丁寧にも買物の確認をしてくれたのであったが、その初老の店主の股間が
年甲斐もなく、大きく膨らんでいたのは、まぁご愛敬(?)であろう。

すると、その店主の周囲にいた、何人かの中年の女性客が一斉に侮蔑と嫌悪の目つきを
その露出痴女に向けると、口々に先程の話しを言い合い始めたのであるが、それは
ヒソヒソ話しと言うには声が大き過ぎ、噂話しと言うには生々し過ぎるモノであった。

「ねぇ、ちょっと聞いたぁ?あの女、ここで○イアグラ買おうとしたんだって?」
「聞いたわよぉ、、それも息子に飲ませようって言うじゃないのぉ、、」
「まったく、トンでもないスキモノがいたもんだねぇ、いくら溜まってるからって
 実の息子とヤリたいって思うかねぇ、普通、、、、」
そう口々の言う一団は誰もかれもが自分達に比べると、あまりにも違い過ぎるその美貌
や見事な姿態に対して、強烈な嫉妬、いや憎悪とでもいっていい思いしか無かった。

同じ女性同士の嗅覚でその女性は、派手な格好と見事な姿態にもかかわらず実は結構な
年増である事に気付いていた彼女達の寸評は次第に容赦の無い物になっていく。
「ほんと、イィ年してまだ男漁りしてるのかねぇ、、でっかい胸や尻まで晒して、、」
「いくら、あれがスキだからって、なにも息子を咥えなくたってねぇ、、、」
「変態よ、、、変態、、、」「露出狂だわね、、、、」「色キチガイ、、、」

その聞くに堪えない侮蔑と嘲笑の中、ある事を思い付いた店主が店内へ戻り、何かを
両手に持って戻ると、その包みをこれ見よがしに大きく掲げて振り回しながら、
その半裸の熟女へ向けて大声で話しかけるのであった。
「おぉぉぃぃ、奥さぁーーん、、○イアグラはねぇけど、このスタミナドリンク、
 結構キクぜぇ、、お宅の坊っちゃんに飲ませりゃ、すぐさまギンギンのビンビンだ。
 きっと、あんただって満足すること間違い無しさぁ」

「それと、こっちのコンドームはサービスしとくが、どうするぅ?いくらなんでも 
 息子とヤルのに中出しはまずいだろう、、ゴムだけでは忘れない方がいぃぜぇ、、」
そのあまりと言えばあまりに露骨な店主から侮蔑の言葉を聞いた、中年おんな達の
集団は一瞬の空白の後、、、、互いに顔を見合わせて、大爆笑をし始めるのだった。

「ぎゃはははははっっっ、、薬屋さんったらサービス良ぃわねぇっ!!」
「きゃはははっっ、息子とおマ○コしようってぇほどのスケベ女がスキンなんか使って
 満足するはずないわよぉっ!!」
「それに息子1人、ギンギンにさせたって、どうせすぐ物足りなくなるんだから、
 そんなモノあげるるだけ無駄よぉ、、」
「だいたい、昼間っからあんな格好でフラフラ出歩くのだって、どうせ男が声を
 かけるのを待ってるんじゃないの?」

際限無く続くかと思える、その同性からの嘲笑はまるで本物の刃物の様に佳代夫人の
心を切り刻んでいく。
いったい、なぜ、自分がここまでの辱めを受けねばならぬのだ、、、それも全くの
赤の他人から、、、
『あぁぁぁっ、、酷い、、、酷いわ、、、あんまりよ、、、』
そのあまりの屈辱、理不尽さに、くらくらとめまいすら感じるくらいであるのだが、
生来の内向的な性格に加えて、激しいマゾ調教の成果もあり、なぜかどうしても
反論等できなくなっている佳代夫人である。

まして、薬屋を含むその一団が言っている事は、その実、言っている本人すら
信じていないのかもしれないが、それは全て本当の事である事もまた、反論出来ない
事の1つの要因かもしれなかった。
自分の産んだ実の息子と絡み合う母親、逞しいそのイチモツで貫かれる度毎に、
堪え切れずに獣の様に歓喜の叫び声を上げ、絶頂の度に失神する程イッてしまう母親。

おまけに、今、この場で自分が来ている衣装のハレンチさ、、そして騙されたとは言え
ほんの少し前に、実際に店主に向かって告げてしまった、あまりにも恥ずかしい
『最近、家の息子が元気が無いので○イアグラ下さい』の様な浅ましい台詞。
そんな言動の数々を衆目の中でする妖しい年増おんなが、いったいどのような弁解を
出来ると言うのであろうか。

そして、改めて自分がいかにトンでもない変態おんなである事を自覚してしまった
佳代夫人は、1言の弁解も出来ずに、その熟れ切った豊満な姿態を精一杯小さくして、
店主やせめてその嵐が過ぎるのを待つ事しか出来なかった。

ほんの少し先には、あれほど必死に追い掛けた車があったのであるが、チラリと視線を
投げると、その車内からは興味津々の感じでこちらを見ている黒田達が見えると共に、
無理矢理窓へ押さえつけられているかおるや景子の様子も見えるのだ。

そんな状況であの車に近づく事、、、息子のかおるの居る場所へ近づく事の危険さは
佳代夫人にも充分判断出来た、、、、が、それは嬲られ責められ続けて来た性奴隷の
哀しい本能の様なものであったのかもしれない。

だが、そんな母の思い等、想像すらしないその中年おんな達は、聞くに堪えない侮蔑や
嘲笑にも全く反論せず、その場でひたすら堪えているその変態女の様子に安心したのか
もっと良く見物しようと、なんと徐々に近づき始めたのである。

そして、無遠慮にじろじろと自分を観察しながら近づくその集団の瞳に浮かぶものが、
これまで自分を嬲り続けていた男達と同じである事に気付いてはいたが、今更その場を
逃げる事も出来ず、ただ恐怖の眼差しでそのせまり来る中年おんな達を見続ける事しか
出来ない、哀れな佳代夫人であった。


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