カミングアウト−9



まるで飢えた獣へエサでも与えるかのように佳代夫人を壇上から下ろそうとする
横田達。

「、、待って、、待って下さいっ!!お、お願い、やめて、、止めてェェッッ!!」
恐怖にひきつる佳代夫人の悲鳴を、まるで天上の音楽のように聞きながら、徐々に
トドメをさし始めた獣達。
「気にする事はないよ、、ちょっと人数は多いけど、、昨日の職員室を思えば
 お前達なら大丈夫さっ!!」
「そぉそぉ、ちょっとこっちは見物させてもらうから、まぁ生徒達と楽しみな。」

ちょっとどころではない、眼下でこちらを凝視する生徒達はいくら少なく見ても
数百人は軽くいるのだ。
『あ、、あんな、、あんなトコへ2人して下ろされたら、、い、いったい、、、』
そのあまりに恐ろしい内容を想像してしまったかおると佳代夫人は、ほぼ同時に
叫んでしまう。

「判りました、、、判りましたっ!!おっしゃる通りに致します、、だから、、
 だから、、そんな、、コト、、しないで、、、」
思わず、叫んでしまったが、、その内容のあまりの酷さに、、最後の方はほとんど
聞こえてはいなかった。

そして、やっと愛しいかおる坊っちゃまとの愛の、、淫欲の日々を素直に報告する
気になった淫乱な女中の気が変わらぬ内にと、壇上から声を上げて生徒達へ報告する
黒田である。
「おぉーーぃっ!!みんな、注目ぅーーっ!!この用務員が、まだ言い足りない事が
 あるってさっ!!。悪いけどちょっと聞いてやってくれよぉっ!!」
名門校に珍しい押しの強いキャラクターであり、有名な3−Eのリーダー的存在な
黒田の声で、途端に静まる生徒達であるが、その無言の迫力、数え切れぬ程の生徒達の
視線を前にした佳代夫人は、あまりの恐怖で膝が震え出すのを抑える事が出来なかった。

いまや、自分に代わって生徒達を仕切る程のリーダーシップを発揮し始めた黒田の姿に
満足そうにうなずいた横田は、震える佳代夫人の耳元で小さく囁く。
「なっ、、奥さん、、かおるや景子をエサにした課外授業の成果が判るだろっ。
 不良生徒の黒田も、あれだけ立派に立ち直ったんだ。新しいエサの奥さんにも、
 母子揃ってガンバってもらんだから、とっとと発表してきな、、なんなら、
 奥さんより、かおるを先に発表させようか?」

やはり「母は強し」なのであろうか、かおるに発表させるとの横田の恐ろしい提案を
耳にした佳代夫人は、息子に襲いかかる非難と嫉妬を思うだけですがりつかんばかりの
勢いで、隣りの横田へ食ってかかった。それはほんの今しがた、萎える足でガタガタ
震えていた令夫人とは思えぬ程の力強さ、母の力であったのだろう。

「やめて、、やめて下さいましっ!!そんな、、そんな、かおるにまでそんな事を
 言わせるなんて、、、あんまりです、、、、、、私が、、私が、全部言いますから、
 どうか、、かおるに、、そんな、酷い事は、、させないで、、お、お願いです。」
それは、淫乱女中や露出狂用務員の芝居さえ忘れた、愛しい息子を案じる母の言葉、
令夫人、春川佳代の魂の叫びであった。

見事な程簡単に罠へ絡め取られていく美貌の令未亡人の潤んだ瞳に見つめられた横田は、
手中に落ちた令夫人の美貌をウットリと眺めながらも、ダメ押しを忘れはしない。
「まぁっ、奥さんがそんなに言うならなっ。だけどかおるの分もお前がかばうんなら、
 ハンパな言葉じゃ納得しないぞっ。童貞坊やのあいつらが聞いただけで洩らしちまう
 くらいのキョーレツな奴を頼むぜ!!」
「、、それと、、ここじゃぁ、奥さんは女中上がりの変態用務員、小桜ルミ子なんだ。
 もうちょっと言葉に気をつけないと、バレちまうぞ。
 まぁそれで困るのは奥さんやかおるだけだがなっ。」

横田の指摘に、自分の立場を思い出した佳代夫人は、慌てて周囲を見回した。
先程まで、ここにいた人々の中、唯一ルミ子の正体を知らない(筈の)女史の場所を
探すのだが、女史は相変わらず自分専用のペットである、息子のまとわりつくのに
夢中であり、今の会話は幸い聞こえていないようである。

醜女の女史が息子をどう扱っているかは、概に知らされている佳代夫人。
そんな姿を見るのも辛いが、ここで強制されてしまう恥辱の発表に比べれば、まだ
遥かにマシであろう。
虚ろにさまよう息子の視線が力無く佳代夫人へ向けられた。
そして、そんな哀れな息子を懸命にはげますかのように、無理矢理笑みを浮かべた
佳代夫人は、かおるへ向かって瞳で話しかけるのであった。

『大丈夫よ、、かおる、、ママが、、ママが守ってあげるっ、、あなたに、、あなたに
 そんな酷い事、、させないわ、、だから、、だから、、あなたも頑張るのっ!!』
そして、まるでその通りの言葉がかおるの心に伝わったかのように、暖かな母の瞳、
まさしく慈母の笑みに包まれた息子のかおるは、健気にも同じように弱々しいながら
微笑みを母に戻すのであった。

そんな、儚げな美少女(?)の微笑みに、背筋がゾクゾクする程の嗜虐欲を感じる
女史の耳には、先程の横田と佳代夫人の会話等、全て筒抜けであったのだ。
だが、お淑やかな令夫人が、これから息子や息子の通う学校の全校生徒達へ向け、
偽名とはいえ、実の息子との性交渉の報告をするという、前代未聞の羞恥プレイを前に
とりあえずは、それを拝聴する事にしていた。

だが、目前の美少女(?)のそのあまりに儚い笑顔、健気な心に遂に我慢出来なくなり、
さりげなく、かおるの正面を自分の小肥りの身体で隠し、ゴツイ指先をそのミニスカの
内側へ侵入させ、猛る肉棒を思いっきり握り締めては、かおるの小さな耳元へ囁いた。
「これから、大事なママがお前とのセックス報告をして、赤っ恥をかこうってのに
 その息子はち○ぽギンギンにさせてるのかい?少しはママにすまないと思わないのか。
 この変態息子!!」

女史に言われるまでもなく、自分の身代わりまで引き受けた母の愛に比べて、露骨な
反応、、あまりに浅ましい肉欲の塊を知るかおるは、まさにその身を引き裂きたく
なる程の懺鬼の念にとらわれている。
だが、その後悔の思いを凌ぐ程、、、美しい母がこれから強制される恥辱の責めを
ゾクゾクする程、待ちわびている自分もいるのである。
そして、そんな浅ましい自分を自覚する事がまた、自虐の喜びを与えてくれる。

すっかり、被虐の、、そして、マゾの喜びの虜となってしまった哀れな美少年の瞳が
何度めかになる、痴情の色で霞始めたのを確認した女史は、その母の痴態、いや狂態を
待っているマゾ少女(?)が、よく見物できる様にと、その手を放してから自分の身体を
横にずらして上げた。

そして、そんな開放されたかおるの視界の先に、壇上の中央に立ち付くし、これから
衆目の中、近親相姦の報告を発表しようとしている母の姿があったのだ。

息子を守る決意と共に1人で中央に立った今、無数の生徒達の視線を感じた佳代夫人は
むしろ、全く別の考えに脳裏を侵され始めていた。
かおるの身代わりを口実に自分から望んで、実の息子との性行為を発表しようとする
淫らな母親。
あらゆる事を自分への言い訳にすり代えて、次々と卑猥な行為をエスカレートさせて
いく変態マゾの母親。

そんなマゾ美母にとって、これから行う発表等、唯の日常行為の報告に過ぎないのだ。
マゾと被虐に脳裏を侵されてしまった佳代夫人。
それは、自分のすぐ後で悶々とするかおると似たような発想であり、
やはり血は争えないという、かつての黒田の言葉のなによりの証明であった。

そして、淫らな母親の近親相姦の発表が遂に始まってしまった。

「皆様っ!!先程は報告し忘れた事がございましたっ、、申し訳ございません。」
そこですかさず、いつもの巨乳揺らしを伴ったお辞儀でツカミを行う佳代夫人。
「じ、、実は、、私、小桜ルミ子とこちらのかおる坊っちゃまは、、概に、、
 お、、男と女の関係を結んでいたのですっ!!」
「ルミ子はご覧の様に、とっても、、エッチな女なんです。それで、、それで、、
 遂、勤め先の奥様が、お、留守の時を狙って、、かおる坊っちゃまを、、、
 ゴーチンしてしまいました。」

「そして、、、それが高じて、とうとう、かおる坊っちゃまにズル休みをさせてまで
 ずぅーーっと、、お家の中で、、お、、おマ○コしてたんですっ!!」
先日の面接とは違い、全校生徒に向けて遂に自ら口にしてしまったその卑猥な単語。
そして、実の息子との性交を頻繁に行っていたとの発表をしてしまった事に、
先程から、徐々に上がり始めていた被虐の炎は、一気に燃え上がりまさに紅蓮の炎と
なって、佳代夫人の熟れた身体を焼き始めたのだ。

「ルミ子、ルミ子は、おマ○コが、、セックスが大好きなのっ!!かおる坊っちゃまを
 押し倒して、ち、、チン○ンを、、ギンギンに勃ったチン○ンを上から乗って、
 お、おマ○コで咥えると、、チン○ンが、、ルミ子の、おマ○コの奥をグゥッっと
 突くのが、タマンないんですっ!!」

そこまで一気に口走ってしまった佳代夫人は、もう自分の口を止める事が出来なかった。
それは、まるでいもしない架空の人間、小桜ルミ子が乗り移りでもしたかのようであり、
そこに、もはや令未亡人、清楚な佳代夫人は存在していなかったのである。
なにより、今、報告したそのシーンは、実際に佳代夫人の経験した事なのだ。

亡夫との淡い交わりでは、想像もしなかった女性上位でのセックス、それも実の息子と
の初めてのセックスを騎乗位で行ってしまった佳代夫人。
さらに正常位で交わった際には、自分に載し掛かる息子の身体を自ら手足を絡めて、
抱き締めながら歓喜の叫びまで上げてしまったのだ。

そして、それを思い出した瞬間、その性交の感触、、自分の性器を夢中で貫く、実の
息子の性器の感触が蘇りでもしたかのように、思わず秘奥を収縮させてしまうのだが、
ジュブゥ、、トロッと自分の胎内から溢れで出た多量の愛液が激しく佳代夫人の内股を
濡らしていく。
そして、その発言のあまりの露骨さに、あっけに取られる生徒達を更に挑発するかの
ような過激な発言を続ける佳代夫人、、いや、、小桜ルミ子。

「それだけじゃないんです、、ルミ子、、ルミ子は、、お口でも、、そして、オッパイ
 このルミ子自慢の大きなおっぱいでも、かおる坊っちゃまのチン○ンを満足させて、
 数え切れない程、、パイ擦りで、、ぬ、ヌイて上げたりもしたんですっ!!」
「そして、、お、お尻から、、犬みたいに後からだって、してもらいました、、
 ルミ子は、、ルミ子はバック責めも大好きなんですっ!!」

「かおる坊っちゃまは、、坊っちゃまは、、女の子だけど、、やっぱり高校生なので、
 いっぱい、いっぱい、せ、精液が出るンです。ルミ子、ルミ子、かおる坊っちゃまの
 精液、、飲んだり、、掛けられたりが、、大好きっ!!
 だから、ルミ子、年の割りには、こんな大きなオッパイや、スベスベのお肌なのっ」

「だから、、だから、、かおる坊っちゃまがもう童貞じゃなくっても、、どうか、、
 どうか、ヘンな目で見るのはお止め下さいましっ!!
 ルミ子、、、ルミ子が、これから学園中でエッチな格好をして、、お、、オッパイも
 お尻も、いくらでも、お見せいたしますので、、どうか、どうかかおる坊っちゃまを
 いじめないで下さいましっ!!お願いでございますっ!!」

いかに痴情に浸り、肉欲に溺れても母の愛だけは失われてはいなかったのであろう。
そう叫ぶように口走った佳代夫人は、感極まったのか、ガバッとばかりに壇上に
平伏してしまったのである。
もちろん、そんな惨めな母である自分を演じる事で、これまで感じた事のないような
快感を覚えていたこともまた、事実ではあったのだが、、、、、

その浅ましい思いを必死でうち消すように、せめて、心の中で夢中で弁解するのだが、
『ち、、違うの、、まだ、、まだ一度しかかおるとは、、息子とはシテないの、、
 それも、無理矢理なの、、、たった、1度なのよ、、、パイ擦りだって、、、
 かおるへは、してないし、、バックからなんてかおるからはされてないのよっ!!
 、、、、、、、あぁぁっ、、いったい、、いったい、、わたし、、、
 わたし、、何を、、何を、言ってるの、、、あぁぁぁっっっ、、、』

脳裏で血の叫びと共に懸命に弁解する佳代夫人であるが、それ自体、いかに卑猥な事を
考えているかに気付いてしまう事で、更に羞恥の思いが強くなっていく。
だが、大半の生徒達はそんな佳代夫人の血の叫び等、全く聞いてはいなかったのだ。
半裸で行う土下座。たっぷりと水を含んだ風船のような巨乳が、腿と身体に挟まれて
むにゅぅっとばかりに左右にハミ出るその卑猥さ。
そして正面から覗くと、膝の上に丁度乳房が乗って、まるで巨大な突き立ての備えモチ
のように見える巨乳に夢中であったのだ。

熱いため息や生ツバを飲み込む音に、生徒達の視線の先を感じ取った佳代夫人は、
自分の懸命の報告をほとんど無視されてしまった事に深く傷つけらたのであるが、
その心を必死で抑えると、むしろそんな生徒達へ阿るように、わざとらしい程に
ペコペコと何度も上半身を上下させては、生徒好みの揺れ乳房を演出するのであった。

そんな、言葉にもならぬ程の惨めな母の姿を、その背後から見続けるかおるであるが、
しかし、ペコペコと身体が動く度、巨乳もそうであったが、下半身の卑猥な動きに
目が吸い寄せられてしまっている。
なにより、超ローライズの母のホットパンツでのその姿勢は、まさに見せつける程の
勢いで尻の割れ目が剥き出しに覗く姿勢なのである。

『ママッ、、そんな、そんな格好、、お尻も、、オッパイも剥き出しで、、私の、、
 私の為に、、、ママが、、あのママが、、、、』
飛び出す程に目を開いて、愛しい母の痴態を凝視するかおる。
そのあまりに刺激的な姿は、いかに女性化されようがかおるの若い肉体を刺激せずには
いられなかった。

巨大とも言える程の美しい尻が、まるで自分を誘うかのようにすぐ眼の前でぷりぷりと
上下左右に動めいているのだ。
そしてその美母の口走った情事の生々しい報告。だがそれが偽りな事は当のかおるが、
一番よく知っている。

『う、うそだよ、、ぼく、、一度しかママとはしてないよ、、それに、、そんな、、
 パイ擦りだって、、バックからだなんてさしてもらってないよぉっ!!』
まるで、心が通じているような母子の言い訳であるが、やはりそんな滑稽な弁解が
返ってかおるの獣欲を刺激してしまい、いつのまにか思いも禁じられた男言葉である。
そしてそんな弁解が余計かおるの男、、いや、、牡の本能を刺激してしまったのだ。

『ママの、、、パ、、パイ擦り、、ママを、、お尻から、、バックから、ママを、、』
自分の思いがいかに、卑猥で許されぬ行為かにようやく気付いたかおるであったが、
概にそれは遅すぎ、一度始まった妄想は留まる事を知らなかった。

ママを、、抱きたい、、、自分で、、あの自分を育んでくれた豊かな乳房の谷間に、、
この今にも爆発しそうな性器を挟んでもらいたい、、
あの尻も抱え込みたい、、細い腰へ手を回し自分の性器で貫きたい、、そして、、、
何度でも何度でもその胎内へ精液を注ぎ込みたい。
それは豊かな牝の尻肉に魅せられた牡の本能の叫びであった。

だが、それはいかに美しかろうが見事であろうが、自分の実の母の尻であり性器なのだ。
かろうじて残された理性で、必死に自分を抑えようとする健気な美少年。
『だ、、ダメだっ、、あれは、、僕の、、僕のママなんだっ!!、で、、でも、、
 でも、、、あぁぁぁっっっ、、、ママ、、、ママァァッ!!』
美しい母であった、、自慢の母であった、、そして素晴らしい肉体を持った母であった。

あの日、強引に結ばれた、禁じられた交わりの際の、あまりに甘美な快感がふつふつと
かおるの脳裏によみがえる。
そして平穏な生活をしていれば知るはずも無かった、想像すらしなかった母の肉体の、
女として身体の素晴らしさ、艶めかしさを知らされてしまったかおるにとって、
もはや、母は母でありながら母では無かった。

眼の前の熟女はほんの数日まえ、素っ裸で自分に股がりながら自ら巨乳を揉み回しては、
千切れる程の勢いで、自分のち○ぽを締め上げてヒィヒィとヨガリ泣いたのだ。
そして、その汗が飛び散る程の勢いで揺れ弾む巨乳の迫力と、ネットリと絡み付く様な
媚肉の感触、名器の技で、かおるがイッてしまった際は、ほとんど同時に嬌声を上げて
アクメに達し、そしてその胎内深く、かつて自分を育んでくれた優しい母の中に向け、
大量の射精をしてしまったかおるなのだ。

そんな濃密な体験を重ねてしまったかおると母はもはや、どのような事があっても
元の関係に戻る事は有り得ない。
あの時、自分の細い腰にまたがり直に触れてしまった滑らかな肌と柔らかな生尻の感触。
その絹の手触りのように重なる肌が蕩けそうな程の極上の触り心地に、どこまでも
柔らかく自分の腰に密着していく豊かな美尻の感触。

その全てを鮮明に思い出してしまったかおるは、もはやただの内気な美少年ではない。
まるでそれを証明するかのように、1匹の牡に戻ってしまったかおるの眼は、周囲の
黒田や横田達と同じ、獣のようにぎらぎらした眼で自分の母を見つめていたのだった。

そして、当然、それに気付かぬ獣達のはずもなかった。
浅ましい肉欲に負け、禁忌を忘れ、欲情剥き出しで実の母を血走った眼で凝視する
生徒の気持ちが、痛い程理解できた教師達は、そんな彼の望みを叶えてやるべく、
獣に堕ちた美しい母子へ、それ以上にギラギラした視線を向け、何事かを密談する。

「おほほっ、見てよ、あのかおるの眼、ほっとけば、襲いかかるんじゃないかしら?」
「くくくっ、模範生徒のかおるちゃんも、ただのヤリたい盛りの男って事ですな。」
「あんまり焦らすのもナンだから、そろそろどうかしら、横田先生、、」
「そおですなぁ、まったく手間の掛かる母子で困ったモノだ。」
「あらっ、それにしては楽しそうですわよ。横田先生。」「いやぁ、神田先生こそ。」

男女の悪徳教師が無気味に笑みを交わすのを呆れた眼で見る黒田。
そして、佳代夫人の懸命な恥語に満ちた発表に、なんとか及第点を与えた横田達は、
揺れる乳房と尻肉を間近に見れた事で、ついニヤける顔を引き締めながらその
変態用務員へ近づいていった。
延々と続いた、緊急集会もそろそろ終了の時間なのである。

まるでバッタの様に夢中になってペコペコと繰り返す佳代夫人を、いきなりま横から
突き転ばす黒田。
「キャッ!!」
まるで少女のような悲鳴と共に、不様に横転する佳代夫人に向けて横田が言った。

「判った、判った、、だから、かおるちゃんは本来は退学である所を停学で
 すませたんだろうが。まったく、かおるちゃんもいい迷惑だよなぁっ。」
その馴れ馴れしい口調は、もはやかおるを全く生徒扱いしていない何よりの証拠である。
「まぁ、かおるちゃんも停学とは言っても、見習い用務員として、おまえの同僚に
 なってしまうのだが、、以後、2人も充分に気をつけるように。いいなっ!!」

『さっ、解散っ!!生徒は教室へ戻るようにっ!!速やかに戻るようにっ!!』
再び繰り返される教頭の指示であるが、さすがに壇上でたたずむ2人の美女に
釘付けとなった視線の生徒達の動きは鈍かった。

だがそんな彼らもかおると佳代夫人が、女史と横田がまるで捕虜を連行でもするように
壇上から去ってしまうと、ようやっと解散し始めた。
チラチラと未練たっぷりにその舞台脇の暗がりに目を向ける生徒達であるが、そこには
人影はまったく残っては無い。

いまや、学園共有の性奴隷となってしまった、美貌の母子は、その最初のお勤めを
果たすべく、横田達に連れ去られた後だったのであった。


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