出会いと結婚の間-05
『、、、あぁぁっ、、そんな、、そんなぁ、、、、』
背中に突き刺さる矢の様な視線を感じた佳代夫人は、恐る恐る背後を振り替えるが、
その自分に集中した視線の余りの多さに堪え切れず、すぐさま正面へ向き直ってしまう。
『、、どうすれば、、いったいどうすれば、いぃの、、、あぁっ、、、、』
路上に背を向けている今ならば、まだ自分の正体には気付かれていない。
だが、このままこの場所でいつまでもいられるはずもない。
しかし、獣達の指示に従って指定の店に行くなど、、、、
一度は観念した佳代夫人であったが、自分に集中している街中の視線を自覚させられた
今となっては、その決心も萎えざるを得ない。
なんといってもこの街は自分が長年住んだ街であり、こんな昼日中から半裸、いやほぼ
全裸の姿を晒して歩くなど、堪えられるはずがないではないか。
だが、そんな令夫人の逡巡など無視し、いつまでも動かない出来の悪い部下に対し、
間接的な指示を下す井川達であった。
「おぅっ、そう言えばそろそろ電話するんじゃなかったっけか!?」
「あぁっ、そぅそぅ、忘れてたよ、、電話、電話っと、、、」
そのわざとらしい会話を聞いた瞬間、弾かれた様に背後を振り替える佳代夫人であり、
それに釣られてブルルンッとばかりに自慢の巨乳が大きく揺れ弾むと『おぉぉっっ』と
ばかりに背後の人々から感嘆のどよめきが上がった。
大事な1人息子の身を案じ、そんなやぢ馬の歓声どころではない佳代夫人は、典雅な
美貌を強張らせながら、すがる様な視線をおやぢ達に向けて無言の訴えをする。
『そ、、それだけは、、それだけは、お許し下さいまし、、、いま、、いますぐ、、』
だが『百の言葉より一つの行動』とばかりに、うすら笑いを浮かべながら、手元の
携帯電話をこれみよがしに見せつける井川達の態度に、遂には観念し、ほっそりとした
両腕を持ち上げて、愛息の自転車のハンドルに手を掛ける佳代夫人であった。
先程まで覆い隠していた股間のデルタゾーンが薄布越しに露わになってしまった事で、
令夫人の心臓はもはや爆発寸前になるまで激しく動悸し始め、むっちりした太腿までが
ガタガタと震えだす。
そして、これから自分は自宅へ帰ることも許されず、これから街中の視線に晒されつつ
商店街を歩く続けなければならないのだ。
そしてそんな極限の恥辱の前に、失神しそうな佳代夫人を支えていたのは、もはや
息子を守らねばらぬと言う、強い母の思いだけであったのだ。
『、、かおるの、かおるの為なのよ、、かおるを、かおるに、こんな思いをさせるなら
させるくらいなら、、』
まるで呪文の様に何事か小さく呟き続ける佳代夫人が、愛息の自転車を押しながら
洋品店の駐輪場から歩道に歩き出したのはそのすぐ後であった。
それは奇妙な隊列であった。
先頭を進むのはビキニ同然のセパレートのレオタードを着た妙齢の女性。
しかも本来はインナーの上からデザイン程度に着るものを、なぜだか直接素肌の上に
着ている為、ほとんどビキニ同然の半裸の姿なのである。
そして、その上品そうな美貌に似合わぬ熟れ切った姿態は、充分過ぎるに発達した熟女
の色気に満ちており、細布にすぎぬ帯び状のトップの布切れからは見事な巨乳がこぼれ
んばかり、そしてその乳房は歩く度毎にプリプリ、ゆっさゆさと弾んで見るものの視線
を釘付けにしてしまう。
当然ボトムの格好もまた、まともなモノではなく、紐ビキニ同然の3角形の布切れが
僅かばかりに恥丘を覆い隠すのがやっと、脂肪のたっぷり載った熟女のむっちりとした
太腿、生足どころかその付け根、歩く度にプルルンッと白く波打つ生尻までが丸見えの
剥き出しというトンでもなくハレンチな格好であったのだ。
おまけにその熟女は傍らの自転車には乗らず、なぜだかそのハンドルに手を添えたまま
ノロノロと歩き続けているのだ。
そしてその自転車が大人サイズならともかく、これまたなぜか子供用の小さな物の為、
その格好もまた、不自然極まり無いポーズにならざるをえないのである。
低い位置のハンドルに手を添えるには当然、上半身を前に屈ませねばならず、すると
その巨大な乳房はブルルンッとばかり、その深い谷間も露わに揺れぶら下がった形で
ほぼ全容を剥き出しに晒してしまう。
そして屈めた上半身によって、背後に突き出す形となった熟女の迫力満点の生尻は、
まさに見て下さい。とでも言わんばかりに挑発的にツンッと上がった尻肉を、僅かに
秘奥を覆う股布と共に、背後のおやぢ達に向けて、ムチムチの太腿と同時に丸見えに
している。
そしてその半裸の熟女のすぐ後には、まず3人のおやぢ達が下品に顔を歪ませながら、
今にもヨダレを垂らさんばかりに、熟女の年齢を感じさせずツンッと上がった尻タボを
堪能しながら歩き続けている。
更にそのやや後にはいかにも散歩中でござい,といった様子の中年おやぢ達がぞろぞろと
歩いているのであったが、その誰も彼もがチラチラと正面のおやぢ越しに憧れの令夫人、
(かつての)町内のマドンナ、春川佳代夫人の裸身を眺めるのに夢中であったのだ。
堂々と熟女の生尻に血走った視線を向けて眺めながら、なにやら下品な会話を交わし
合う井川達と違い、商店街の店主達は全て無言のままひたすら歩き続け、さも周囲の
情景等気にしながらも、必ずチラ、チラ、と正面に視線を向けるていのだが、それも
時折、わざとらしく背後を振り替える井川達と視線が会うと、大慌ててでそっぽを向い
たり、白々しく周囲の店主同士で景気の話し等をするという滑稽極まりない風であった。
だが、そのギラギラした視線と不自然に膨らむ股間を見れば、その脳裏で何を思うのか
等、一目瞭然である。
これまでどんな盛夏の季節であろうが、和服で正装し、ふくらはぎどころか、二の腕
すら露わにしない麗人、佳代夫人。
その凛とした気品溢れる姿を見る度に、固く閉ざされた和服の胸元、ツンッと上がった
腰の線に卑猥な視線をチラチラと走らせ、悶々とその内部を妄想するしかなかった
哀れなおやぢ達は、今やそのホンモノの裸身を見る事の出来た悦びで、当初の驚愕から
覚め、徐々にその露出散歩を堪能し始めていた。
『お、奥さん、、春川の奥さんが、、あんな、、あんな格好で、、、』
『奥さんは、、、奥さんは、、あんな、、あんなデカイ胸してたのか、、』
『、、あんな、、あんなにぶるんぶるん、揺らして、、、、』
『、、あのデッカイ尻は、どうだぃ、、、クィと上がって、あんなにケツ振って、、』
そんな店主達の変貌に気付いた井川達であったが、それはむしろ自らの優位性を
噛み締めさせるだけであった。
『ケッ、おやぢ共、どいつもこいつも食いつきそうな目で見てやがる、、、』
『くくくっ、、お前等の憧れの奥様は、とっくに俺達の性奴隷、、ペットなんだぜ。』
背後のおやぢ達の群れの中に、先程自分達が立ち寄って、からかった店主がいたのに
気付いた井川達は、わざとらしくおおきなニヤけ笑いを浮かべると、更に優越感に浸り
ながら、再び正面の熟女の裸身、生尻どころか豊満な双乳がその背後からすら覗ける、
そしてその熟れ切った姿態の全てを望みのままに出来るのだとう言う、素晴らしい
現実を噛み締めつつ、佳代夫人自慢の巨乳の揺れ弾む様を堪能し続けるのだ。
そんな奇妙な隊列は、商店街の店先を通る度毎に、血相変えた店主が飛びだして後に
続くので、少しづつ参加者を増やしながら、目的地に近づきつつあったのだが、そんな
穏やか(?)な見物人だけとは限らなかったのはある意味当然であった。
そして、消えて無くなりたい程の極限の羞恥を懸命に堪えながら、萎えそうな両足を
フンばって歩き続ける佳代夫人に、突然ナンの遠慮も無い鋭い指摘が下されたのは
その時だった。
「わぁっ、、あのお姉チャン、おっぱい丸見えだよぉっ、ヘンなのぉっ!!」
「、、!?!?、、シィッ、、、あんなもの見るんじゃありませんっ!!」
「だってさぁっ!?」「イィからこっちに来なさいっ!?」
街角から突然現われた子供連れの母親は、自分の子供が無邪気かつ正確極まりなり指摘
をした相手が今や町内の恥晒し、イィ年をして露出の趣味に目覚めた年増オンナである
事に気付き、大慌てできびすを返してその子の手を引いて去って行く。
すると、まるでそれを合図にでもしたかの様に、そこかしこで女性達からの容赦無い
寸評が始まるのだが、そのどれもが陰口と言うには大きすぎる声で交わされており、
それはまさに当の露出痴女を侮蔑し嘲笑する為のものに他ならなかったのは言う間でも
ない事であった。
「、、、ねぇ、、あれ、、、ほら、、あの、、春川さんよ、、、、」
「、うわっ、、、ここのところ毎朝、ヘンな格好で出かけるって噂だったけど、、」
「、、、ちょっとちょっとぉ、、いやぁーねぇ、、いくらなんでも、、、、」
「だれか注意しなさいよ、、、」「いやよ、、あんな変態に声掛けるなんて、、」
そんな女性達の嫉妬混じりの嘲笑に、最後尾の店主達は慌ててそっぽを向いたり、
そそくさとあさっての方へ歩いたりと、バラバラに動き始めるが、むしろそれを目的と
していた井川達は、同性達からの、それもかつての知人達からの嘲笑を受け、まさに
恥辱の極みに悶え狂う哀れな令夫人の痴態をたっぷりと堪能する事が出来たので、
かえって礼すら言いたいくらいであった。
そしてそんなウキウキした井川達の気持ちと裏腹に、とうとう街中に晒されてしまった
自身の痴態と性癖(?)に、目のくらむ程の恥辱と屈辱を懸命に堪え、ドス黒く塗り
潰されてしまったこの街での生活と未来に絶望しながらも、ひたすら愛息の自転車を
押し続ける佳代夫人である。
『あぁぁっ、、もぉ、、もぉ、ホントにお終いだわ、、お店でだけじゃない、、外で、
街中の皆さんに、こんな、、こんな恥知らずな格好で歩いているとこまで見られて、
お終いよ、、お終いなんだわ、、、』
そしてそんな絶望に耽る令夫人の心情を更に煽るかの様に、周囲から見物している町内
の奥様連中の批評は更に情け容赦の無いモノになっていく。
「ふん、、だいたい、妙にお高く止まっていたからヘンだと思ったのよね、、」
「あっ、そぉ言えば、、最近あの人の家、妙に男出入りが激しいって噂よねぇ、、」
「御主人が亡くなってもう長いでしょ、そろそろ、我慢が出来なくなったのよ、、」
「、、、まったく、今までだって、裏でいったいナニをしてたんだか、、、」
「それがとうとう、こんな昼間っからアンな格好で出歩くなんて、、、」
「露出狂ってやつね、、、」「変態、、、」「色キチガイ、、、」
『、、そんな、、酷い、酷いですわ、、そんな風に、、そんな風におっしゃるなんて、
わたし、、わたし、そんなヘンなのじゃありませんっ!!』
いったいそう口に出来ればどれほど楽であろう、、、
だが、いったいこのビキニの様な半裸の姿で街中を散歩している事実の前に、どれほど
弁解の意味があるのだろう。
むしろ上げ足をとられ、いっそう惨めな思いをさせられるだけではないか、、、、
これまで自宅、そして学園内での獣達からの受けて来た数え切れぬ程の凌辱、辱めから
それをいやと言うほど、まさにその身体に刻み込まれている佳代夫人は、ただ、固く
血の出る程にギュッと唇を噛み締めながらフラフラと歩き続けるしかなかった。
そしてやがて、その妙齢の露出痴女は半ば正気を失いながらもノロノロと街中を横断し、
なんとか目的の喫茶店に着いたのであった。
『、、あ、、あの、、いったい、、どうすれば、、、、、』
どうにか駐輪場に自転車を止めたものの、やはり顔馴染みであるその喫茶店に入る勇気
等、ある筈もない佳代夫人は、つい反射的にそのしなやかな両腕で双乳と股間を覆い
隠しながら、思わず憎い相手である筈の井川達に向け、すがるような視線を向けた。
『くくくっ、、、なんて目ぇ、しやがるんだ、、、もっともっと恥を晒させてやる』
『うぅぅ、、、タマんねぇぜ、、あの目、、もっと嬲ってやる、、もっとスケベな
目にあわせてやるぜ、、、』
有名歌手にうり二つの美貌を誇る、令夫人が今にも泣きそうな顔で瞳を潤ませながら、
自分達に向けた、そのすがる様な視線を受け、井川達は年甲斐もなく、胸の高鳴りを
覚えると共に、ムラムラと新たな嗜虐欲が湧き上がるのを抑える事が出来なかった。
『ほれ、さっさと店に入りな、、中でもタップリと可愛がってやるぜっ!!』
『、、、あぁぁっ、、お許し下さいまし、、、これ、以上は、これ以上の辱めは、、』
ギラギラと欲望剥き出しの視線でにらみつける井川達が、アゴをしゃくってその店を
指すのをみた佳代夫人は、僅かな望みを込めて哀訴の眼差しを向けるのだが、その
視線の先で、再び井川が携帯電話を取り出すのを見ると、弱々しくかぶりをふりながら
観念した様子でヨロヨロと店の入り口へ向かうのであった。
カランカランッ!!
「いらっしゃ、、、、い、、ま、、、、」
上品な街並みによく似合う、その古風な感じで品の良さそうな喫茶店のドアにある
古典的なカウベルが来客を告げる様に鳴ると共に、中年の店主が挨拶をするのだが、
やはりこれまた、先程の洋品店の店主のおやぢをまるで真似るが如くに、途中で
黙ってしまう。
なんとそこには、まるで真夏の海水浴場から抜け出してきた様な格好の妙齢の女性が
立ちすくんでいたのだった。
上半身はほとんど掌の幅程度しかない布切れで乳首回りのみ隠し、豊かな双乳が麓も
深い谷間も、下チチさえも丸見えであり、ボトムに至ってはほとんどT字帯の様に
恥丘まわりくらいしか隠されてはいないと言う、極小ビキニも同然の格好なのだ。
そしてその、知性を疑うしかない様な格好をしている熟女の羞恥に染まった、真っ赤な
美貌に気付いた時、店主のあごがまるで痴呆の如く、ガクンッと大きく落ちてしまう。
なんとそこにいたのは、町内でも貞淑な令夫人で有名な春川佳代夫人であったのだ。
『、、、お、、奥さん、、春川の、、おくさん、、が、、奥さんが、、、、』
自身の目にしたあまりの光景がとても信じられず、ひたすら脳裏で茫然と呟く店主。
そして、その顔馴染みの店主が視線を逸らす事すら忘れて、自分をジロジロと凝視して
いるのに気付かぬはずもない佳代夫人が、熟れた姿態を晒したまま、入り口でモジモジ
としていると、いきなり背後から罵声と共に、突き飛ばされてしまった。
「キャッ!!、、、ら、、乱暴はやめて下さい、、、、」
「ヘッ、ナニ言ってる。入り口で立ち止まってんじゃねぇよ。邪魔じゃねぇかっ!!」
「アァッ、でっかい尻で店の入り口塞がれちゃぁ、他の客が入れねぇだろうがっ!!」
まるで少女の様な嬌声を上げながら、店内に飛び込む事になった佳代夫人であったが、
その勢いによって、その豊かな乳房はプルルンッとまるでたっぷりと水を含んだ巨大な
風船の如くに大きく波打ち、その熟れ切った痴態を余す事なく衆目に晒してしまう。
揺れ弾む令夫人の巨乳に視線を釘付けとなりながらも、その背後から現われたおやぢ達
の一団がどかどかと佳代夫人を、まるで小突くかの様に店内に入って来ると、店主の
脳裏は更に混乱し始めてしまった。
『いったい、、いったいナニがどうなってんだ、、こいつら、、こいつら誰なんだ、』
概に五十代になっているであろう初老の男を先頭に、どう見ても四十過ぎのおやぢが
2人、着ているものもその誰もが使い着古した感のある作業服揃いと言う、貧相そのも
のといったおやぢトリオでありながら、町内のマドンナ、春川佳代夫人を突き飛ばす等、
狼藉をするのだが、しかし当の令夫人自身、さして抗いもせず、ただ弱々しくか細い
悲鳴を上げるだけ。
まさにそんなおやぢ達とは、旧知の間柄と言う感じなのである。
そしてそんな当惑する店主を尻目に、佳代夫人を小突きつつ店内を誘導し、最も奥に
ある4人掛けテーブルへ座らせようとする井川であった。
そんな唯々諾々とおやぢの指示に従う令夫人の姿に茫然としつつも、見事に張り出し
その先端を除き、ほぼ剥き出しに晒された巨大な乳房が、その歩みと共にさも重そうに
揺れ弾む様を見ると、思わず生ツバを飲み込みながら見とれてしまう店主である。
『、、あぁぁ、、そんな、、そんなにご覧にならないで下さいまし、、御主人、、、』
そしてその馴染みの店主からの血走った視線に気付いた佳代夫人は、羞恥に頬どころか
全身を真っ赤に染めたまま、自身の豊満な肉体をそのしなやかな両手で隠す事も許され
ぬまま、ヨロヨロと店内を進んでいく。
どうにかスじられたテーブルに着いた佳代夫人は、せめて少しでも人目を避けようと、
さりげなく店内に背を向ける形でイスに座るつもりであったのだが、そんな奥ゆかしい
令夫人の意図を見抜いた井川は、あっさりとその僅かな思いもくじくのであった。
「ほれ、奥さん、そんな方向いて座るなよ、ちゃんとこっち側だよ、あんたの席は。」
「へへへっ、、そぉそぉ、、ちゃんとお店の方を向いて、奥さんの自慢のデカパイを
よぉーーっく、見せびらかさねぇとなぁっ!!」
「ひひひっ、こら、そんな下品な言い方するんじゃねぇよ、、、なぁ、奥さんよぉ、」
「、、や、、やめてくださいまし、、そんな言い方、、お願いでございます、、、」
いかにも楽しげなおやぢ達のわざとらしい台詞に、消え入りそうな令夫人の声が重なり
つつも、なんとか一行はそのテーブルに着席した。
井川が窓際で壁を背にし、その隣りの通路側に佳代夫人。そしてその対面には佐倉と
君島といった形で4人掛けのテーブルを占領した一行だが、誰1人してメニューの確認
や注文等しようともせず、ひたすらニヤニヤと隣りに座る、そして対面に座る、半裸の
淑女、いや自分達の部下であり、自慢の巨乳や生尻、太腿を見せびらかしたくて堪ら
ない露出狂の年増オンナをニヤニヤと見続けている。
学園内や春川邸ではまさに凌辱の限りを尽くし、ここへ来るまでの間すら、強制した
半裸の衣装での街中の恥辱責めにあえぐ令夫人の姿を堪能してきた一同であったが、
今回の舞台となるのが、目白の街に良く似合う高級そうな喫茶店であり、その品の
良さそうな店内に半裸の姿で着席しなければならない令夫人の惨めな姿は、佳代夫人を
嬲り抜いた感のある一行にとっても、大変刺激的な光景であったのだ。
そしてそれはまた、佳代夫人にとっても同じ事であった。
かつての平穏な日々にあっては、商店街への買物など外出の際などに、時々利用して
いたこの喫茶店、繁華街の中心にある訳では無いのだが、その品の良さそうな外見と
静かな店内が、温和な自身の性格に合う様もあり、ここで静かな一時を過ごす事は
佳代夫人にとり、とても楽しみな時間であったのだ。
もちろんその場を新たな恥辱の場所へと井川達が選んだのは、ただの偶然に過ぎぬが、
そんなかつての安らぎの場所に、このような素っ裸も同然のハレンチな姿で訪れた
しまった佳代夫人は、自身に集中するおやぢ達の視線もあり、生きた心地がしなかった。
『、、あぁ、、なんで、、なんで、この、お店でまで、、こんな、こんな格好で、、
でも、、、、でも、あまりお客さんが、いないので、、まだ、ましだわ、、、、』
T字帯の如く股間しか覆わぬボトムの為、むっちりと剥き出しの生尻にペッタリと張り
つくソファの無気味な感触を堪えながら、固くうつむいたままの羞恥に染まる美貌を
チラリと上げ、店内を見回した佳代夫人は、その視界のスミで目を逸らすことすら
忘れたかの様な店主のみ確認し、ほんの僅かではあるが救われ気がしたのだが、、、、
カラランッ!!、、、カランカランッ!
『、、、ヒッ、、、ヒィーーーーーッ!!』
入り口のカウベルの音に、ふと顔を上げた佳代夫人は、その視線に捕らえた物の正体に
気付くと、上げ掛けた悲鳴を堪えるのがやっとであった。
なんと、先程まで井川達の後をぞろぞろと着いて来た、商店街の店主達が、これまた
店内にぞろぞろと入り始め、あっと言う間にさして広くも無い店内は満席状態になって
しまったのであった。
『、、そんな、、、そんなぁ、、、、そんなぁぁーーーーーっっ、、、』
声に為らぬ悲鳴を上げ掛け硬直する令夫人と、さも楽しげにそれを堪能する井川達、
そしてチラチラとそれらを盗み見る、おやぢ達。
令夫人の羞恥プレイは未だ終わる気配を見せなかった、、、、、、
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