家庭訪問ー7


互いに見せ会う露出狂母子を乗せた電車はやがて渋谷へ到着した。
ざわつく車内の様子に、通い馴れた経路の為か羞恥で脳裏が空白となった母子も
ノロノロとホームへ降りる。
そのまま自宅のある目白ヘ向かう為、JRへ乗り変えようとする母子に向け、
まだ嬲り足りない思いのあった女史は、新たな恥辱責めを与えるのであった。

「ちょっとちょっと、、そこのノーパンおばさん。そんなショーツやブラも着けずに
 ふらふら歩いてちゃぁ目触りよ。ちょっと寄り道してくわよ。」
知人に連絡するには大きすぎる程の女史の声がホームに響いた。
ノーパン、ノーブラ等、女性がこのような場所で口にするのも不自然だが、上品な
令夫人を辱める事しか頭にない女史は、そんな事等全く気にせずに佳代夫人へ告げた。

そして、その効果は女史の予想以上であった。
ギョッとしたような男性達の視線が一斉に恥辱に震える美夫人へ集中する。
数え切れぬ程の男性達の好奇の視線と女性達の侮蔑の視線に、気絶しそうな程の
恥辱を必死に堪えながら、弱々しく女史へ抗議する佳代夫人である。
『あぁぁっ、、そ、そんなに、、見ないで、、恥ずかしい、、恥ずかしいぃぃぃ、、』

「お願いでございます、、そんな事、、おっしゃらないで下さいまし、、」
哀れっぽく囁く令夫人を、嗜虐の快感を満足させながら、これからの予定を告げる女史。
「ふんっ、本当のことじゃないかっ、それとも、隣のお嬢様、いや坊っちゃまの正体
 でも話した方が良かったのかい?ちょっと買い物してくからね。」

そして女史が告げた店の名を聞くと、たちまち母子の美貌が揃って羞恥に染まり始めた。
『そ、そんな、、あのお店に、、これから、、』『えぇっ、、あそこへ、これから』
絶句する母子に向け、楽しそうに告げる女史。
「あらっ、あんた達2人も知ってたんだぁ、、かおるちゃんは私と一緒に行った事が
 あるけど、あんたは誰と行ったのかなぁっ?」

女史に指摘され、初めて互いの様子に気付いた母子は、驚愕して目を見開く母と
羞恥に頬染め、うつむく美少女と別々の反応を示した。
当然であろう、以前横田に無理矢理連れて行かれたその店はランジェリーショップで
あり普通に考えれば男子高校生であるかおるが行くどころか、知る筈すらない店で
あったのだ。

驚いたままの母の様子を楽しげに見ながら、楽しげに解説する女史。
「あらっやだっ、なに驚いてんのよ。かおる嬢チャンの下着を買うのにあそこへ
 行って何かおかしいかしら?ねぇ、、かおるちゃん、、楽しかったわよねぇ、、
 ちょっとお店の人、驚いてたみたいだけどねぇ、、、」

そのあまりの内容に絶句する佳代夫人は、言葉も無く息子を見続けるしか無かった。
そんな母の視線に堪え切れない哀れな美少年は、うつむいたまま女史に向かって
弱々しい抗議の声を上げるだけであった。
「やめて、、マ、、ルミ子、さんに、、言うのは、、やめて下さい、、、
 お願いでございます、、、お姉様、、、やめて、、、、」

そのはかなげな美少女の様に、言葉を止める事の出来なくなった女史はその
買い物をかおる自身の口から、息子の身を案じる母へ告げさせると言う
恥辱の責めを思い付くと、さっそく実施するのであった。

「あらぁぁっ、、、じゃぁ、あなたの口からルミ子さんへ報告するのねぇぇっ、、
 お店でどんなモノを買ったとかぁ、、お店の人がなんて言ってたとかぁ、、
 言えるわよねぇ、、、じゃぁなきゃ、私が全部、、、」
気色満面な女史の顔を見たかおるは、絶望のため息を洩らすしかなかった。

どうせ、すぐにばれる事になるのだ。それなら露骨な女史の言葉より、いっそ、、、
骨の髄まで奴隷根性を刻み込まれた美少年は、そんな情けない消極的な判断に
自身のマゾ根性を擦り返ると、かすれそうな小さな声でその時の様子を
実の母へ報告し始めた。

しかし、顔を背けたまま人へ話し掛けるような無礼な真似を、しつけに厳しい女史が
許す筈もなかった。
なにより、今の女史はじつの母親から大事な1人息子を預かり、育てる大切な使命が
あるのだ。些細なしつけさえおろそかにできるものでもなかった。

「かおるちゃぁーーーん、、だめよぉ、、お話しする時はちゃんと相手の目を見て
 お話ししないとねぇ、、そんな失礼な事では入院中のお母様がきっと
 恥ずかしがるわよぉ、、情けないってんぇ、、そぉでしょう、ル・ミ・子さん。」
無気味な猫撫で声で、美貌の母子をネチネチといたぶる女史の顔は、あきらかに
その至福のひとときを楽しむ喜びに満ち溢れていた。

『くっ、、、知っている、くせに、、、知ってるくせに、、、』
『あぁっ、、、も、もぅ、、許して、、許してぇぇっ、、、』
自分がかおるの母である事を知りながら、わざと侮蔑するような言い方をする
女史に気付いても、何も出来ない自分が情けなかった。
そんな自分に出来る事は、せめて哀れな息子の心の負担を取り除くくらいである、、、

「かおる、、坊っちゃま、、どうか、、お話し下さいませ、、ルミ子は、平気で
 ございます、、、」
『かおる、大丈夫よ、ママは、気にしてないわ、、みんな、この人達のせいなのよね。
 かおるが何をしても、、、ママは平気だから、、どうか、、話していいのよ、、』
心の中でそう語り掛けながら、そっと目の前の美少女へ囁く佳代夫人。

『、、、う、、うん、、ママ、、ごめんね、、ごめんね、、ママ、、、』
すると、まるでその内心の声が聞こえでもしかのように、かすかに微笑みながら
その惨めな買い物の様子を実の母に説明し始めた美少女であった。
「は、、はぃ、、かおるは、、そのお店へ、、出かけ、、て、、とっても、奇麗な、
 下着をお姉様に買って頂きました。」

「そして、試着室で、わざとカーテンを、開けたまま履いて帰ったので、お店の
 人に、かおるが、、男の子だっていう事まで、、見られちゃったんです、、」
必死の思いでそこまで話したかおるであるが、その程度の描写に満足する女史の
はずがなかった。

かおるに近づくと、形のよいその耳へ自身の分厚い唇を近づけ、何事か囁く。
それを聞いた途端、その耳が一気に真っ赤に染まるのを満足そうに眺めた女史は、
ダメ押しの言葉を呟いた。
「言わなきゃァ、、あんたのママがどんな目に会うか、、、」

『あぁぁっ、、、そんなぁ、、、』
愛する母を辛い目に会わせるくらいならば、、、、
その思いだけを頼りに、惨めさのあまり萎えそうな両足を必死でふんばって
更に不様な報告を母に向けてする、、、させられるかおるである。

「その時、かおるは、ノ、、ノーパンの、、ふ、ふりチンで、、お、おチ○ポぶらぶら
 させながら、お店にでかけ、、、そして、、かおるのお気に入りの、、エ、エッチな
 ス、、スケスケ股割れショーツを、お姉様へねだって、買ってもらったのぉ、、」

そこまで聞いた佳代夫人は、自分の元を離れた息子がいかに惨めな日々を送っている
かに気付き、涙を堪える事が出来なかった。
『かおる、かわいそうな、かおる、、ママを、何も出来ないママを許してね、、』
だが、令夫人の頬に伝わる涙を、痺れるような思いで見つめる女史が、冷酷にも
感想を強要すると、むりやりに笑顔をつくり、阿るように感謝の意を示すのであった。

「あらっやだっ、、あんたこんな所で泣くなんてみっともないからやめてよ、、
 それより、いくら嬉し泣きだからって、ちゃんと感想も述べるのよ、、、
 どう?、、ちゃんと私、かおるちゃんを可愛がってるでしょう。どう?」
「は、、はぃ、、ありがとうございます、、入院中の佳代奥様に代わり、、
 お礼を申し上げます、、、」

言葉にならない程の恥辱の日々を送る息子の惨めさに比べれば、なにほどの事が
あるだろう。
まるで不甲斐ない自分を責めるかのように、息子を奪った憎い醜女へ礼を言う佳代夫人。
少なくとも自分が責められている間だけは、可愛い息子は嬲られずに済むのだ、、、、

「お坊っちゃまへの、お気遣い、、なんとお礼を述べれば良いかと言葉もございません。
 本当に、ありがとうございます。」
だが、そのような考えで屈辱を堪えながら、憎い女史へ礼を言ううちに、いつしか
心のどこかでそんな惨めな自分に酔い始めているような気がしたのは錯覚であろうか。

『なんて、、なんて、、情けない母親なの、、、いぇ、、もっと、、もっと不様な
 事をしなければ、きっと、神田先生はかおるをもっと酷い目に合わせるわ、、、
 しょうがない、、しかたが無いのよ、、かおるの為なのよ、、、』
概に、息子を思う気持ちさえ、自分のマゾの快感へとすり変えている佳代夫人は、
それを口実に、そんな惨めなお礼の言葉をまるで壊れた機械のように繰り返し続けた。

「ありがとうございます、、神田先生、、ありがとうございますぅ、、」
ぺこぺこと平伏せんばかりに上体を揺らすと、その度にぶるんぶるんと極薄の
キャミソールの大きく広がっている胸元やガバッと空いた脇から雪のような白さを誇る
淫乱用務員の自慢の巨乳がこぼれんばかりに露になる。

そして、それだけ露骨に自身のマゾ性を宣伝する露出用務員に対しては、当然それに
相応しい侮蔑の言葉を浴びせる事を忘れない女史であった。

「本当よねぇ、、いっくら預かったからって、、、まさか、あのかおるちゃんが
こんなオカマ少年だったなんて、、あんなエッチな下着を御ねだりような
 変態の露出狂だったなんてねぇぇっ、、のんびり入院してる佳代奥様へ、
 文句の1つも言いたいくらいだわっ、、あんたちゃんと伝えといてよ。
 オタクの大事な跡取り息子のかおるは、女装趣味の露出狂だってねっ!!」

「はぃっ、、奥様へ、、佳代奥様へは必ずお伝えいたしますぅ、、坊っちゃまの
 性癖を、、、いやらしい、、行為を、必ず伝えますぅぅっ、、」
その自虐の言葉に陶酔する惨めな母親を見かねて、辛そうに顔を背けるかおる。
そして、そんな哀れな母子の様子に嗜虐の快感をたっぷりと堪能した女史は
ようやっと、次の目的地、ランジェリーショップへ向かうのであった。

「ふんっ、ようやっとあんたも自分の身分が理解出来て来たようだね。
 さっ、、かおるちゃん、、その頭のおかしい変態おんなをとっとと正気へ戻しな。
 お店に行くよっ。」

駅のホームでいきなり始まった変態年増オンナの露出ショーは、徐々にその周囲に
見物人を増やしていたのだ。
あまりに人の目が増え始めたのに気付いた女史は、それだけかおるに告げると、
さっさと母子の元を離れ改札へ向かってしまった。

もはや、飼い主に逆らう事など想像さえ出来ぬ程に、厳しくしつけかれたペットで
しかない美少女は、その言葉を聞くと、慌てて母に近づき、本人にだけ聞こえるような
小声で囁きながら、愛する母の華奢な肩を抱くように、同じく改札へ向かうのであった。
「ママ、、ママッ!!しっかり、、ねぇっ、、ママァッ!!」
「、、ありがとうございます、、、本当にありがとうございますぅ、、、」


そんな脱力したような状態である佳代夫人を、抱えるようにして移動するのは男子では
あるが、少女のように華奢な体格のかおるにとって、かなりの重労働である。
そして、ぐったりとする母の身体を支えるためには、どうしてもピッタリと密着せねば
ならず、それはまた別な意味で過酷な作業であった。

成熟した女性の肉感的な姿態へ身体を密着させては、男性機能の残ったかおるにとって
どうしてもある反応を抑える事などとても出来なかった。
おまけに足元を確認するべく、視線を下げるとどうしても目に入るモノがある。
極端に広げられたキャミソールの胸元から、こぼれ落ちる寸前の母の巨乳が
1足ごとに、タプンタプンとばかりに波打っているのである。

そしてその波打つ巨乳は、いまやまるで二人三脚の如き体勢で母を支えるかおるの
美乳へも、ペタンペタンッと打ちつけられているのである。
『あぁぁっっ、、、ママのおっぱいが、オッパイが、、僕に当たる、当たるよ、、』
いまやそのかおるの美乳は、とても無理矢理植え付けられたとは思えぬ程の
敏感な感覚を持ち主に伝える、立派な性感帯としての働きをはたしていた。

『あっ、あっ、、そ、そんな、、そんなに、刺激したら、、、あぁあっあっ、、』
薄い生地越しでもはっきりと判る、その巨乳の張り、柔らかさ、熱さ、、
すると強制された数回にも及ぶ禁断の交わりの中、直接自分の掌で愛撫し、揉み回した
その感触がみるみる脳裏に蘇り、かおるは飛びそうになる理性を保つのに
必死であった。

『くっ、早く、早く、出ないと、、神田先生にまた何を言われるか、されるか、、』
暴発寸前の股間を抑える為、憎い女史の面相さえ思い浮かべ懸命に改札へむかうかおる。
だがその股間は可憐なフレアミニの内側から元気一杯のナニが、むちむちした熟女に
触れる喜びを今にも解放せんばかりに、押し上げているのだ。

派手な柄のブラを透かせた豊かな美乳と共に、股間にテントを張ったふたなり少女は
そんな不様な身体を衆目に晒したまま、必死に愛する母と共に改札へ向かって行った。
その先で待つのは更なる恥辱を自分達へ与えるべく、嬉々とする女史であることを
知りながら、、、、


「随分、遅かったじゃないか、そんなに惨めな姿を大勢に見られるのが楽しいのかい?
 本当に困った変態コンビだよっ、お前達は、、、」
改札を抜けた所で待機していた女史は、その変態コンビを見ると、地下街へと向かう
寂れた階段の入り口で再びネチネチと母子をイビっていた。

正気に戻った佳代夫人も息子のかおるの横に並び、冷たいコンクリの壁に背を向けて
女史から詰問されている。
薄暗い地下道の中、まるで、それは捕虜を尋問する憲兵のようであった。
羞恥に頬染めるかおるの両手が固く握られ、股間を抑えている事に気付いた女史は、
無気味な猫撫で声を上げると、可愛い教え子へ話しかけた。

「かおるちゃぁーーーん、、ちょぉーーっと、お手々を上げてねぇーーーー」
「、、は、、はぃ、、お姉様、、、、」
厳しいしつけの結果であろう、驚く程従順な美少女がそっと手を両脇へどけると、、、
ピンッっとばかりに途端に盛り上がる、フレアの超ミニ。

「ぷぷぷっ、、若いっていいわねぇ、、それとも困るわねぇ、、かしら、、ねぇ
 お前はどっちだと思う、、ル・ミ・子・さ・ん。」
令夫人をお前呼ばわりできる喜びを噛み締めながら、わざとらしくその偽名を強調する
女史であった。

そんな答えようの無い質問だが、返答しない場合にはまた女史が何を言うか判ったもの
ではない。
引きつった笑顔を懸命に浮かべ、楽しげな女史へ向けて必死に媚びるように惨めなな
回答をする佳代夫人である。

「えっ、、はぃ、、若いって、そ、その、、素敵だと思います、、、」
つい、弾けるような景子やかおるの若さを思い浮かべ、当然の返答を返す佳代夫人。
だが、当然のようにその回答もまた、極端に歪んで解釈されるのであった。
「おほほほっっ、、、そうよねぇ、、いったい今日だけで何回射精したのかしらっ
 それでもまだ、こんなビンビンだものねぇ、、だからってダメよぉ、、こんなとこで
 かおるちゃん押し倒しちゃぁ、、、」

『そ、そんなつもりで言ったんじゃないわっ!!』
自分だけでなく、可愛い息子まで侮辱する露骨な女史の嘲笑に、内心では血の出る
ような叫びをあげんばかりの佳代夫人だが、もしそんな事をすれば、、、、、
結局、人質のような息子を案じ、羞恥に頬染め、うつむくしかない令夫人であった。

「さぁ、、じゃぁちょっとお店によって、またかおるちゃんの好きなスケスケショーツ
 でも買ってから、お家へ行きましょうねぇ、、、、その前に、、、」
また何事かされるのではと、脅えていた母子はその言葉に一瞬緊張の糸が緩んだ。
そして、その隙に、、、、、

「あっ、、、何を、、、あっ、、そんなっ、、、」「ひっ、、」
女史は並んだ母子の互いの手をどこから出したのか、透明なテープであっと言う間に
ぐるぐると固定してしまったのだ。
「ほぉーーら、出来上がり、、仲良しのあんた達が、お手々つないで歩けるように
 私からのプレゼントさ。どう?気に入ったかしら?かおるちゃん、ルミ子さん?」

「そんな、、外して、外して下さい、お姉様、、、」
懸命に哀願するペットの美少年を痺れるような思いで見下ろしながら、男子としての
本能剥き出しの部分を嘲笑する女史。
「なに、言ってんのよ、そうすればかおるちゃんが元気イッパイの男の子だって
 誰が見てもスグ判るじゃないのよっ。」

「ひっ、、」「あっ、ダメッ、かおる、坊っちゃま、、ヒッ、ひぃっ、やめてぇっ、」
惨めな母子の悲鳴が寸時に交錯する。
不様の勃起したままの股間を指摘された息子は、慌てて両手で抑えようとしたが、
それは同時に、愛する母の手で自身の股間を抑える事も意味するのだ。
若さに溢れ爆発寸前のイチモツは布越しでさえも、まるで熱鉄のような熱さを
実の母に伝え、哀訴の悲鳴を絞り出させてしまった。

自身の工作結果を目の当たりにした女史は、満足そうに仲良く手をつないだままの
佳代夫人とかおるへ声をかけた。
「早速、元気なかおる坊っちゃまのチン○ンに触れてよかったねぇ、ルミ子。
 さっ、でかけるよ。上で待ってるからねっ、トットと来な。」

そして、再び後も見ずに出かける女史であり、その後にはただ茫然とする春川母子だけ
取り残されてしまったのだ。
「、、ママ、、、どうしよう、、、」
「、、、さっ、神田先生がおっしゃるように、、出かけましょう、、ねっ、かおる
 ママ、かおると手をつないで歩けるなんて、、とっても幸せだわっ、、ねっ。」

情けない息子の声に、母性を刺激された佳代夫人は、必死に勇気をふりしぼって
無理矢理に明るい声で、かおるへ答えた。
どうせ、何を言っても無駄なのだ、、ならば、せめて良い面だけ考えねば、、、
しかし、歩き始めた母子は、その女史の悪辣な企みに徐々に気付きだした。

いい年の母と子が雑踏を半裸で手をつないで歩いているのだ、注目されない筈も無い。
そして、羞恥に耐えかねてうつむいた視線はつい、互いの揺れ弾む乳房や、
女性に存在し得ない、かおるの股間の膨らみへ向いてしまう。

そして、互いに絡めたしなやかな指の感覚は、想像以上に母子の感覚を刺激してしまう。
『あぁっ、そんなに、、強く、、握らないで、、かおるぅぅ、、、』
『ママっ、、そんな、、握ったら、、、ぼく、、ぼくぅ、、、、』
鋭敏な指先から全身に伝わる快感に溺れる、淫らな母子は周囲から向けられる好奇の
視線さえも、自虐の快感に感じながら、ふらふらと目的地へむかって渋谷の雑踏を
歩き続けていた。


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