買物プレイ−3
今や店先で注目の的となり、気も狂わんばかりの恥辱に悶える半裸の美熟女、佳代夫人。
だが、それを車内から見学し続ける獣達は、更なる屈辱を与えようとしていた。
ごそごそとおまけ程度にミニスカに着いているポケットを探る、その美熟女は
ようやく探し当てた小さなハンカチをつまみ出すと、まるで何かを必死に堪えるかの
様に硬く握り締めるのであったが、やがて少しずつ、少しずつ、その手を上げ始め、、、、
「ちょっと、、見てよ、、あれ、、、、」
「うわっ、、やだ、、剃ってないじゃない、、、、、」
「おぃ、、、あれ、、、」「うっそだろぉ、、ひぇーーーっ、、」
不自然な程に腕を大きく上げたその美熟女のポーズは、当然抜ける様に色白の脇の下
を衆目に晒すのであったが、なんと本来あまり人目に触れぬその羞恥の部分は、
あの悪夢の様な生徒達の家庭訪問の日から、処理を禁じられた脇毛が密集したままで
黒々とその剛毛振りを見せ付けていたままだったのだ。
それに気付いた周囲の囁き、更にその敏感な部分に集中する矢の様な視線が、
人並み以上に羞恥心の強い令夫人を、恥辱のドン底へと堕として行く。
『あぁぁぁぁ、、見られてる、、、見られてるぅぅ、、、、』
そして、その羞恥の極にあると言う状況が思いもかけずに、先程言われた恥辱プレイを
行わせる事になってしまった。
あまりの恥ずかしさに震える掌から、思わずハンカチがすり抜けて床へと落ちてしまった
のだ。
『拾わなくては、、でも、、でも、、、、、』
つい反射的に行儀良く、膝を折って屈むつもりの令夫人へ、すかさず指示が飛んだのは
どんな些細な行動さえも、監視下にあるのだぞ。という警告もあったのかもしれない。
「ほれほれ、膝は伸ばしたまんまだろうがぁ、、、」
「グッって屈むんだよ、グッって。」
「皆、期待してるんだ景気良く、ガバァッって見せてやれよ、ママさんのケツをよ。」
そんな嘲笑を聞きながら、血の出る程に硬く唇を噛み締めた佳代夫人は、今度は
徐々にその上半身を前のめりにし始めたのである。
『へ、、平気よ、、、平気だわ、、これくらい、、いつも、学園でやらされてるわ、、
いつもの事、、いつもと同じ事だわ、、、、』
まるで呪文の様にそう脳裏で呟き続けるその美夫人の背後では、先程の脇毛晒し
以上の変態プレイを目前で始めた痴女の狂態に、もはや言葉もなく茫然として
凝視し続ける大勢の人々がいたのであった。
屈む事で、するするとミニスカの裾は持ち上がり、徐々に尻が見え始めるのだが。
なんと、そこは一見ノーパンででもあるかの様に白々と陽光に輝く尻肉が丸見えの
剥き出し状態であったのだ。
そのあまりの光景に、非難する事も歓迎する事も忘れた周囲の視線が集中する中、
更に屈み込み続けた結果、ついにはその超ミニスカは完全に捲り上がり、とうとう
巨大としか表現しようがない豊かな尻肉と、その狭間に卑猥に食い込むTバック
ショーツの股布が僅かばかりに股間を覆う羞恥の部分の全容が現わにされたのだ。
更に、その尻から続く、ムチムチと脂肪のたっぷり載った熟女の太腿の向こう側には
上体を下げたことで、小さなトップも押しのける巨大な乳房がたぷんっとばかりに
その見事な全容を露わにしているのである。
そんな、半裸どころか股間の秘奥、しかもそのほんの一部しか隠さず全てを衆目へ晒す
露出痴女の、あまりに破廉恥な振る舞いに、さして広くない店内はいつしかまさに
水を打った様に静まりかえってしまっていた。
『はぁぁぁぁっっっ、、見られてる、、見られてるぅぅぅっっ、、、オッパイも、、
お尻も、、そして、、、あそこも、、、ほぉぉっっ、、、んんんっっ、、、、』
全身、特に敏感部分に向けて集中的に感じる、数え切れぬ程の視線を受け、
極限ともいえる羞恥責めに錯乱しつつある佳代夫人。
霞が懸ったような思考と、真紅のとばりが降りた様な視界の中、のろのろとハンカチを
拾っては、またゆっくりと姿勢を戻すのであるが、もはやその目は何も見ておらず、
ボンヤリとした脳裏には何の考えも浮かんではいなかった。
だが、それは周囲の人々もまた同じようなモノであったのだ。
AVや風俗でならいざ知らず、まさかこのような公共の場でほとんど全裸を晒す痴女を
目の前にして、普通の人々が茫然としない訳がない。
まして、その痴女が醜女や平均程度の姿態ならばともかく、この痴女は容姿と言い、
見事なプロポーションと言い、まさにその辺のモデルや女優、ましてはポッと出の
グラビアアイドル以上の完璧なボディに気品に満ちた美貌をそなえているのだ。
そんな美熟女が、お色気深夜番組で3流アイドルがやらされている罰ゲームの様な、
卑猥な振る舞いをしている事に、周囲の人々はただ圧倒されているだけである。
また、その恥辱の極みの様な羞恥プレイは、それを車内から見学する黒志会にとっても
これまでに無い程の傑作であったのは言うまでも無い事であった。
店中の視線を浴び、注目の的となった、かつての令夫人をモニターで確認しながら、
獣達は、これ以上な無い程の満足感を抱きながら、様々な感想を令夫人へ伝えて、
その露出の苦労を労うのである。
「へへへっっ、、ママさん、、どうだったそんな場所でのケツ見せはよぉ、、」
「グショ濡れショーツから、くっきりとマ○コの形まで透けてるのがここからで
よぉーーく見えたぜ、、あぁ?ママさんよぉ、、」
「くくくっ、御自慢のデカパイがたぷんって剥き出しになるのも、傑作だった
よなぁ、、、だろっ、ママさん、、、」
いかに恥さらしな真似をしたのかは、誰よりも自分が知っている。
羞恥の部分に刺さった、数え切れぬ程の人々の視線でうずいた熱い感触が、いまだ
秘奥に、乳房に、脇の下に、ありありと残っている。
そんな最中に、それを反芻させるかの様な彼らの言葉を聞いた佳代夫人は、
背後からの視線を避けるように、見事な姿態を懸命に小さくしながら、必死に
それを否定し続けているのだった。
『言わないで、、、そんな、酷い事、、言わないでぇぇ、、、』
だが、1人、黙々と持ち帰り品の準備をしていた店員が、ようやく出来上がった最後の
品をつめると同時に、必要以上に大きな声でそれを告げると、その声でようやく
我に返った周囲の人々によって、再び店内は喧騒に包まれるのだが、それはやはり
どうしてもどこかうわついた雰囲気も含むものであった。
「お客様っ!!お待たせ致しましたっ!!お持ち帰りの品をお待ちの、、、、」
客を呼ぶにしてはやや、剣のある様なその言葉であったが、しかし、その言葉は
今の佳代夫人にとっては、この煉獄の様な羞恥プレイの場所から、自分を解放してく
れる天の声にも等しいものであったのである。
「ハィッ、、ありがとうございます、、、、」
客でありながら思わず、お礼を口にしてしまったことからも、いかに佳代夫人がそれを
待ちわびていたが判る程であり、視線をその荷物へ固定し、自分を凝視し続ける周囲の
視線を懸命に気付かぬフリをしながら、カウンターに近づいた佳代夫人は、そそくさと
それを受け取った瞬間、まさに気の遠くなるほどの安堵のため息をそっと洩らした。
『帰れる、、、やっとここから帰れるんだわ、、、、』
だが、そんな期待は、再びあっさりと裏切られる事になる。
荷物を持ち、カウンターから離れ、店から出ようとしたその矢先、、、、、
「ママさん、ご苦労さん、、、お疲れのようだから、2階でちょっと食べてけば?」
『えぇ、、、え? えぇっ?、、、、、』
『、、、、い、、、今、、、今、、、なんて、、、おっしゃたの、、2階って、、』
軽い労いの言葉に、思わず返事をしてしまったが、その後半部分の意味に気付いた
佳代夫人は、一瞬の沈黙の後、、、絶句するしかなかった、、、、、
いったい彼らはどこまで、自分を辱めれば気が済むのだろう、、、、
どこまで堕としめれば満足するのだろう、、、、
もちろん、この豊満な熟れた姿態と気品溢れる美貌、そして何よりその清楚な
容姿からは想像も尽かぬ程に激しい、潜在的な被虐傾向を兼ね備えた理想的な
熟女奴隷を手にした彼らが、およそ当分は満足等する筈も無いのであるが、
それは、今の佳代夫人にとって知る由も無いことであった。
「だから、2階で少し食べてけば、、って言ってんだよ。」
「ほら、ママさんも慣れない買物で疲れただろうと思ってさ。」
「年長者を敬う、俺達若者からのささやかなお礼さ。」
『そんな、、お買物だけって言ってたじゃありませんかっ!!』
携帯経由で伝わって来た、いかにも楽しげに言う彼らの声を聞いた途端、
そのあまりの理不尽さ、身勝手さに堪えかね、声を潜めながらも思わず相手を遮る様な
きつい発言をしてしまう佳代夫人であった。
『買物だけだって、、だけだっておっしゃるから、、、、ここで食べるなんて、、、
ここで食べてけだなんて、、、お願い、、お願いですからお許し下さいまし、、、』
やっと、離れられると安堵した事もあり、必死になって哀願し続ける佳代夫人。
そして、突然店先で立ち止まり、何事かヒソヒソと囁き始めた半裸の美熟女に
熱い視線と侮蔑の視線を送る店内の人々。
『帰っても、帰ってもよろしいでしょう、、ねっ、、ねっ、お願い、、お願いですから
帰らせて下さいまし、、、、どうか、、、どうか、、、、』
もはや、この場を離れられるならばと、、恥も外聞もなく、必死に阿り、媚びをうり
哀願し続ける佳代夫人であったが、、、、、やはり返事は決まっていたのである、、、
「じゃっ、、かおるちゃんの出番だなっ!!」
『、、、、、、、、、、、だめなのね、、、、まだ、、、まだ、、恥を晒すのね、、』
あっさりと言いはなつそのキメ台詞を聞き、がっくりと肩を落とす佳代夫人。
その様子を車内のモニターで確認した一行は、むしろそれ以上余計な事は1言も言わず
その打ちひしがれる美貌の令夫人の様子を観察するだけであったのだ。
やがてその熟女はのろのろと向きを変え、再び店内へ戻り始めるのだが、その行く先が
なんと、2階である事に気付いた店内の人々は、生ツバをのみ期待する者、血走った
目で凝視する者、もはや見るのさえ汚らわしいとあからさまに無視をする者と、
様々な反応を示す。
妖しげな緊張感漂う店先を横断した、その半裸の痴女はやがて階段を昇り始めるのだが、
徐々に段を上がるに連れて、再び露になり始めた、むっちりした生足、豊かな
生尻を1目見ようと、店中の視線が集中し始める中、もはや羞恥の極、その連続で
茫然どころか半ば以上失神した様に、フラフラと2階へ上がる佳代夫人であった。
すると1人の客が2階から偶然降りて来たのだが、突然階下から現われた半裸の痴女に
気付き、思わず棒立ちとなってしまう。
極端なほど、それも乳首すれすれまでに胸元の開いたキャミソールを、丁度見下ろす
形となったのは、若い、それも中学生くらいの少年であったのだが、グラビアや
バラエティTVくらいでしか見れぬ、扇情的なポーズを、それも直に生で見てしまった
少年は、あまりの衝撃で視線を逸らす事すら出来ずにいた。
段を上がるだけで、たぷたぷんとたっぷりと水を含んだ巨大な風船の如く、大きく
波打つ熟女の巨乳は、胸元どころか、その麓、谷間さえ丸見えの覗き放題で次第に
自分へ近づいてくる。
そして茫然とした少年の隣りを通り過ぎたその熟女を、つい見送った少年の視線は
今度は彼女を見上げる形となるのだが、、、、、
そこで更に衝撃的な光景を目にして、遂にはあんぐりと口を開けて見送ってしまうのだ。
当然であろう、なんとその痴女は背中も腰も、尻の割れめも剥き出しであり、更に
ほぼ股下0cmの超ミニなので、ぷるぷると揺れる尻肉までもが完全に丸見え、
まるでノーパン状態にしか見えなかったのである。
だが、その見てはいけないモノを見てしまった少年もやはり1人の男であった。
頬を真っ赤に染めてはいるものの、突然、思い出した様に前屈みになって股間を
抑えると、予定を変更して再び階段を昇り始めたのである。
そして、さほど多くはいなかった2階の客達もまた、突然階下から現われた、その
美貌の痴女に気付いた途端、全ての会話がピタリと止まってしまうと、一様に
驚愕の視線を向けるのであった。
だが、もはやそんな人々の視線すら気にならぬ心境の佳代夫人は、虚ろな目で
客席を見回すと、なるべく目立たぬ様な隅の席へ向かおうとしたのだが、、、
「おぉーーーぃ、、ママさん、、ダメだよ、ちゃんと窓際へ座ってくれなくちゃ
俺達が見えないだろうがぁ。」
「そぉそぉ、かおるちゃんだって、ママの晴れ姿、ちゃんと見たいってよ。」
「ほれ、動いた動いた。」
「ほら、丁度、カウンター席の真ん中が空いてるぜ。そこへ座れ、そこへ。」
せめて、場所だけでも人目につきにくい所と思ったのもつかのま、座る場所すら
決められぬ惨めな自分。
だが、それを哀れむ暇など佳代夫人にとってありはしなかった。
店内全ての客の視線が集中しているのを感じた佳代夫人は、チラリと指定された窓側の
カウンター席の場所を確認し、うつむきながらそこへ向かって行った。
『ちょっと、ちょっとぉ、、ねぇ、、アレ、見てよ、、』
『うっわぁーーー、なに、、ねぇ、なに、、、』
『おぃ、、あれあれ、、、、』
『すっげぇーーーー、、、』
店内のそこら中で始まったヒソヒソ話しと熱い視線の中、ようやくそこへ着いたのだが
そこは概に両側に人が居るため、かなり狭いスペースしか無い場所である。
そんなところへ、と躊躇してる間に早速の指示が飛ぶのであった。
「はぃ、ちゃんとソコ座ってねぇ、、」
「狭いんだから、座る時は両側の人に許可をもらってからにしてね。」
『あ、、、あの、、、ここ、、座ってもよろしいでしょうか、、、』
次々と伝えられる浅ましい命令の数々を、淡々とこなしていく佳代夫人。
だが、その両側に居た男達には、そんな事情など想像も出来るはずがない。
突然、目の前に現われた巨大な生チチに間近に迫られながら、その卑猥な衣装、
豊満な肉体とは全く違う、礼儀正しい挨拶をする美貌の熟女に、ただがくがくと
壊れた人形の様に許可の合図をするのがやっとの男達であった。
『それでは、、、失礼致します、、、、、、』
あくまでも礼儀正しくことわりを入れながら、席に付く佳代夫人。
『あ、、、んんっ、、、』
バタフライの様なTバックショーツに超ミニスカの腰回りの為、ぺったりと直接に
敏感な尻肉がイスに触れる事で、異様な感触に思わず甘い声を上げてしまう佳代夫人。
イスに座った事で超ミニスカはいよいよ、股間すれすれしか隠せずに、むっちりとした
熟女の太腿は、その乳白色の色も艶めかしく全てを剥き出しに晒している。
両側に座る幸運な男達は一応外を眺めるふりはしているのだが、その目はきょろきょろ
と落ち着かなく動き、ちらちらと隣りの熟女の剥き出しの生足やほとんど全容を露わに
している巨大な乳房を眺めているのが、車内の男達の失笑をかっていた。
「くくく、、ママさん、ママさん、左右の連中がママさん自慢の巨乳や太腿を
食いつきそうな目で見てるぜ。」
「せっかくだから、もう少しサービスしてやんなよ。」
「その下に荷物からハンバーガー出すのをさぁ、こぉ、ガバッと股開いて、前から
取り出す事でもしてみせてやれよ。」
『見てるのね、、、そぉ、、見られてるのね、、、、、見ればいいわ、、、
好きなだけ、、見ればイィのよ、、、、』
そう自棄になった様に自虐的に呟いた佳代夫人は、言われた様に不自然極まり無い
ポーズで足元の袋から、食べモノを取り出した。
すると、前屈みになった事で、ミニスカはいよいよ持ち上がり、背後から見れば
その尻はほとんど丸だしになってしまう。
そして、垂れ下がる事でいっそう豊かな事が強調されてしまった、佳代夫人ご自慢の
巨乳は、ぶらぶらとほんの些細な身体の動きにでも、つられて揺れ弾む。
そんなあまりに刺激的な光景に、思わず左右の男達は生ツバを飲み込んでしまうのだが、
過酷な命令に従うしかない佳代夫人は未だそのポーズの解除を許されず、ひたすら
たぷたぷんと乳房を揺らし続けているのであった。
その巨大なコーン状の生チチを存分に堪能し尽くした彼らからの指示がようやく伝わり
なんとか食べモノを手に、姿勢を戻した佳代夫人の頬はまるで熟れた柿の如く
真っ赤であったのだが、それはもちろん不自然極まり無い姿勢のせいだけではないのだ。
そして、太腿を閉じようとした途端に飛んで来た新たな指示が、更にそれに拍車を
かけるのであった。
「おぃおぃ、足は閉じるなよ。そのまま、そのまま、、、」
「もっとガバッとオッ開げれば良いってことさ。」
「そぉそぉ、、、うっひょぉぉーーーっ、ママさんおマ○コ丸見ぇぇっっ、、、」
「おぉーーーっ、、なんか透けて見えるぜぇ、、ママさん、ほんと見られると
感じるんだよなぁ、、、」
だが、そんな聞くに堪えぬ様な彼らからの中傷も、全て聞こえている筈の佳代夫人だが
もはや、ほとんど反応を示さなくなってきていた。
ただ、黙々と食事をするのであるが、それすらまるで紙粘土でも噛むかの様に味気無い
感触しか口中には広がらず、ただ黙々と噛み続けるだけである。
そのさなかにも、背後、そして左右からの矢の様な視線だけは、はっきりと感じる。
それだけではない、店の前の道路からも2階部分は丸見えであり、そこを通る
多くの通行人の中には、何気なく店の2階を見上げると同時に、股間を堂々と晒した
女性客に気付くと、目を輝かせて急に店内へ入る様な者も何人もいたのだ。
もちろん、そんな階下の人の動きは、見下ろす佳代夫人も当然知っているのだが、
すっかりと諦観の境地である、その令夫人は虚ろな視線でそれを見続けるだけであった。
いかに何を言おうと、結局晒しモノにされるだけなのである。
ならば周囲の動きを意識すればするだけ、あの若者達を喜ばせるだけではないか。
であるならばと、半ば自暴自棄になったかの様に、平静を装って淡々と食事をする
佳代夫人であった。
『また、、また誰かお店に入って来たわ、、、そんなに、、そんなにおんなの
はだかが珍しいの、、、、そうよ、、、見れば、、スキなだけ見ればイィのよ、、
このオッパイも、、、お尻も、、、太腿、、、全部、全部、いくらでも見れば
良いのよ、、、どうせ、、どうせ私には隠す事も許されてないんだから、、』
そう、脳裏でそっと呟いた佳代夫人は、むしろ居直ったかの様に、時折両手で持った
ハンバーガーを持ち直すふりをしながら、両腕で軽く、自らの豊満な乳房を揺すって
見せるのだが、その度に、ぷるんぷるん弾む乳房の動きに釘付けとなる左右の男達の
視線とその動揺は滑稽な程であった。
『どうしたの、、見たいのなら、もっと堂々と見ればいいじゃないの、、、』
そお居直ったかの様に呟く佳代夫人は、再び虚ろな視線を窓の外へ向けるのであるが、
その円らな瞳が驚愕、、いや、恐怖の為にカッと見開かれてしまった事に気付いたのは
遠く車内から監視している黒田達だけであった。
愕然と見続けるその視線の先に捕らえたモノ、、、、それは車内に居る筈であった
実の息子、春川かおる、その人がこちらへ向かって歩いて来る姿であったのだ。
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