学園祭−16



 延々と続いて来た、『履歴ショー』の名を借りた恥辱の責め。
上流家庭の令夫人である美貌の熟女を、いもしない痴女、淫乱な変態女であると
学園中に晒す為の、手の込んだ茶番劇はようやく終わろうとしていた。

 38にもなる熟れ切った見事な姿態をほぼ、剥き出しの半裸、それもサンバガールと
言った方が良い様なチアガールの衣装で衆目に晒した佳代夫人と、御揃いの衣装に
身をつつむ美少女(?)かおる、そして美人教師、景子。

 いまや、各々の美しい乳房どころか、ほぼ股間の性器すら剥き出しで全校生徒に
見せ付けている露出狂トリオは、その感涙の霞む視界の中、自分達の背後にせまる
最後の出し物には、いまだ気付いてはいなかった。

 そして、この『履歴ショー』の進行という、大役を無事終えようとしている
司会の生徒は、どこか名残惜しげに、3匹の性奴隷を見下ろしながら、最後の
ネタの説明を始めようとしていた。

「さてっ、皆様、ここまで長々とよくおつきあい下さいました。
 こんな変態用務員の半生如きに、貴重な青春の一時を割いて頂き、
 この変態達も感謝の言葉もなく、ただ、感涙にむせび泣いております。」
そこまで、一気にしゃべった司会は、徐々に姿を現した妖しい器材に
段々とざわつき始めた講堂内を、意味深な目で見ながらようやく説明に入った。

「そこで、長々とつきあって頂いた事へのささやかなお礼にと、ルミ子とかおるの
 春川家コンビから、皆様へプレゼントがあるそうですっ!!」
そう司会が口にするのを待ちかねた様に、黒田、志賀と言った黒志会の幹部4人が
足早にかおるへ近づくと、そのほっそりとした両腕を左右から掴み、まるで捕虜でも
連行するかの様に、背後に設置されていた稼動式の鉄棒へと移動していくのだった。

「あぁっ、、何、、何をするの、、やめて、、やめて下さい、、、」
極限まで堕としめられた、哀れな自分達の運命に、鳴咽を洩らすだけであった
可憐な美少女(?)は、突然に自分を襲ったそんな暴力にも、いまや、本能の様に
なってしまった、惨めなおんな言葉で、弱々しい哀訴の言葉と形ばかりの抗いしか
見せなかった。

そして、そんな儚げな美少女(?)の仕草、柔らかい身体と甘い匂いを楽しみながらも、
無言のままかおるを連行していく男達。
残る2人はその鉄棒からブラ下がっている手錠を開けて、今か今かと待ちかまえている。
ガチャッ、、ガチャガチャ、、

そんな冷たい鉄の音と共に、高々と両腕をつるされてしまったかおるであったが、
今度はその下、いまやホンモノの女子高生より本物らしい、むっちりとしながらも
スラリと伸びた太腿を、大きく割り裂かんと足首を掴んでは、鉄棒の根元に同じように
固定してあった、左右の手錠で固定してしまったのである。

「あぁぁっ、、、恥ずかしい、、恥ずかしいぃぃぃっっっ、、、」
今や、壇上の中央に大きくX字型に磔された可憐な美少女(?)。
そして、その消え入りそうな羞恥の悲鳴を、天上の音楽の様に聞きながら、
形ばかりとはいえ、羞恥の部分である、美乳と股間の布切れへ手を伸ばす男達。

それに気付き、これから始まる事を知ると更に悲鳴を上げる哀れな美少女(?)
「ひぃぃぃっっっ、、そんな、、止めて下さい、、こんな、トコで、、そんな、、」
もちろん、今更そんな哀願が通じるなどとは、当のかおる自身かけらも思っていない。
そして、そんな自分の言葉、仕草が余計に彼らを興奮させていく事もとうに知っている。
だが、かれらの期待通りにしない事が何を招くかも、悲しい程に知っているのだ。

自分だけでなく、尊敬する美教師:景子、そして誰よりも大切な母親:佳代夫人まで
人質にとられている美少女(?)は、いつしかそんな自己犠牲の気持ちを自虐の喜びに
擦り返る術を身に着けていた。
それは、惨めな性奴隷、それも男子でありながら豊かな乳房まで持たされて、同級生や
教師達に媚び奉仕する事を義務付けられた哀れな自分を守る為の哀しい技であったのだ。

「あぁぁっっ、、御願いぃぃっっ、、許してぇぇっっ、、」
そして、そのか細い哀訴の言葉とは裏腹に、磔にされた姿態を大きく揺らしている
その様子は、まるでそんな仕打ちを喜んでいるようであり、それが芝居なのか、
それとも今や本能の様になったマゾの喜びのせいなのかは、もはやかおる本人にも
区別はつかなかった。

そんな級友の晴れ姿にほれぼれとした視線を向ける男達は、そのフタナリ美少女(?)
へ優しく声をかけながら、僅かに羞恥の部分を覆う小さな布切れへ手をかけると、
さも楽しそうに言った。

「へへへっ、、何言ってるんだ、、どっちみちオッパイもち○ぽも剥き出しの晒しモン
 じゃねぇかっ!!」
「そぉそぉ、それにお前には最後の1仕事が残ってるンだ。それにはこんなもの
 じゃまなんだよっ!!」

確かに今や、作られたモノとはとても見えぬ、本物そのものである双乳は、羞恥に
震えながらもビキニの布をまとい、更にほっそりとした身体に似合わぬ股間の
イチモツは、滑稽にもその頂点、鈴口当りに布切れを載せたまま、ビンビンに
勃起して、その肉茎の裏筋、更にガバッとばかりの大開脚でブラ下がる睾丸までも
丸見えであった。

そして、そのハンカチよりも小さいサイズの布切れを掴んだ男達は、あっさりと
それを取り去って、磔美少女(?)をまったくの素っ裸にしてしまうのであった。

「あぁぁぁっっっ、、、恥ずかしい、、恥ずかしぃぃぃっっっ、、、、、」
遂に、講堂の壇上で、不良生徒の愛玩道具とされてしまった惨めな身体、
瑞々しい美乳とそれに比べて、似ても似つかぬ逞しい勃起ち○ぽ、その全てを
全校生徒、3−Eどころか全ての教職員に下級生まで見られてしまったかおるの悲鳴が、
講堂内に切なく響き渡った。

だが、その悲鳴はどことなく甘い媚びを含み、そして激しく猛る股間のモノは
露出の喜びをハッキリ示す様に、ビクビクッと大きく脈動し続けており、更に
その先端からは、プッ、、ププッとばかりに愛液を噴出させていたのだ。

そんな美少女(?)の見事なマゾっぷりにますます嗜虐欲を刺激された男達は、
磔台の横に準備された妖しい道具を手にとってかおるへ近づけるのであるが、
ほっそりとした美貌を背け、硬く目を閉じる美少女(?)はまだ、それに
気付かずにいた。

オォォォォッッッッ!!
そして、その妖しい器具に気付いた生徒達から上がる歓声で、ようやく視線を上げた
佳代夫人と景子の2人の方が、これから始めるクライマックスのネタに気付くのだった。

不様な身体を晒しモノにされる、かおるの不敏さに堪えかねて、同じようにうつむき
顔を背けていた、佳代夫人と景子。
『かおる、、、可哀想な、、かおる、、、こんなトコで裸にされるなんて、、』

だが、あまりの歓声の大きさに、ついチラリと背後を見てしまった佳代夫人の
涙で潤む大きな瞳が、その妖しい器具に気付いた途端、恐怖のあまりにカッと
見開かれると共に、その口からは大きな悲鳴が飛び出したのだ。
「ヒィィィッッッ!!!それは、、それは、、、、イヤァァッッ!!」

そして、そのあまりの母の悲鳴の凄まじさに、痴情に緩む顔をのろのろと背後に
向けたかおるの口もまた、その見慣れた器具に気付くと同時に大きく開かれたのだが
その途端、周到に用意されたボールギャグをネジこまれて、口を封じられてしまった。
「んんぐぅぅぅぅぅっっっ、、んんんんんっっっ!!、、もがぁぁぁっっっ!!」
『ヤメテェェッッッ!!、それだけはイヤァァァッッッ!!』
言葉にならない悲鳴で、くぐもった声を上げるしかないかおる。

そんな、母子奴隷の姿をニヤニヤと見下ろした司会は、ようやく残り少なくなった
題材を表示する為、画面を切り替えると次のような言葉がデカデカと表示され、
先程以上の大歓声が講堂中を埋め尽くしたのは、やはり最後の『公募』のせいであろう。

   『エセ女子高生春川かおるの豊胸&豊チンショー!!(参加者公募!!)』

そう、黒志会の用意した妖しい器具、それは1つは透明なお椀を2つならべた形の
タンクトップの様なモノで、各々のお椀にはなぜだか大きな注射器が着いており、
そして、もう1つは、まるで理科の実験で使う様な、透明のシリンダーにこれまた
なぜか注射器が先端に付いたモノ。
つまり、それらは豊胸と陰茎増強用の施術道具だったのである。

なんと、彼らはこれまで隠れる様にひっそりと行われていた、かおるの女性化調教、
及び、性奴隷としての玩具化の作業をこの場で公開しながら行うだけでなく、
それを3−E、黒志会等全く無関係な普通の生徒達に行わせるつもりなのだ。

概に黒田の自宅等で何度か施された、その妖しい施術の苦痛、母としてそれを
見守る事しか出来ない苦悩を思い出したかおると佳代夫人だったが、かおる自身は概に
厳重に拘束された磔状態で裸身を晒すのみ、そしてその母親も、先程自分が行った
細やかな抵抗が、いったいどれほどの惨めな結果をもたらすかを知っているだけに、
それによってまさに無形の鎖の様に動きを封じられているのだった。

『酷い、、酷いわ、、こんなところで、、、、、まさかアレをするなんて、、、
 それも、、普通の生徒さん達にさせるなんて、あんまりよ、、あんまりだわ、、、』
最後の最後に用意されていた、そのあまりの責めを知らされた佳代夫人であるが、
先程以上に硬く目を閉じ、顔を背け、まるで現実逃避でもする様にただ、脳裏で
ひたすら同じような言葉を繰り返しているだけであった。

そんな哀れな美夫人を悠然と見下ろしながら、「豊胸ショー」の支度を嬉々として行う
黒田達、黒志会と楽しそうに解説をする司会である。
「さぁーーって、盛り上がってまいりましたっ!!
 ここまで御楽しみの皆さんへ、ここでとっておきのプレゼントがあります。」

「先程のルミ子の報告にあった、かおるちゃんへの特別マッサージ。
 こちら、もし御希望の皆様がいれば、どうぞ御願い致します。
 さぁっ、いませんか?どうですか?」
その瞬間、まさに講堂にいる、全ての生徒が一斉に挙手したのは言う間でもない。

「ほぉーーっ、、エセ女子高生ですが、意外なほどの大人気ですねぇ、、
 さすが、英正学園のアイドル、春川かおる嬢!!うーーーん、、困りましたねぇ、、
 しょうがない、それでは、、抽選にしますっ!!」
いかにも、今思い付いた様に言うが、これらは全て想定済みのことである。

様々な衣装で学園内を徘徊する可憐な女子高生(?)に向けられる同級生、下級生達の
熱い視線を知っている3−Eの連中は、自分達だけが美貌のペットを所有出来、
それを自在に嬲る権利さえ持っていると言う優越感を更に満たしたくなり、
それと同時に被虐心、露出欲に取り付かれてしまった、かつての級友の欲求をいかに
満たしてやるかと、クラス全体でこの催し物に知恵を出しあったのである。

そしてその結果が、この『抽選による一般生徒参加の豊胸ショー』であったのだ。
もっとも、その実態を知っているのは3−Eだけであったが、ここまで連続して
行われて来た、様々な珍芸、淫技の数々を目の当たりにして、激しい興奮状態にある
生徒達は、たとえどのような形であれ、『参加』出来ると知って誰もがこぞって
手を上げている。

そんな彼らの中からほんの数名の幸運な者を選び出すための手段として、
抽選を行うわけなのだ。
いつのまにか、画面にはカウンターのような数字の並びが3つ表示され、
そして、事前の打ち合せに従って、事務的に説明をこなす司会である。

「さっ、それではこちらをご覧下さい。なにせ、いまやかおるちゃんは
 学園のアイドルですから、学年は考慮せず、公平に一名ずつ3人選ばれます。
 その3人の生徒番号がこちらに表示されますので、その選ばれた方は壇上へ上がり、
 係の指示に従って下さい。」

「あとぉっ、抽選は何度か行われますので、騒がず素直にこちらの指示に従う事!!
 いいですねぇっ!!それが守られない場合、即刻、抽選は中止しますっ!!
 はぃ、お返事わぁっ?」
、、、ハィッ!!

願ってもない機会を目の前にブラ下げられ、まるで小学生の様な返事を素直に返す
一同に、主宰者である3−Eの一同、特に壇上の3匹のペットを囲む黒田達は、
それらの所有者である事の優越感に浸りながら、余裕の笑みを交わし合うのだった。

「はぃ、それでは抽選、スタートッ!!」
その言葉と共に、まるでスロットマシーンの様に、一斉に回り始めるカウンター。
まさに固唾を飲んで見守る全校生徒。
そして、そのいくらなんでも酷過ぎる展開に拘束された裸身とうずくまっていた裸身の
まま、なんとか抗おうとした母子であったが、、、、、

「いやなら、この場で近親相姦の生本番ショーだぜ、ママさん、かおる、、、、」
同時に母子の耳元で囁く、黒田、志賀の抜群のコンビネーションの良さに、
硬直しておそるおそる、互いを見るかおると佳代夫人は一瞬視線を絡ませると、
すぐさま、真っ赤な顔を背け会ってしまうのだった。

「あれだけ、ギンギンに勃起したち○ぽと濡れマ○コだったらさぞかしスムーズに
 繋がるんだろうけど、、どうする、、、お2人さん、、、」
そして、引導を渡されてしまった哀れな母子に出来る事は、もはや小さくうなずく
だけしか残されてはいなかったのであった。

春川母子がその豊胸、豊チンショーに同意したと同時に、スロットはちょうど停止し
最初の幸運な数名が喜びの絶叫を上げたのであった。
ウォーーーーッ!!やったぁーーーっ!!

「はぃ、、そちらの人、早くこちらへどうぞ、、早く終われば、すぐ次の人も
 出来ますよぉ、さっ、急いで急いで、、、」
そう言う事で、抽選から外れた者のねたみを逸らす、巧みな進行の司会の言葉に
促される様、そして周囲からも押し出される様に3人の生徒が壇上に上がるのだが、
その一同は、真っ赤に興奮し切った顔で、一様に目は血走り、股間は不様に盛り上り
いかに名門校の生徒であろうが、ただのヤリたい盛りの男子にすぎない事を、
自ら証明しているのであった。

「それでは、まずこちらの作業に慣れた3−Eの人に最初に模範演技を御願いします。
 まずは、それをよぉーーーく見て下さいねぇ、、そしたら、その後にその通りに
 御願いしますよぉ、、」
そうニヤニヤ笑いながら言う司会に比べ、硬い表情のその3人はガクガクと
うなずくのであったが、その目は舞台中央で大きくX字状に全裸で磔されている、
哀れな生贄を見るのに夢中であったのは言うまでも無い事であった。

当然であろう、羞恥衣装での晒しモノにされているかおるや佳代夫人であるなら、
これまでも、校内のあちこちで見た事はあるのだが、こんなSMショーそのもの
妖しいプレイ等、高校生が生で見れるはずがない。
それが、まさに目と鼻の先にぶら下がっているのである。

腕を上げられた事で、瑞々しい美乳は奇麗な半円状を形つくり、その頂点で揺れる
ピンクの乳首といい、細くしまったウェストといい、どう見ても男子には見えぬが、
その股間にしっかりとギンギンにいきり勃つイチモツがそびえているのだ。
だが、揺れ弾む美乳に視線が釘付けの彼らにとって、そんなモノは全くと言って言い程
視線には入っていなかったようであった。

そんな彼らに向け、悠然とした余裕の表情の黒田達4人は、手元に妖しい器具を取り、
もったいぶった説明を始めるのであった。
「へへへっ、、そんなに興奮するなよ、、いいかぁ、、まずはこのクリームで
 かおるちゃんのお胸をパックしてやるんだ、、こぉやってだなぁ、、、」

そう言うと、名前も書かれていないチューブをから搾り出した、得体の知れぬ透明の
ジェル状のものを手に取った黒田は、そのまま一気にかおるの美乳を、その大きな
掌全体を使い、包み込む様にしながら優しく揉み上げると共に、ジェルをまんべんなく
塗り込め始めたのである。

『はぅぅぅっっっ、、、やめて、、、やめてぇぇっっ、、、』
ひんやりとする無気味な感触に加え、まさに全校生徒の目の前で男子でありながら
級友から乳房を愛撫されるという、恥辱の極に華奢な身体を懸命に揺すって
拒絶しようとするかおるであったが、ガッチリと拘束された磔の身体はビクとも
動かず、かえって美しい胸元はプルルンッと逞しい股間はビッタンビッタンと
男女双方のシンボルが、激しく揺れるのがかえって目立つだけであった。

「んんんっっっ、、、、、んむむむぅぅぅぅっっ、、、、、」
ギャグで塞れたかおるの口元からは、くぐもったうめき声しか洩れてこない。
だが、そんな状況を悪用して、黒田達はさかんに勝手な感想をデッチ上げていた。
「おぉぉ、、、そんなイィのかぃかおるちゃんは、、」
「へへへっ、真っ赤なお顔しちゃって、興奮してんだなぁ、、、」
「おぃおぃ、ヨダレまで垂れてるぜぇ、、かおるちゃん、はしたないですよ。」

そして、ひとしきりからかった後、いよいよ豊胸器具の装着であった。
「さぁ、かおるちゃーん、、もっともぉーーっとおっぱいを大きくしましょうねぇ。」
「そこにいるデカパイ用務員に負けないくらいにしましょうねぇ、、、」
そう言いながら、手元の透明カップの様なブラジャーをかおるの美乳へあてがい、
背中で固定してしまう。
「おぉっとぉ、、デカパイ用務員で思い出した、、こっちもデカくしねえとなぁ、」
そう言いながら、今度は透明のシリンダーを持ち、かおるのイチモツをその中へ入れる。

「ひひひっ、、さぁーーってと、これで出来上がりっと、どうだ、簡単だろうが?」
そう言いながら、壇上の新米調教師を振り向く黒田達であったが、生まれて始めて
しかも間近で見てしまった、あまりに衝撃的な光景に彼らは、うなずくことすら
忘れて、ひたすら硬直しているのだった。

そう、確かに今のかおるの姿、胸元を覆う透明ブラジャーと股間に直立する
透明シリンダーの姿は、初心者にはあまりに異様過ぎたかもしれない。
そんな彼らへニガ笑いを投げながら、かおるの耳元で命令を囁く黒田。
「さっ、いつもみたいに色っぽくおねだりしな、、じゃないと、、、、」

そこまで言えば、もはや全ての察してしまうかおるは、ほんのしばらくの間は
深く横へ顔を背け、硬く目を閉じていたのであるが、やがて観念したかの様に、
ノロノロと正面へ向き直ったかと思うと、その大きな瞳を涙で潤ませながら、
黒田達を眺めては、ちいさくうなずくのであった。

それを合図に、各々のカップやシリンダーに着いている注射器で吸引を始める
黒志会の幹部達である。
キュゥゥゥーーーーーーーっっ、、、
『あっ、、、アァァッッッ、、はぅぅぅっっ、、、んんんんっっ、、、、』
オォォォッッッッ!!

注射器のシリンダーがきしむ音につれ、胸元と股間、敏感な箇所が吸い込まれて行く
妖しい感触に、かおるがその美貌を更に真っ赤に染めながら悶え始めると、
遠目に見ても判別出来る程に、磔美少女(?)の乳房とイチモツが膨張していく。
そのみるみる変わる様に、講堂中の生徒から歓声が上がるのであった。

『はぁぁ、、こんなに、、こんなに大きくなっちゃう、、はぁぁ、、だめぇ、、、』
惑乱するかおるの心理をよそに、しばらくそのまま放置しておいた黒田達であったが、
やがて、また注射器を戻しては、美乳とナニを覆う器具を外してしまう。
ぷるるんっ、、、グィッ!!とばかりに再び露になって男女のシンボルは、
気のせいか、僅かばかり膨張しているような、、、、

だが、そんな観察する間も与えず、すかさず妖しいジェルで美乳マッサージを始めると
いよいよ、新米へ実習をさせるべく最後の説明を始める黒田達である。
「こうやって、最後もちゃんとマッサージしてやりゃぁいいだけさ、簡単だろっ!!」
「ほれっ、今見た様に今度はお前等がやってみな。遠慮はいらねぇぞっ。」
その言葉と共に、一瞬の空白の間を置いて、一気に道具の取り合いになる新米調教師を
見る彼らの目は、実に楽しげであったのは言うまでもない事であった。

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