カミングアウト−8



愛する息子と共に、全校生徒が注目する講堂の壇上で、学園の晒しモノとされる
小桜ルミ子こと、春川佳代夫人。

狂乱せんばかりの羞恥にその身を焼かれながらも、それ以上の勢いでその熟れた身体に
燃え上がる露出マゾの快感、、、気のとおくなるようなエクスタシー、、、
その心地好さにウットリ身を任せてしまった佳代夫人は、息子の級友達からの心暖まる、
声援に応じるように動きだした、自分の身体を信じられぬ思いで見つめていた。

『あぁぁっ、、、な、、なんで、、なんで、、こんな、格好を、、い、いや、、
 イヤァァッッ、、見ないで、、見ないでェェッッッ!!』
だが、そんな脳裏の叫びとは裏腹にほっそりとした佳代夫人の腕は徐々に上がり始め、
それは遂には、その両手を頭の後で組むモデル、いや、捕虜のポーズを取ってしまった。

とうぜん、そこには黒々とした脇毛が見事なくらいに生え揃っている。
元々色白な佳代夫人の身体の中でも、ほとんど人目に晒さぬその脇の下の色白さは、
群を抜いており、そこに生える剛毛を一段と引き立たせている。
滅多に見る機会の無い女性の脇毛、それも気品に満ちた美貌の熟女の脇毛晒し姿の
淫卑さは、言葉に出来る程のイヤらしさであった。

ほとんどの生徒が、そのあまりに卑猥な熟女の姿に声も無く見惚れてる中、概にそれを
見物済みであった3−Eの生徒達は、女性としての慎み深さを失い見苦しい姿を晒す、
そんな年増女性を口々に嘲笑し始めた。
「おぃおぃ、、相変わらず剃ってないのかよっ!!」
「うひょーーっ、、ボッサボサの真っ黒けのお毛けが丸見えよぉーーー」
「ちゃんと処理くらいしとけよなぁぁっっ!!」

剃る事を禁じておき、「みっともない」だの「見苦しい」だのスキ放題、言いたい放題。
だが、そんな理不尽な口撃、言葉責めにも、浅ましい肉欲の官能に溺れる佳代夫人は
むしろ、更に快感を感じてしまう程であった。
人目に晒さぬ羞恥の部分を、息子の通う学校の全校生徒に晒してしまうと言う、言語に
絶するその恥辱の最中、密生した脇毛に集中する少年達の矢の様な視線を痛いほどに
感じてしまった佳代夫人は、通勤途中でさえ感じてしまった妖しい露出の、被虐の
喜びを実感せずにはいられなかった。

『見られてる、、見られてるぅぅぅぅっっ、、わたしの、恥ずかしい、脇毛を、、
 こんな恥ずかしいトコを、、生徒さんたちに、、見られてるぅぅっ、、
 は、恥ずかしい、、恥ずかしい、、、、、で、、、でも、、、でも、、、
 なんで、なんで、、こんなに、、気持ちいぃ、、の、、気持ちイィィのぉぉっ!!』

ほんの少し前までの恥辱に狂わんばかりの絶叫からとって変わった、快感に酔う叫びの
おもむくまま、遂には卑猥に身体をクネらせ始めてしまった佳代夫人。
そして、そんな欲情に狂い始めた佳代夫人の霞んだ瞳を見てとった、黒田達は更に
その露出熟女への命令を追加するのであった。

「そんなに見てほしいンなら、その格好でちょっと歩いてみせなっこの露出狂!!」
「端のほうからはよく見えないってよ。ちゃんとそこで端から端まで歩くんだっ!!」
そして、その言葉に操られるかのように、遂にはその捕虜のポーズ。両手を頭の後で
組んだ惨めな姿勢のまま、ふらふらと壇上を歩き始めてしまう佳代夫人。

腕を頭上で組むことで、釣り上がった乳房は下からくびり出す様に押し上げるシャツの
せいもあって、垂れるどころか、まさに砲弾のように奇麗に前方に突き出す形となって
固定されている。
そして、歩く度にその動きと共にぶるんっぶるるんっ、とばかりに重たげに上下に
揺れ弾む様は、まさに深夜TVでのお色気タレントのエロショーの再現であった。
だが、それを見てニヤけていた生徒達も、まさか自分達の目前で、しかも学校の講堂で
そんなエロ芸が見れる等、まさに夢でも見ているのではないかと信じられぬ思いである。

そんな、大多数の生徒達の凝固した視線が壇上に集中しているのを見た黒志会は、
その熟れた女体を自由に出来る自分達と違い、目の保養しか出来ない彼らの為に、
更にメンバーの追加を指示するのであった。
「おぉーーぃ、かおるちゃーーんっ、女中ばかりにそんな事やらせてちゃぁダメだよ。
 お前もそいつと並んで更新してみなぁっ。」
「そりゃぁ、イィやぁっ、だったら、ルミ子と同じポーズして行進しろよっ!!」

愛する母、清楚でありお淑やかな令夫人であった母が、いまや自分の目前で、
ただの用務員志願の年増の露出狂として、学園中の嬲りモノとなっている様を
かおるは信じられぬ思いで眺めていた。
だが、その母の美しい顔は、いまや痴情に酔いしれ、官能に溺れる淫乱おんなの顔に
他ならない。そして、その正体は、自分にも色濃く流れている被虐の、そして露出を
喜ぶマゾの喜び、もはや間違いは無かった。

そして、茫然と自分を眺める愛する息子の視線に気付いた美母は、ゆっくりとそして
妖艶な笑みを浮かべて、実の息子をその自ら浸るハレンチ行進へ誘うのであった。
『さぁっ、、かおるちゃん、、、もいらっしゃい、、ママと、、ママと一緒に、、
 こうやって、エッチな身体を、、生徒さん達に見せ付けながら、、歩きましょう、、
 とっても、、、とっても、、イィ気持ちなの、、、さぁ、、いっしょに、、、』


そして、目前の母の狂態から、否応なしにそれを認識させられてしまったかおるもまた、
目前の母が、その瞳で誘う、無言の招待に、同じ捕虜のポーズ、両手を頭の後で組んで
胸を反らすポーズを取ると、母の横に並んで一緒に歩き始めたのであった。
迫力満点で全容を晒す、母の巨乳に比べれば、いささか小振りではあるが、レースの
ブラやブラウスの生地越しでもハッキリとわかる、ツンッとばかりに乳首の勃起した
美乳の揺れは、ぷるんっ、ぷるるんっとやはり充分な目の保養である。

美しい2人の美女(?)が半裸を晒して舞台を並んで歩く様は、まるでモデルの
ショーに見えなくも無かったが、1人は乳房を剥き出し、もう1人は濡れスケでブラが
丸見えとあっては、どちらかと言えばストリップの舞台の方が近いといえた。
そして、母子2人で横に並んで歩く等、本当に久々であったが、このあまりに異常な
状況で、もはや2人共、目は開いているもののまるで真紅のベールでも掛かったように
周囲等ろくに見えてはいなかった。

だが、血の繋がった実の母子である、その2人の心はまさに以心伝心のように会話を
交わしているのであった。
『あぁぁっ、、かおる、、ちゃん、、ママ、、ママ、、とうとう、学園中の生徒さんに
 見られちゃった、、そして、、そして、、これから、、こんな、、こんな、エッチな
 格好で、、よ、、用務員として、、働く事になってしまったの、、そして、、
 もっと、、もっとエッチな事も、、させられるの、、、でも、、でも、、、
 ママ、、かおると、、かおるちゃんと、、一緒なら、、平気、、よ、平気なの、、』

『ママ、、わ、、私も、、なの、、もう、、かおる、、女の子に、、されちゃった、、
 こんな、こんな格好にされちゃったけど、、かおるも、、かおるも、、ママと、、
 ママと、、一緒なら、、平気、、平気よ、、、』
『あぁぁっ、、かおる、、かおるぅぅっっ!!』『ママ、、ママァァッッ!!』
そんな2人の間でだけ伝わる無言の会話の途中も、淫らな行進を続けている美貌の母子。

そして、熟れた姿態と瑞々しい姿態の淫卑な様をタップリと堪能した後、ようやく
制止の声が懸かり、再び、その半裸の身体を舞台中央へ並べる母子であった。
『そのへんでもう満足したかねっ、、まったく酷い変態コンビもあったもんだ。』
自分達の変態振りを置いといて、ぬけぬけと言う教頭の声がスピーカーから流れた。

『さて、これで判ったように、これより我が学園にいささか風変わりな2人が珍入する
 事になったのだが、諸君達は伝統ある我が校の品位を汚す事の無い様、
 こんな変態、、いや、、失礼、、個性的な2人に惑わされる事の無く、、、
 まぁ、気にしないで従来と同じような学園生活を送って欲しい。』

どこまで、人をバカにすればよいのだろう。
勝手に人を連れ込み、弱みにつけこみし放題のあげく、変態呼ばわりで気にするなと
無視するようにとの言葉。
しかも、それは教頭の言葉であるのだから、呆れる他なかった。

そして、そんな指導者に率いられる学園の教職員、生徒達もまた、概に同類である。
ほんの僅かの時間、この緊急集会の間ですっかりと毒されてしまった彼らは、
いまだ、壇上でその見事な姿態を晒し続ける美貌の2人に熱い視線を向けながら、
今後の学園生活を、、楽しくなるに違いない学園生活へ夢を膨らませているのであった。

そんなギラギラとした視線に晒されながらも、先程の行進中の狂乱状態の精神が
徐々に覚めて来たかおると佳代夫人である。
身体に絡み付くそんな視線に気付いてはいるが、ようやく終了した露出責め、、
羞恥プレイに、ホッと安堵のため息を洩らしている。

なんと言っても、つい昨日、母子揃って裸に剥かれ、性器を晒して絶頂責め、、、
アクメ声を上げてイッてしまった事を思えばどうと言う事もない。
また、教室、そして職員室、用務員室へ戻ればしかたが無いが、とりあえず、
全校生徒に痴態を晒す事が終了しただけでも、ホッとしていた母子であるのだが、、、

当然、それで終わるはずもないのであった、、、、

『そうだ、、言い忘れてたが、3−Eの春川かおるは一ヶ月の停学処分となったので
 そのつもりで。以上、、解散っ!!』
あまりに突然の教頭の言葉であった。

『停学、、、かおるが、、停学って、、停学って、、停学ですってっ!!、、な、、
 なんで、、、なんで、、、、』
『な、、なんで、、なんで、、わたしが、、そんな、、そんな、、そんなぁぁ、、、』
品行方正であり、各々、模範的な学生生活を過ごして来たかおるも佳代夫人も、当然
そのような処罰をされた事等、あるはずもない。

それは、いわゆる素行不良な者達への罰則であり、そんな不良生徒の餌食にされたのが
かおるであったのだ。
黒田達が停学にも退学にもならず、なんでかおるが、、自分の息子が停学に、、、
だいたい、それを避ける為に昨日、自分達母子はまさにとても口に出して言えぬ程の
恥辱の責めに堪えたのではないか、、それを今になって停学だなど、、、

息子を思う母の気持ちが、淫らな快感の余韻をあっさりと打ち破り、一瞬にして
正気に戻った佳代夫人は、美しい柳眉を逆立てて横田や女史を探すのであるが、
大勢の教師にまぎれ、中々見つからない。
腹の煮え繰り返りそうな憤怒の思いで、きょろきょろと彼らを壇上から探している
佳代夫人に向けて、芝居じみた口調で教頭が声を掛けた。

『先程、かおるちゃんはサラリと【問題があって家を出た】としか説明しなかったが、
 実は、かおるとルミ子はいわゆる不適切な関係を2人きりとなった春川邸内で、、
 それも学校をずる休みをしてまで、延々と朝から晩まで1日中、毎日毎日そればかり
 繰り返していたそうなのだ。』
『性別の件とは別にして、やはりそのような淫らな行為に耽る不良生徒へは何らかの
 罰則を適用しない訳にはいかず、一ヶ月の停学処分と決定した。』
『ただ、先程聞いたように、当学園に特別の思いのある、春川かおる嬢の愛校心を思い
 もし、本人がどうしても希望するのであれば特別に便宜を計って、その停学中の間も
 用務員見習いとして学園への出入りを許可する事とする。』
『さぁ、、どちらにするかね、春川かおるちゃん、、、』

一気にしゃべった教頭の言葉が、『停学』のショックで空白となったかおるの脳裏と
憤怒にかられるその母の頭に刻み込まれる。
そのあまりに陰険なやり口に、一瞬怒りも忘れてあっけにとれらてしまった佳代夫人。
そして、その隙をつくかのようにいつの間にか舞台に上がって来たいつもの面々が
さも愉快そうに佳代夫人へ質問を浴びせるのだった。

「おやぁっ、、なんか、ルミ子ちゃんは、ご不満のようですねぇ、、」
「ふんっ、、雇い主のお坊っちゃまをゴーチンしたくせに、、あんたのせいでしょっ」
「しかも、かおるちゃん、、いや、、あの時はかおるくんか、、かおるくんを心配して
 家まで尋ねた僕等まで誘惑してきたんですから、トンでもない変態女中ですよ。」

そのあまりに急激な展開についていけず、まるで酸欠の金魚の様にただパクパクと
口を開閉しながらも、柳眉を逆立てたまま思わず横田達をにらみつける佳代夫人。
「おっ、、なんか怒ってるようだけど、、そんな顔のルミ子も中々いぃねぇ、、
 やはり美人は怒った顔も素敵だなぁ、、」
余裕の表情であしらう横田に迎合して、黒田までがかつての級友の母を嘲笑する。

「いやぁ、、ルミ子が怒るはずないですよ、横田先生、、なぁ、、ルミ子、、
 お前が俺達を怒れるはずないよなっ!!」
そのまさに『お前の秘密を知っている』とばかりの口ぶりの黒田のあまりの余裕の
表情に、さすがに堪えかねた佳代夫人は、怒りに満ちた抗議の声を抑えられなかった。

「なんで、、なんで、、かおる、、坊っちゃまが、、停学なんですか?、約束が
 約束が違いますわっ、、私は、、昨日、、あんな、、あんな酷いことまで、、」
怒りのあまり、途切れかちになりながらも、やっとの事で呪誼の言葉を口にした
佳代夫人であったが、それを聞いた途端、再びあからさまに侮蔑の表情を浮かべて
その無礼な用務員を見下す一同である。

「なに言ってるんだ、お前?あれは『退学』の件だろうが、退学と停学の違いも
 判らんのか、このバカおんな。」
「しょうがないですよ、聞けば、こいつはロクに中学も出てないようなバカ女って
 話しですから、、得意なのはアレだけ、、今だって酷いだなんて間違った言葉を
 使ってるし、、酷いじゃなくって『素敵』だろうが、だからこっちが色々教えないと。
 ねっ横田先生。」
あれだけの行為をあっさりと反故同然にされたと知った佳代夫人は、もはや怒りで
口も開けぬ程である。

『ひ、、ひどい、、ひどいわっ、、、あんまりよ、、あんまりだわ、、、』
そんなあまりの仕打ちに愕然とする令夫人へ、更に追い討ちをかけるかのように今度は
女史が口を開いた。
「ふんっ、、大体アンタ達がヘンな事してた、、そしてそれをちゃんと報告しないのが
 悪いンじゃないかっ!!」
「ちょうどいぃ、、皆、まだあんた達がナニしてたか聞きたくってしかたがない。って
 顔でこっち見てるよ。アンタ達の口からさっきみたいに発表してみな。」

その言葉で、改めて講堂内へ目を向けた佳代夫人は、先程以上にギラギラとした視線で
自分達母子を凝視する全校生徒の目ににらまれ、思わず硬直してしまった。
そして、そんな彼らは先程教頭が口にした「不適切な関係」なる言葉を想像して、
あちこちでヒソヒソと話し合っているのだ。

『なぁ、、不適切って、、アレだよなぁぁっ、、』
『じ、、じゃぁ、、春川は、、あの年増と、、朝から晩まで、、』
『ち、、畜生、、あんなおカマ野郎の分際で、、あんなイィ女と1日中、、』
『くそぉっ!!もう経験済みなのかよっ!!』

同性からの嫉妬ほど陰湿なモノはない。それを誰よりも、そしてまさに恐い程に
知っているのはとうのかおるである。
ほんの些細な程の容姿に恵まれ、成績が優秀であったが為に我が身に振りかかった
おぞましい運命。

そして、その嫉妬に満ちた目は、いまや全校生徒全てから自分に向けられているのだ。
高校生にとっての性体験の有無、そしてその早い遅いや経験の差はたとえ、いかに
名門校であっても、また男子校であっても実に重要な事であった。
いや、、普段、校内で妙齢の異性と接する機会の極端に少ない男子校であればこそ、
それは、非常に重要な事であったのだ。

そんな色気の無い、男子校に突然現われた、露出用務員、自ら半裸の衣装を好み、
スキなだけ見て欲しいとまで口にした、そんな淫乱用務員を前にして、若い高校生達が
ほんのわずかの間に、ありとあらゆる妄想を各々の脳裏で展開させていたのだが、
やはり、そこは名門校の高校生、先日の教師達とは違い、まさかにも直接モノに
出来るとまでは、誰も思ってはいなかったのだ。

だが、せいぜいおかずのずりネタにしか使えぬその露出用務員とただ1人、
春川かおるだけが、概にタップリと生本番を済ませているというのだ。
黒田のような不良でもない、欠席がちであった、そんなおかまモドキが
そんなオイシイ思いを堪能してたと知った時、生徒達の嫉妬は頂点に達した。

自分をにらみ付ける、全校生徒の視線と異様な雰囲気が集中してしまったかおるは、
顔面蒼白となって、震える足のまま、脅えて後ずさりをしてしまう。
そして、そんな恐怖に脅える美少女の姿に、ゾクゾクする程の嗜虐心を感じながら
声をうわずらせて、女史がトンでもない事を口にした。

「ほらっ、、かおるちゃん、みんながあなたの体験を聞きたいそうよ。大きい声で
 説明してあげなさい。ルミ子とエッチ、、いぇ、、おマ○コしてました、、
 学校休んでまで1日中、ヤリまくってましたって。」
すると、それを聞いた横田は、その女史の陰湿な発想に呆れながらも、すぐさま
同じ提案を佳代夫人へも行うのであった。

「そりゃぁ、いぃや。おぃ、ルミ子。お前も大声で発表しな。かおる坊っちゃんを
 ゴーチンしました。またがってち○ぽをマ○コで咥えてヒィヒィ大声でヨガリ泣き
 までさせてもらいましたっ、セックスしてましったってな。」
その教師の発言とはとても信じられぬ卑猥で露骨な言葉を聞いた美母は、先ほどまでの
憤怒の表情も凍り付く程に、一瞬にして恐怖のドン底へて堕とされてしまったのである。

『そ、、そんな、、そんな、、事、口に、、出来ない、、出来ないわっ、、、』
いかに調教されたとはいえ、いまだ日の浅い佳代夫人が、そんな露骨な言葉、
息子や自分の性器の名称、、男女の営みをこんな場所で口に出来る筈もないではないか。
そして、ただでさえ、嫉妬に駆られた生徒を刺激するような事を言うなんて、、、

いまや母子揃って、恐怖に頬をひきつらせ、ガタガタと細い肩を震わせながら
ただ、脅えるのみのかおると佳代夫人。
そんな哀れな2人を見て、益々愉快そうに顔を綻ばせる悪鬼達。
そして、いまだ、動こうとしない2人を遂には、壇上から下ろさんばかりに
無理矢理に前の方、舞台下へ動き始めた黒田と横田であった。



カミングアウト-7へ
カミングアウト-9へ

Topへ