進路−00

遂に自宅でまで、見知らぬ人々からの凌辱、輪姦責めを受けてしまったルミ子、こと佳代夫人。
だが、そんな苛酷な責めで傷つけられた身体もさる事ながら、何よりもそんな凌辱の際、いつしか
自ら夢中になって、見ず知らずの男と交わりを持ってしまった自分の心に、なによりも傷つき、脅える
佳代夫人であった。

『あぁぁ、、な、、なんで、、なんで、、あ、あんなコト、を、それも、、自宅でなんて、、、』
いったい、、いったい自分の身体は、、そして心はどうなってしまったのだ、、、そして、、、
これから自分はいったいどうなってしまうのだ、、、、、

授業中の英正学園の職員室、用務員に堕としめられている佳代夫人こと小桜ルミ子は、横田の命令で
そこに常駐させられており、いつもであれば誰かしら教職員が残っておって、相変わらずの露出衣装の
ルミ子を嬲るのであるが、偶然にも全員が出払っており、一人そこに残された佳代夫人は、自分の、
そして、なによりも愛しいかおるの身を案じ、焦燥の為に今にも気が狂わんばかりであった。

もはや、我が身はどうなろうとかまわない、、、、、だが、、かおるだけは、、、大事な一人息子の
かおるだけは、このあまりに惨めな運命から助けなければ、、、、、、

たとえ、どの様に恥ずかしめられ、その身をどんなに堕としめられても、、、、、、佳代夫人は母であった。
息子の身をなによりも案じる母親であった、、、、、

だが、、、、いったい、、どうすれば、、、、どうすれば良いのか、、、、
一人、職員室に残された佳代夫人が、その答えの出ぬ難問に、ただ焦りばかり募らせていた時。

カチャ、、、
突然に職員室のドアが開くと、羽川校長が中へ入り、佳代夫人が居るのを確認して声を掛けた来たのだ。
「、、、あぁ、小桜君、、ちょっと、、来たまえ、、、、」
『!?、ひっ!!、、こ、校長せんせい、、、、、、』
既に校長も自分を嬲る獣たちの一員、なによりつい先日自身の肉体を汚したばかりの相手であると知っている
佳代夫人は、思わず悲鳴を上げ掛けるのであったが、その脅えた令夫人の仕草に、思わず苦笑いを浮かべた校長は、
不気味な程に穏やかに声をかける。

「まぁ、そう脅えんでくれたまえ、、大事な話だよ、君の大切なかおる坊ちゃまの進路についてだ、、、、」

愛しい一人息子をダシにされ、苛酷な運命が再び動き出してしまった小桜ルミ子、こと佳代夫人であった、、、



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