出会いと結婚の間-04


『あぁぁっ、、なんで、、なんでこんな惨めな、惨めなことを、、、、』
閑静な高級住宅をフラフラと今にも倒れそうに進む自転車とそれに不似合いな熟女。
それは、先程の自宅での輪姦責めの疲労が回復する間も無く、馴れぬ自転車での
買物を命じられ、その熟れ切った姿態をほとんど隠せぬ息子の体操着で出かける事に
なってしまった佳代夫人の晴れ(?)姿であった。。

不自然なほどにサドルだけ高く上げられてしまったその自転車に乗る佳代夫人は、
極端に前屈みとなってしまった体勢により、大きく開いた胸元から今にも溢れそうな
巨乳を晒し、同じく小さなショートパンツからは尻の割れ目だけでなく、ムチムチした
尻肉すらハミ出したままでヨロヨロと懸命に自転車をこいているのであったが、いつも
であれば、とっくに浅ましい露出の快感に溺れ、淫らな妄想の世界に逃避出来るはずの
佳代夫人も今日はひたすら恥辱の思いしか感じる事はなかったのだ。

それはやはり乗り慣れぬ自転車のせいであろう。
ただフラフラと歩いたり、出勤時の様に走ったりするのとは違い、乗り馴れぬ自転車で
あれば、ほんの少し油断するだけで倒れてしまうのだから、常に緊張し続ける必要が
あるのだ。

そしてその緊張感が、佳代夫人に現実逃避を許さず、ひたすら惨めさを堪えながらの
自転車漕ぎを自覚させ続けているのであった。

『あっ!?、お隣りの**さん、、、、あぁっ、、○○さん、、XXさんまで、、』
ふらふらとロクに方向も定まらぬ自転車では、どうしても視線までがあちこちと動くの
であるが、その度ごとに偶然すれ違う顔見知りの人々、そしてその相手の顔に浮かぶ
嫌悪や好奇、中にはあからさまに浮かべる侮蔑の表情に気付いた佳代夫人は、もはや
生きた心地がせず、まさに消え入りたい心境のまま、懸命に馴れぬ自転車漕ぎを続ける
のである。

『、、ち、違うんです、、これには、これには訳があるんです、、、、』
そう言えたらどんなに楽であろう、、、しかしいったい息子の体操着を着た半裸の姿で
その自転車に乗る母親の弁解に何の意味があるだろうか、、、、

結局何も口に出来ぬまま、悔しげにうつむく視線の飛び込んで来たのは、ブルルンと
ばかりに巨大に揺れ弾む自らの巨乳であり、そけい部まで露に食い込むショートパンツ
の股間であった。

『こんな、、こんな格好で皆様の前を、、、お終いだわ、、もぅ、、お終いよ、、』
その豊かな乳房にピッタリ張り着いたシャツからツンッと勃起した乳首が浮き上がり、
いつのまにか股間には黒々とした濡れ染みが広がっているのを見た佳代夫人の脳裏には、
もはやその絶望の言葉しか浮かんではこなかった。


「いらっしゃ、、、い、、、ま、、、、、」
昼下がりのヒマな時間にぼぉーーっと店番をしていた洋品店のおやぢが、客の気配に
気付き慌てて挨拶をしたのだが、その正体を知ったおやぢの声は途中で消えてしまう。
なんとそこには町内のマドンナ、令未亡人の春川佳代夫人が立っていたのであったが、
その姿はこれまで商店街で流れていたアノ噂を裏付けるどころか、それ以上にトンでも
ない格好であったのだ。

明らかに小学生用のサイズでしかないランニングシャツとショートパンツだけを着てい
る佳代夫人の姿は、ほとんどエロ雑誌の3流デカパイタレントそのものである。
おまけにここまでの馴れぬ自転車漕ぎのため、汗にまみれたその熟れた姿態は女性
フェロモンをムンムンと発散し続けているのだ。

そしてそのかつての貞淑そのものといった令夫人が、ダイナマイトボディも露にして
来店してくれた衝撃で、脳裏が真っ白となってしまった店主に向かい、その半裸の
美熟女は更にトンでもない事を告げたのである。

「、、、、、あ、、、あの、、、レ、レオタードは、ございませんか、、?」
ゴキュッ、、、、、ズギンッ!!
概に初老も近いはずであったその店主は、今はっきりとまるで少年の頃の様に自分の
生ツバを飲み込む音を聞き、、、そして本当に久しぶりに胸のトキめきを感じた。

『、!?、レオタード?!、、あの、、あの春川さんが、、レオタード!?!?、、』
楚々とした麗未亡人、、盛夏であろうが和服を着用し、すれ違うだけで上品な挨拶を
忘れぬあの清楚な佳代夫人が、、、、レオタードを、、、

だが、その言葉の意味を納得する前に、震える指でその指定された商品の配置場所を
指していたのは洋品店店主の職業意識であるのか、エロおやぢの本性であったか、、、

「、、ありがとうございます、、、、」
にこっ、、、、
『はぁーーーーっ、、奥さん、、きれいだ、、キレイだ、、、、!?!?、、』
生来の温厚な性格故か上品な暮らし故か、店主の仕草につい微笑みを浮かべ礼を言う
佳代夫人の笑顔の前に、まさに法悦の境地となる店主であったが、品物を手に取ると
店奥の更衣室に進む佳代夫人の後姿に気付いた瞬間、先程までの眠気が一瞬で吹き飛ぶ
程の衝撃を受けてしまったのだ。

子供用ショートパンツをムリに履いたためであろうか、なんとその後姿、蜂の様に見事
にくびれたウェストの下、むっちり張り出した豊かな腰が覗くだけでなく、尻の割れ目
までが堂々と剥き出しとなっているのであり、おまけにその食い込むズボンの裾からは,
歩く度ごとにぷるぷると震える生の尻肉が丸見え状態でなのである。

憧れの令夫人の生乳だけでなく生尻まで見てしまった店主は、もはや空白となって
しまった意識のまま、ただおやぢの本能に従い、ひたすら血走った視線でその憧れの
令未亡人を凝視し続けたのだが、その為、残念にも佳代夫人が何か問い掛けた内容を
聞き逃してしまい、ただ機械的にガクガクと同意のうなずきしか返す事が出来なかった。

そして、その次の瞬間、店主の目はまさに飛び出るばかりに見開かれた。
なんとその半裸の令未亡人は、店内に置いてあるかの品物の1つを無造作に掴むと、
まっすぐに更衣室を目指したのであった。
愕然とするおやぢの耳に先程の麗しい美声がこだまの様に蘇る。
『、、あの、、、し、、、試着しても、、よろしいでしょうか、、、』

『、、し、、試着、、、しちゃく、、、、試着、、、、』
その言葉が店主の脳裏に響き続ける中、のろのろとその個室に入った令夫人は、震える
手で出入り口のカーテンを閉ざすのであったが、なぜかその手が途中で止まってしまい
半ば近く開いたままの状態で閉めるのをやめてしまったのである。

『、、、、!?!?!?、、お、、、おくさん、、、奥さん、、、おくさん、、、、』
もはや店主の脳裏には何も浮かんではいなかった。
ただ痴呆の様にガクンッとだらしなく口を開けたまま、声を上げることも出来ずに
ひたすらその信じがたい状況、情景をまさに食い入る様に凝視し続けるのがやっと
であった。

隙間というには大き過ぎるカーテンの狭間からその個室の中身がチラチラと覗ける。
そしてその中にいるのは、町内のマドンナ、あの令未亡人の春川佳代夫人なのである。
そそくさと子供用ランニングシャツを脱いだ途端、まさに『ブルン、プリリンッ!!』
とばかりにこぼれ落ちんばかりの巨乳が店主の目に飛び込んで来た。

そしてその憧れの令夫人の生乳に驚愕する間も無く、その次の瞬間には軽く前屈みに
なった佳代夫人は、何のためらいもなくペロンとばかりに僅かばかりに下半身を覆う
ショートパンツを脱ぎ去ってしまったのだ。
そう、そこにいたのはもはや一糸まとわぬ全裸、まったくの素っ裸になってしまった
あの佳代夫人なのであった。

『、、、これは、、夢だ、、、夢なんだ、、、、奥さんが、、、あの奥さんが、、、』
我が目に飛び込んできた光景が信じられず、茫然と呟く店主。
だが、それは夢などではなかった。その何よりの証拠に今や初老にさし掛からんとする
店主の股間は、まるで若き青年の日を思い出したかの様に激しく充血し、着衣に阻ま
れたその膨張の為、激痛さえ起こすほどであったのだ。

『あぐ、、、ツツツツッ!!』
そのあまりの急所からの激痛に加え、個室内部の佳代夫人が着替え様とした気配を見せ
たので、思わずうつむいて股間のナニを抑え直す店主。
小心者であるこの初老のおやぢにとって、年下ながら密かに憧れる令夫人の生着替えを
見たいのも山々であったが、もし目でも会ってしまい、それを気付かれたらと思うと
どうしても視線を外してしまうのであった。

『、、ほ、、ほんとのことだよな、、、夢じゃねぇよなぁ、、、、、』
まさに少年の如き胸の高鳴りを懸命に抑えながら、あらぬ方をみて悶々とする店主。
常識で言えばあり得る筈がなのである。あの佳代夫人が、、、あの淑女の誉れも高い
令未亡人が半裸で訪れ、しかもこれみよがしに裸身を晒して着替えるなど、、、、

だが、店主も聞いてはいたのである、、、、ここのところ早朝の商店街を半裸の衣装で
駆けぬける痴女の噂は、、、そしてそれがあの佳代夫人にウリ2つであるという事を。
それがホントなら、、あそこで裸体を晒す絶世の美女もまた、現実なのかも知れない。

そんな風に、突然我が身に振りかかった幸運をどう受け止めたら良いか、店主が悶々と
思い悩んでいると同時に、当の令未亡人である佳代夫人もまた、狭い個室の中で、ひた
すら悩み(?)続けていた。

『あぁぁっ、、こんな、、こんな衣装、、着れない、、着れないわ、、、、』
遂に始まってしまった近隣への羞恥責め。恥辱に霞む視界の中、事前に命じられていた
おやぢ達の指示のままふと手にとった衣装であったが、それは必然か偶然かは知らぬが
本来ならインナーの上に着るタイプのセパレートのレオタード、それも2回りはサイズ
の小さなものであったのだ。

『、、、こんな、こんな衣装着たら、、着てしまったら、、、、』
いつもの佳代夫人であったなら(?),そして黒志会と自称する不良生徒達から行われる
恥辱責めであったなら、この熟れ切った姿態の奥底に、本人すら知らずに潜んでいた
浅ましくもおぞましいマゾ露出の悦びに溺れ、痴情の波に揺れるがままにいた筈だが,,,

だがここはいつもの学園ではなく、そして哀しくも変態プレイの現場と化してしまった
我が家でもないのだ。
何度となく、まさに数え切れぬ程に通い、愛しい我が子のそして自身の洋服等を買い
求めて来た洋品店なのである。

しかし、もはや自分達母子に対して絶対の支配者として君臨する井川達の命令は
絶対なのである。
まして、どんな些細な粗相でさえ、その身代わりにかおるを呼び出して、それ以上の
辱めを与えると宣告されている佳代夫人にとって、いかに躊躇しようがそれは儚い抗い、
ただの時間稼ぎに過ぎなかったのだ。

『、、あぁぁっ、、そ、そぉよ、、かおるの、、かおるのためなのよ、、ここで、
 ここで私が恥ずかしがったりしたら、、、かおるが、、かおるが、、、』
進退極まった令夫人が、やがて血の出んばかりに唇を噛み締め恥辱を堪えながら、
やがてその言語を絶する破廉恥な衣装で個室から出て、店内に歩み出した。

その頃、年甲斐もない煩悩と妄想で股間と心臓を爆発寸前にしながらも、懸命になって
温厚な洋品店の店主の演技を続けるおやぢは、憧れのマドンナの生着替えであったにも
関らず下らぬ良識にこだわって必死にあさっての方や手元のレジ等、あらぬ方に視線を
逸らし続けていたのであったが、、、、

「、、、あ、、あの、、こちらの品物、、頂けますでしょうか、、、、」
「、、は、、、ハ、、、ィ、、、、ッ」『、、、、!?!?!?!?、、、、』
その鈴を鳴らす様な艶のある美声で呼び掛けられ、顔を上げた店主は自分の目の前に
剥き出しの双乳がその谷間どころか麓からほぼ先端までほぼ丸見えで迫って来るのに
気付いた瞬間、全ての思考がスパークし脳内が空白となってしまった。

なんとそこには本来ならインナーの上、若干のデザイン程度の役目しかしないであろう
極細チューブトップのみで上半身を覆う佳代夫人が、その場に直立していたのであった.元々直に着るものではないその素材は極端に薄いベージュであり、例えば明るい黄色や
ブルー等のレオタードの上でなら、非常に映えるのであろうが、、、、、、

そんな素材のトップだけでは、佳代夫人の豊満過ぎる双乳が隠し覆える訳もなく、その
乳房の先端、ほんの乳首まわりほどしか帯状の布切れに覆われ、更にその部分でさえも
伸び切った生地によって、痛々しい程の乳首の勃起状態すら丸見え、むにゅぅと布が
食い込む音すら聞こえそうな程に柔らかそうな下乳までも剥き出しなのであった。

『、、あぁぁ、、そ、、そんな、に、、見ないで下さい、まし、、、、これには、、
 これには、、理由が、、理由が、、、、』
ただ茫然と自分の乳房に見惚れる、初老の店主の視線を感じた佳代夫人の懸命な内心の
言い訳など知りもせず、年甲斐もなくギラ付き次第に血走っていくおやぢの視線。
そんな視線を必死に無視し、かすれる声で平静を装って会計をすまそうとする佳代夫人。

「、、あ、、あの、、このまま頂いていきますので、、お代はこちらへ、、、、」
どこからだしたのか、几帳面なその性格そのものの様に定価ちょうどの金額をレジへ
指し出した佳代夫人であったが、もはや店主にとってなにも聞こえてはいない様であり
代金など全く見えてはいないようであった。

「、、それでは、、失礼致します、、、、、」
硬直したおやぢの返事がないのを幸いに、だがつい、生まれ育った品の良さのせいか、
御辞儀をしながらレジを後にする佳代夫人。
そして、これまで不自然なくらいに股間を覆っていた片手が、ついズレてしまったのは
その時であったのだ。

たぷんっ!!、、ボヨヨンッ!!とばかり上体の動きに伴って波打つ巨乳に、もはや
おやぢの視線は釘付けであったのだが、レジからやや離れたその令夫人の下半身に
気付いた店主は、今度こそ本当に愕然としてあんぐりと大口を開いたままになって
しまったのである。

そこには超ハイレグで極薄のボトムを股間に食い込ませた熟女の下半身が丸見え状態で
いたのであったが、なんとその羞恥の部分はうっすらと布地の向こうに縦筋が透けて
見え、さらにその上部、恥丘の真ん中にポッチリと突起が浮き出していたのだ。

憧れの令夫人の生乳どころではない、、、布越しでありながら、なんとその羞恥の局部
すら覗いてしまった店主は、まさに痴呆の如き弛緩した表情のまま硬直してしまい、
その脳裏にはひたすら同じ台詞が響き続けていた。
『、、、おマ○コ、、、奥さんの、、、おマ○コ、、、、奥さんの、、、、』

そんな店主の視線に気付いた佳代夫人もまた、瞬間ではあるものの自分がその洋品店の
店主にどこを晒したのか気付かぬはずもなかった。
『、、!?!?、、そんな、、見られて、、見られてしまったの、、あぁぁ!?』
ついには密やかな恥部すら見せてしまった事に佳代夫人の心臓はまさに爆発寸前に
激しく動悸し、典雅な美貌は可愛らしい耳たぶの先まで羞恥に染まってしまう。

そして歩み去る佳代夫人の後姿もまた,白桃の如き熟女の迫力に満ちた生尻がその狭間に
食い込む布切れ以外の丸だし、、、真っ白な尻タボが歩く度ごとにぷるんぷりんっと
豊かに波打っていたのである。

そんな露出狂の痴女の如きスタイルとそれを凝視する店主のおやぢの視線に、これまた
当の佳代夫人が気付かぬ筈もない。
これまでの学園内や自宅であらばともかく、これほど露出度の高い、いやほぼ半裸の
姿で外を、それも通い慣れた店中を歩くなど、佳代夫人にとっても初めてなのだ。

『あぁぁぁっっ、、こんな、こんな格好で、、おっぱいも、、太腿どころか、、、
 御尻や、、、あそこまで、あそこまで、晒してしまうなんて、、、もぅ、もぅ、
 死んでしまいたい、、』
今にも気を失わんばかりの恥辱に霞む思考の中、店の出口に近づいた佳代夫人であるが、
それでもようやく終わった羞恥プレイに密かに安堵のため息を洩らしていた。

『、、、でも、、でも、、これで、帰れるわ、、やっと、、やっとお家に、、、』
確かに戻った我が家では、再びあの獣の様なおやぢ達の欲情の標的にされるのであろう。
そして、なによりこの半裸の衣装でまた息子の自転車に乗り、町内の人々の侮蔑と
好奇の視線に晒されながら、この商店街を行かねばならぬのであろう。

だが、それでもやはりこの場を去って自宅へ戻れる事にほっとしながら、毎朝の通勤の
如く店の入り口から通りの人々の様子をうかがう佳代夫人であった。
やはり、いくら責められ、繰り返されたとしてもこんな羞恥の衣装で街中を行く事など、
もはや数え切れぬほど強制されたとはいえ馴れるはずもなく、なるべく人通りの少ない
時を選んで戻りたいのだ。

『、、今なら誰もいないわっ!!』
そして偶然店先から人通りが絶えた瞬間を狙い、しなやかな両手で豊かな乳房と股間を
覆い隠しながら、夢中になって駐輪場に走って行く佳代夫人。
このまま自転車に乗り、裏道を選んで帰ればさほど人目にはつかずに戻れる。
しかし、、、、、、、、

『、、???、、!?!?、、こ、これは、、そ、、そんな、、そんなぁぁっ!?』
かおるの自転車に近づいた佳代夫人は、そのサドルになにか貼り紙があるのに気付き、
不吉な予感を堪えつつ、それを読んだのだが、そこにはやっと自宅へ戻れると安心し
ていた令夫人を、更なる煉獄へ堕とそうとするおやぢ達の命令が書いてあったのだ。

「ルミ子へ、買物ご苦労。せっかくだから喫茶**で一休みでもしていけ。
 そこまでは自転車に乗らず、押して行くこと。」

汚い字で書かれていたそのメモ書きの内容のあまりの酷さに愕然とする佳代夫人。
ここからその指定された店に行くには、商店街をほぼ端から端まで横断する必要がある。
そして自転車に乗らず押して行くのでは急ぐ事も出来ないどころか、羞恥の箇所を手で
隠す事すら出来ないのだ。

『、、、そんな、、、あ、あんまりですわ、、、こんな格好で、、こんな格好のまで、
 自転車を、、押して行けだなんて、、、、』
やっと自宅へ戻れると信じていた佳代夫人は、いまだ自分を町内の晒しモノにし続けよ
うとするおやぢ達の邪まな思いの前に、ふと気が遠くなってしまいそうになる。
しかし、哀れな生贄と化している令夫人には、そんなヒマすら許されないのであった。

「エヘンッ!!、、、ゴホンッ!!!」
突然道路向かいから不自然なほどに大きな咳ばらいの音が聞こえてきたのである。
ふと視線を上げ、そちらを確認した佳代夫人の羞恥に染まっていた顔が今度は見る間に
蒼ざめて行く。

なんとそこには井川達用務員トリオが下卑た顔つきで、令夫人の公開露出散歩を堪能
するべく、たむろしていたのだが、その中の1人、井川がわざとらしく手元の携帯電話
を振り回しているのだった。

そして、その言わんとするところはまさに火を見るより明らかである。
『いつまでもグズグズしてると、次はかおる坊っちゃんの出番だぞ、イィのかっ!!』
『、、、あぁぁっ、、それだけは、、それだけは、、御許しを、、御許しを、、、』
そんな無言の会話が成立する程に、嗜虐者と被虐者、牝奴隷と調教者の関係は濃密な
ものとなっていた、、、、、、

『、、しかたない、、、しかたないのよ、、かおるを、、かおるを守る為、、かおるの
 かおるの、、為なのよ、、、、、』
まるで自らの行為を正当化する呪文の如く、そう脳裏で呟き続ける佳代夫人は、やがて
そろりそろりと両の腕を自らの左右にずらし始めたのであったが、それはまさに特出し
ストリッパー小桜ルミ子の艶技そのものであった。

そして、無言の命令におとなしく従った素直な部下に対する同僚や上司から、すかさず
暖かい激励の言葉がかけられたのはその時である。
「うっひょぉーーーー、、見ろよ、あのデカパイッ!!」
「うひひひひっ!!、ぷるんぷるんっのボィーーーンッ!!」
「へそ出しどころか、見ろよっ!!マ○コまで透け透けじゃねぇかよぉっ!!」

そして、上品な街に似合わぬその下卑た台詞によって、佳代夫人が駐輪場で躊躇して
いた間にいつのまにか人通りの戻ってしまった商店街中の視線が、その半裸、半ケツで
立ち尽くす令夫人に集中したのは当然と言えば当然の結果であった。

『ヒッ!!、ヒィーーーーッ!!!、、なっ、なんて事を、、なんて事をっ、、、』
自身に集中してしまった街中の視線を痛い程にその熟れ切った姿態に感じた佳代夫人が,
声にならぬ悲鳴を上げつつ強張らせた顔色は、いまや蒼白どころか血の気を失って
灰色にすら見える程であった。


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