学園祭−14



AV嬢であったとまでデッチ上げられたルミ子こと佳代夫人は、下品な笑いと共に、
期待に胸膨らませた司会の指示を受けて、そんなありもしないビデオのタイトルを
ゆっくりと読み上げ始めた。

「え、、えぇ、、
 『淫乱マゾ豚、小桜ルミ子!私を笑って下さい』
 『小桜ルミ子の変態オナニーレッスン』
 『SMストリッパー小桜ルミ子の強烈連続ファック24時間!!』 
『近親相姦、小桜ルミ子、実の息子と生エッチ!』
 『堕ちた母親、小桜ルミ子、息子のムスコを舐めまくり!!』
 『小桜ルミ子のお母さんと(お風呂もベットも)一緒』です、、、、」

それら、いかにもと言うタイトルの数々に、講堂内ではついメモまで取る生徒が現れる。
そんな下級生に苦笑しながらも、架空の経歴の感想を佳代夫人に向かって尋ねる司会。
「えぇーーっ、中々、刺激的なタイトルばかりですが、いかがでした?AV業界は?」

唐突な質問だが、もはや全て、悟り、諦めている佳代夫人は、弱々しい笑みを浮かべ
淡々と、男達の思い付くような答えを口にするのみであった。
「、、、えぇ、、とても、楽しかった、ですわ、、大勢の男性達と、、、いっぱい、
 セックスできましたし、、、」

すると、その答えを聞いた司会は画面の1つを指しながら、興味深げに更に尋ねた。
「えぇーーっ、ここ、、ちょっと気になるタイトルなんですが、、もう一度呼んで
 もらえますか。できるだけ大声で。」
司会の示したのは一番最後のタイトルであり、当然、そのあまりに意味深な言葉を
わざわざ再び読むの事に、佳代夫人も多少は躊躇せざるをえない。

だが、喜色満点の顔で自分を眺める司会や黒田達の視線に、もはや自暴自棄となった
佳代夫人は、またそのタイトルを音読するのであった。
「は、、、はぃ、、、、
『近親相姦、小桜ルミ子、実の息子と生エッチ!!』です、、、」

そんな佳代夫人の告白のような宣言に、わざとらしく手元の資料を見直すフリで
すかさず、ツッこむ司会である。
「あれぇーっ、、ルミ子ちゃん、、お子さんいましたっけかぁ?おっかしぃなぁ?」
そのあまりにわざとらしい芝居に、壇上の反対側に座る黒志会の面々がニガ笑いを
しながら、何言かを囁き合っているのが佳代夫人の目に映った。

『、、、、な、、なによ、、あ、あなたたちが、、、あなたたちが無理矢理、、
 無理矢理に、、かおるや、、私を、、こんな、こんなふうに、、、』
自分達母子を煉獄へ堕としながらも、その事自体で平気な顔で談笑している彼らを見た
佳代夫人は、あの思い出すだけで身の裂かれそうになる惨劇の日を思い出してしまった。

あの時も彼らはああして、笑いながら自分達母子を凌辱し、無理矢理交わらせたのだ。
つい、その時を思い出してしまった佳代夫人は、先程からの尋常ではない状況も
手伝ってか、余裕の笑みで自分達を眺める彼らに向け、憤りのような感覚が蘇る。
そんな、思いの佳代夫人は、司会から次のような質問をされた時、ほんのささやかな
反撃を企ててしまったのだ、、、、、それが、更なる惨劇を呼ぶのも知らず、、、、、

「それに、実に刺激的なタイトルですが、いったいどんな内容だったんでしょうか?」
たいした返答も期待せずに何気なく聞いた司会に向け、返事をしてしまう佳代夫人。
「えぇ、、それはですねぇ、、あの、、わ、私がお子さんのいる未亡人の役のお話で
 そこに、、突然、息子の同級生が何人も訪ねて来て、、、、い、、嫌がる母親と
 息子を、、無理矢理に、、その、、セックスさせてしまうと言うお話ですわ、、」

せいいっぱいの皮肉を込めて、そこまで一気にしゃべった佳代夫人は、その内容を
少なからぬ驚きと共に受け止めた様子の黒志会の様子に気付くと、なにか自分が
とてつもない過ちをしてしまったような気持ちになり、慌てて言葉を加えるのであった。
「そして、それからすっかりと、その、は、、はまってしまう未亡人のお話でしたの。」

まさにその『実録・春川佳代』といったその告白に、自分で振っておきながら
狼狽してしまったのは司会であった。
まさかにもこの場で全てをこの令夫人が告白するとも思えないし、まかり間違って
そうなっても、それ自体無視してしまえば良いのだが、やはり若さゆえの余裕の無さか
途端に落ち着きを無くしはじめてしまっている。

キョロキョロと視線を泳かせたあげく、すがるような視線を向けた先はやはり黒志会の
面々であった。
すると、先程の一時的な驚きもとうにさめた様子の一同が、笑みを消し冷たい目で
無礼なペットをにらんでいるのに気付いた。

その凌辱者としてのまさに先輩である一同の様子に安心した司会は、再び落ち着きを
取り戻して行った。
年増の淫乱未亡人であり、変態の露出狂女中の身分を救って頂いた恩も忘れて、
無礼にも飼い主を挑発するような恩知らずな用務員へ、おそらく何らかの天罰が
下るのであろう。

その先輩達の様子に満足したのか、司会は佳代夫人の必死の発言を完璧に無視して
また正面に向きなおっては解説を続けるのであった。
「そんな、AV嬢とストリッパーの、まさに2股かけた生活を過ごすルミ子ちゃん。 
 実は、その間に数回、結婚もしているそうです。」

「お相手は、、まぁ、、ご想像のように劇場での本番ショーの相手であったり、、
 AVのお相手であったりと、、様々ですが、おおむねこのような流れを
 繰り返しているそうです。」
そして、また画面の表示が変更された。

      1.私があなたのチン○ンをずっと満足させてあげる。
      2.ねぇーーー!!もっとぉぉーーーっ!!
      3.あらっ、、、いなくなっちゃった、、、、

そんな、奇妙と言うか、意味深な言葉の数々に場内にニヤニヤと下品な笑いが広がった。
その雰囲気を読みながら、また説明を始める司会。」
「はぃ、カンの良い皆さんはもぉお判りですよねぇ、、とにかくエッチ大好きの
 ルミ子ちゃん、相手をしてくれるのであれば、誰とでも結婚してしまいます。」

「相手も、この容姿にこのボディ、おまけにアレが大好きとあっては、喜んで
 結婚するのです、、、、、後の恐さを知らずに、、、、」
「とにかく、性欲がハンパじゃぁありませんから、、、哀しいことに男は、つまりは
 出したらお終いです。でも、当然それで納得するヒトじゃないです。」
「もぉ、朝から晩までとにかく、1日中跨っては腰振りまくりだったそうで、
 おおむね半年程で逃げ出すのが相場だそうでした。」

そこまで続けた司会は、妙に楽しげな視線を一度その令夫人へむけるとまた続ける。
「まぁ、逃げられた男は、多分幸せだったのでしょう。とりあえずは、この極上の
 からだをスキに出来たのですから。」
そんな意味深な事を言いながら、佳代夫人に近づくと突然にその見事な巨乳を鷲掴み
ヤワヤワと揉み始めた。

そのとても高校生とは思えぬ程の手慣れた愛撫は、全て目の前の巨乳未亡人の熟れた
姿態とその令息の瑞々しい美乳で学んだものであった。
そんな惨めな思いも加わって、自虐の官能も刺激された佳代夫人は衆目の中、
甘い声を上げずには入られなかった。
「キャッ、、ヒィッ、、あ、、あんっ、、、んんんっ、、、、あふぅぅぅっっ、、、」

『あ、、お止め下さいまし、、、、こ、こんなトコで、、、』
その叶わぬ思いと共に、熱い視線を司会へ向ける佳代夫人であるが、その顔に浮かぶ
下卑た笑み、何かの期待に満ちた表情に、先ほどの自分の発言もあり不審な面持ちになる。
そんな、令夫人の不安そうな表情を楽しげに見下ろした司会が、巨乳の柔らかさ、
掌の蕩けそうな、その極上の触り心地を堪能しながら説明を続ける。

「実は、このでかいオッパイのトリコになってしまい、遂には悲痛の最後、腹上死を
 遂げてしまった哀れな男もいたのでありますっ!!」
突然に大声を張り上げて強調し始めた司会。
「それは、今を去る事、約5年前に逝去した、ルミ子最後の旦那でありました!!」

その言葉が佳代夫人の耳に届き、そして徐々にその意味するところが伝わり始める、、、、、
5年前、、、逝去、、、、旦那、、、、
『え、、、5年前、、、って、、、逝去、、、って、、、な、、なに、、え、、、』
ナニかが佳代夫人の脳裏に浮かび上がりつつあった、決して思い出してはいけない何か。
心の奥底に硬く、封印し、忘れ去ろうと、、忘れねばならぬと心に決めた事が、、、、

だが、忘れられる筈が無いのだ、、、最愛の人の思い出を、、、、、
『ヒィィィィィッッッッ!!、、、な、、なんて事を、、なんて事を、、、』
全てを理解してしまった佳代夫人の美貌が、その意味する所のあまりの無惨、悲惨さに
歪んでいく。

なんと彼らは佳代夫人のかつての夫、今は亡き主人の死をそのままなぞり、辱めようと
しているのである。
息子だけでなく、自分も凌辱し煉獄へ堕としただけでなく、概に鬼籍に入った者さえも
恥辱にまみれさせようとする獣達の春川家への異常な執着心、、、、、
その恐ろしさに、佳代夫人は今更ながら背筋が凍るほどの戦慄を覚え、先程までの
恥辱に酔いしれ、真っ赤に染まった頬が今はまるで紙のような灰色をしている。

『や、、やめて、、、そんな、、そんな、酷い、言い方、、そんな、、、』
だが、そんな佳代夫人の叫びは、あまりの衝撃にまったく声にならず、ひたすら
ぱくぱくと、まるで酸欠の金魚のようにその花びらのような唇を開閉するだけであり、
嬲られ慣れた熟れた姿態は、これからの展開を予感してひたすら脅え震えるだけである。

これだったのだ、、、先程佳代夫人がほんの少し、皮肉を洩らしたのにもかかわらず
誰1人として何もしなかったのは、こんな残酷な責めがあのスグ後に待っていたから
なのだ。
そして、彼らが説明だけで満足するはずも無いのも明らかである。

最愛の家族を侮辱されようとしているのに抗いもせず、ひたすらその事に脅えるしか
ない哀れな令夫人の姿に気を良くした司会は、この次の写真を見た佳代夫人の表情を
想像し、胸を躍らせながら解説を続けるのだった。
「さぁ、、その哀れな旦那様、、さすがに故人への冒涜となりますので名は秘して、
 仮にAさん。と呼びましょうか。
 それでは、ありし日のAさんとルミ子さんの仲睦まじい写真をどうぞっ!!」

その言葉と共に、また画面が切り代わり、1組みの男女の写真が大写しにされた。
『おぉぉぉーーーーーーっっ、、、』
写真の言葉に、つい反射的に背後を振り返った佳代夫人が、そこに映されたモノを
目にしたのと同時に、講堂中からどよめきが湧き上がった。

『、、、こ、こんな、、、こんな、、、ひど、、い、、酷すぎるわ、、、』
生徒達が口々にその男女を品評しているが、その写真、かつての夫婦の思い出の写真の
変わり果てた自分の姿に愕然とする佳代夫人の耳には、何も届いてはいなかった。
それは、結婚当初、まだ20にも満たぬ頃の新婚時代の春川夫妻の記念写真であった。
そこにはかつて、若々しい夫婦が正装して仲良く並んでいたはずであった。
その、、、あったのだ、、、、だが、いま、その写真は巧妙に偽装され合成されている。

初々しかった若妻の代わりに、そこにいたのはまさに変態用務員、小桜ルミ子が
いつもスタイルで仁王立ちしているのだ。
デロデロに伸びたランニングシャツからペロンとばかりに巨乳を丸だしにして、
更にボトムはニットの超ミニスカのみ。
当然、その生地でのそんなポーズのため、ズリ上がった裾からはワインレッドの
スケスケショーツに覆われた恥丘がはっきり覗いている。

そしてそんな扇情的な服に加えて、持ち物も尋常ではない。
なんと、片手には巨大浣腸器であるガラス器具。そしてもう片手には使い込まれた
感のある、黒々とした巨大バイブを手に持ち、おまけにその作りモノの王冠部は
ルミ子の口元に当てられ、更に長々と伸ばした舌をチロチロとカリ首にまで
這わせているのである。

その美貌にはそこかしこに何かの白濁液がベッタリと付き、細いアゴから滴が
下の巨乳へ流れ落ちているのがよく判る。
だが、そんな顔面シャワーの惨状にもかかわらず、ルミ子が浮かべた陶酔の表情、
おまけにショーツに浮かぶ陰唇の濡れ透け状態が、その変態女が耽る淫欲の深さを
なによりも良く現している。

そして、その隣りに並ぶ真面目そうなスーツ姿の若者、温厚な性格であり照れ屋であった
彼は、すぐ隣りに並ぶ若妻との記念写真にぎこちない笑みを浮かべ、はにかむ様が
初々しい。
だが、いまその悪意に満ちた合成写真の生贄にされた、かつての若主人のその笑みは
まるで、傍らで淫らに微笑む年増の変態露出狂おんなに気圧され、強張った笑みであり、
変態の淫乱おんなのトリコになった哀れな若者の運命を示しているようであった。

驚愕のあまり、目が飛び出るほどに画面を凝視し続ける佳代夫人を無視して、また
でっち上げの解説を始める司会。
「なんだか、、、スゴィ写真ですが、、、こちらは劇場でのまな板ショー、
 お客さんからの顔面シャワーの途中、急遽舞台裏で撮影したものだそうです。」

「ルミ子さんの仕事場へ遊びに行ったAさんと写真が取れると知ったルミ子ちゃん。
 喜びにあまり、顔もそのまま、つい仕事道具まで一緒に写真撮影しちゃった訳です。」
「ちなみにAさんは劇場の常連、いつも舞台で踊る素敵なルミ子の姿に惚れ込み、
 ある日楽屋へ花束を持って行ったところ、お相手のいなかったルミ子に
 なんと、その場でゴーチンされてしまい。あっと言う間にゴールインだそうです。」

そこまで嬉々として述べた司会は、今度は一転してわざとらしい痛恨の表情を浮かべ、
更にそのありもしない結婚生活の顛末を続ける。
「ですが、このAさん、、、なんとこの僅か数ヶ月後、、この世を去ってしまいます。」
「状況は腹上死、、いや、、腹下死、、だそうです。イロ狂いの年増が真面目な
 若者を遂にはヤリ殺してしまったようなモンですね。」

そのあまりの言葉に、さすが佳代夫人はもはや耐える事は出来なかった。
自分はもうどうなっても良い、、哀れな息子はまだひょっとしたらこれから救われる
事もあるかもしれない。
だが、、夫は、、いまは亡き夫は誰がかばうのだ。
いくら、さきほどほんの少しだけ皮肉のようなものを述べたのしろ、これはあんまりだ。

『あ、、あんまりだわ、、あんまりよっ!!、、なんて、、デタラメをっ!!!』
遂には柳眉を逆立て、憤怒の形相となった佳代夫人はその凄艶な美貌を司会に向け、
哀訴ではなく抗議の声を上げようとした、まさにその気勢を削ぐようなタイミングで
突然、司会が他の奴隷達に声を掛けたのであった。

「どうですか、、かおるちゃん、、お宅の女中、ルミ子の旦那さんの写真は?」
その声に、思わず傍らの息子を振り向いた佳代夫人の目に、いつの間にかその背後に
忍びよっていた黒田と志賀に裸身を嬲られるかおるの姿が飛び込んで来たのだ。
端正な美貌に浮かぶ、令夫人の凄艶な怒りの表情もまったく意に介さず、むしろ
そんな美熟女を小バカにしたようなうすら笑いと共に、楽しげに眺めながら
息子の華奢な半裸の姿態を弄ぶ、その同級生達の姿に佳代夫人は一瞬、呼吸さえ
止まるほどの衝撃を受けてしまった。

嬲り慣れた凌辱者の余裕で、自分達の手は使わずにかおるを責める黒田達。
左手で自らの肉茎を握らされ、右手は掌に余るほどのサイズの豊乳を掴まされたかおる。
その少女のような細い指の上を、自分のゴツイ手で覆った黒田がユルユルとシゴキ、
揉み始める。

そして、志賀はかおるの座る粗末なイスの下から伸ばした手で、剥き出しで揺れる
かおるの睾丸を握り締めながら、可愛いかおるの耳元で何事か囁いているのだ。
そして、怒りに震える美母を眺めながら、その息子の睾丸を握り潰さんばかりの勢いで
力を入れる志賀。
「キィィーーーーーツ!!、、ヒッ、、ヒィィィーーーーーッッ!!」
その激痛で少女のような黄色い悲鳴を講堂中に響かせてしまうかおるに向かって、
黒田は尋ねる。

「かおる、、ほれ、、司会がなにかお前に聞いているぞ。ちゃんと答えてやれ。」
志賀に囁かれた恥辱のセリフのあまりの酷さに必死に抗うかおる。
だが、亡き父、そして傍らの母を思って健気に堪える哀れな美少女(?)の姿は、
嗜虐者達を煽るだけであった。

「お前は初めて見るンじゃねぇのか?どうだ?って聞いてるんだよ?
 なぁ、、教えてくれよ、、か・お・る・ちゃーーん、、、」
再び確認する黒田と同時に、更に掌に力を込める志賀。
「ぐひぃぃぃーーーーっっ、、、、ギッ、、、ギィィィィーーーーッッ!!」
急所を潰される激痛で、遂には怪鳥のような絶叫を上げるかおる。

どうもこうもない、それはつまりかおるの実の父親の写真なのである。
そして、いつの間にか、かおるの背後からその華奢な姿態にまとわりついていた黒田や
志賀がネチネチと小声で淫語を囁きながら、哀れな美少年を追い込んでいく。
そのあまりに情けない言葉も、粗末なイスの下から手を伸ばした黒田に睾丸を握られた
かおるにとって、抗えるものでもなかった。

「は、、はぃ、、初めて拝見致しましたが、、とっても、素敵な御主人さまです、、
 かおる、、の、、好みのタイプだわっ、、、あーーん、、あんな素敵な人の、、
 お、、おチ○ポ、、舐めてみたーーーい、お、オッパイ、、モミモミしてぇ、、
 そして、、お、おカマ、、掘ってもらいたいわぁ、、うっ、、うぅぅぅっっ、、、」
命じられたセリフのあまりの酷さに堪りかね、遂にはポロポロと大粒の涙と共に
鳴咽を漏らし始めた哀れな美少女(?)かおる。

そんな、完璧なマゾ奴隷ぶり、自分にふりかかる災厄に何の対応も出来ぬ哀れな姿は、
これまでその身に刻まれた地獄の日々がいかに激しいかを示しており、そして、
かおるの心理に深く潜んでいた被虐性向がいかに強いものであったかもはっきりと
示しているのだ。

ほんの数年前まで、まさに眼に入れても痛くない程自分を慈しんでくれた父親。
男子として、尊敬し、憧れていた男親に向けて、その実の息子が言う言葉として
これ以上に冒涜的なものがあるだろうか。
父親の性器を舐めたがる息子、、、更に少女のように変形された乳房への愛撫をネダリ
それどころか、実の親子でのおぞましい肛虐さえも熱望する息子、、、

だが、その一方、そんな屈辱、恥辱の極みに堕とされた暗い絶望の心理の奥底から、
何か全く別の感覚が徐々に湧き上がりつつあるのを感じるかおるである。
その正体が忌まわしい自虐の喜び、ドス黒い淫卑な快感である事が誰よりも
かおる自身を戦慄させるのであった。

自分はここまで堕ちてしまったのか、、、いかに強制されたセリフとはいえ、自分の
父親との交わりを口にしただけで、こんな妖しい快感をおぼえる身体にされてしまった。
しかし、そのあまりの情けなさに絶望する傍ら、刻まれた忌まわしいマゾの喜びは
もはや抑え切れぬほどの快感を伴い、そしてその若い姿態はあまりに正直にそれに
反応してしまっている。
それは、これまでに感じた事の無い位の、まさに眼も眩む程の快感であった。

そして、自分のしでかした事の結果の無惨さ、正視に堪えぬ息子の変わり果てた姿を
ただ、茫然と見る事しか出来ぬ哀れな美母、佳代夫人であった。


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