お買物−1

「まったく実の母子だったなんて、、よくも騙してたわねっ!!」
「そんな、、、だって、、だって、、、、」
横田が自分の母である佳代夫人を嬲るべく、嬉々として春川邸に向かった後、散々に
責め嬲られたかおるにむけ、いまだ怒りが収まらぬ女史は、更に憎々しげに罵っている。

しかし、かおるにとっては言い掛かりも言いところであろう。いったいナニをどう
言えというのだ。黒志会だけならばともかく、3−E中に回覧され、女史にまで
見られてしまった自分とセックスしている女性、その接合部分では互いの無毛の
股間で交わる、泡立つ愛液が混ざり会う程の濃厚な性交シーンと共に、痴呆の様な悶え
顔をしている年増女性が、自分の実の母親であろうなど、言える訳もないではないか。

しかし、女史にとっては最初に写真で確認した時から、年齢を感じさせぬその佳代夫人の
若々しい姿態、美貌に歪んだ感情しか持ち得ず、それが、いま実際に自分よりも年上で
あると知った事から、それは嫉妬どころかはっきりとした憎悪の感情にまで急激に
悪化してしまったのである。

令夫人の調教の為、春川邸へと向かった横田の置き土産である、母子相姦の生写真を
改めて凝視する女史は、概にそれらを3−Eで見ていたにもかかわらず、ジロジロと
まさに穴の開く程に凝視しながら、ネチネチとその当事者を責め始める。

「だいたい、おかしいと思ったんだよ、お前もこの女良く見りゃぁそっくりじゃないか。
 フンッ!!言うに事かいて『小桜ルミ子』だってぇ!?たしかに年増のデカパイな
 とこはそっくりだけど、いったいなんだい、この呆けたアクメ顔のイヤらしさは、
 自分の産んだ子供にまたがってち○ぽを咥えるだけじゃなくって、更にこいつったら
 おっぱいまで夢中になって揉みまくってるじゃないか。」

「それになんだぃこっちは、、お前を上に乗せてハメてるだけじゃない、息子の背中に
 爪を立てて、おまけにあんたの腰に足まで絡めて、まさにヨガリ狂いそのものって
 感じじゃないかっ!?」

「おおかた、亭主が死んだらさっさと若いち○ぽに乗り代えた変態未亡人、、、
 んんっ、、、、そうかぁ、、あんたのおやぢだって、きっとこのスキ物の年増に
 搾り尽くされて、ヤリ殺されちまったんだねっ、、おぉぉ、、恐い恐い、、、」
まさに際限無く続けて行く、女史の令夫人嬲り。

だが、自分はともかく、愛する母、更には尊敬していた亡父すら冒涜し、嘲笑の対象と
する残酷な女史の言葉を聞くに至っては、いかに内気で温厚なかおるといえども黙って
はいられず、つい反論を述べるのであった。

「そんな、、そんな言い方、、酷すぎます、、ママも、、パパも、、そんな、、そんな
 普通の、、普通の、、、、、、」
しかし、いかに世事に疎い内気な少年とは言え、かおるとて知らぬ筈もないのである。
遅くまで勉強している最中、夫婦の寝室から控め声と共に洩れ伝わるナニかの物音、、
それの意味する事も、思春期を迎えるかおるにとって理解出来ない筈もない。
そぉ、、それは淡白ながら、決してとだえる事のない夫婦の愛の営みであったのだ。

まさかにも、ほんの数年後、その同じ部屋で禁忌を侵す、自ら母と交わることになる等
など、夢にも思わぬ少年は、ひたすら悶々とし続けていたものであったのだ。
潔癖なかおる、いまだ何事も経験の浅い幼い少年にとってごく正常な夫婦の営みすら、
女史の誇張する異常な行為との区別もつける事ができず、おもわず口ごもってしまう。

そんなかおるの様子に、いよいよ言葉責めを激しくして美母を攻撃する女史。
「普通ってなによ、、ふんっ!!セックス、いや、おマ○コしてたんでしょうがっ!!
 そして、今度は旦那の代わりに実の息子を咥えてヒィヒィ悶え狂ったんでしょうが。」

もはや、女史の令夫人嬲りは止まる事を知らなかった。
出来れば、この場でかおるを連れて春川邸に乗り込みたいくらいの勢いである。
だが、当面、佳代夫人の調教は横田にまかせるしか無いのもまた、事実である。
であるならば、、、、、何事か邪まな思いをめぐらせていた女史は、やがて考えが
まとまったかの様に、無気味な笑みを浮かべると、ゆっくりと床上に横たわる
全裸の美少女(?)を眺めながら声を掛けるのであったが、それはもはや生徒を見る
教師の目ではない、、明らかに獲物を見る獣の目であった。

そして、女史は無惨極まり無い、針山となった、初々しい乳房やぷりぷりした尻肉の
針の除けると、後手に縛り上げたかおるの拘束を解き放ち、自分はさっさと外出の
支度にかかりながら、かおるにも声をかけるのだった。
「ほらっ、お前のマゾっぷりの素晴らしさは良く判ったから、いつまでもそこで
 ヨガってないでさっさと準備しな、外出するよっ!!」

その外出の言葉に、かおるの美貌がサッと蒼ざめるが、次の女史の言葉から、
少なかなからず安堵のため息を洩らすかおるであった。
「へっ、安心おしっ、あんたのドすけべママさんは、今横田先生がタップリと調教、
 いや、本性を思い出させてやってる頃さねっ。それを邪魔するわけにはいかないさ。
 だから、そのかわり、私があんたをタップリと教え込んでやるよ。」

別にこれまでも、そう遠慮してたわけでもなかろうが、目前の美少女(?)が、実の
母親との禁忌を侵していたと知ってしまった女史は、その若々しい母親への憎しみを
ぶつけるかの様に、目前の美少女(?)を嬲り責め抜きたくてもはや、一刻の我慢も
出来なかったのである。

「は、、は、、お待ち下さいまし、、お姉様、、、、」
これから自分に訪れる恐ろしい責めに知ってはいるものの、これまでの惨めな同居生活
から、なにが望む返事かを知っているかおるは、大慌てで返事をすると共に、奥の部屋
からスポーツシャツと学生ズボンを用意しようとした、、、しようとしたのだが、、

「お待ちっ!!私を騙した来た罰だっ、あんたはこれからずぅーーっとセーラー服で
 過ごすんだよっ!!」
それを聞いたかおるは、まるで電撃にでも当てられたかの様に硬直しながら、恐る
恐る、背後の女史へ振り向いた。

「、、、、!?!?、、、そ、、、そんな、、そんな、ウソでしょう、、、
 だって、、、だって、、ボク、、僕は、、、、、」
だが、そんな怯えた目をした美少女(?)こそ、女史のもっとも好むモノである事に
いまだ気付かぬのか、両手にいまだ血のついた針を握った女史が、上ずった声で、
ネチネチと母子の最奥の秘密をチラちかせながら、近づくのを見るに至っては、
もはや、選択の余地等全く無い事にようやく気付かざるを得ないかおるであった。

「あんたにそんな事いう資格があると思ってンの。実の母親と級友達の目の前で
 セックスしたあげく、その写真はクラス全員に見られてるのよ。なんだったら、
 明日クラスで発表してあげようか?、それとも明日なんて言わず、この場でみんなに
 電話で教えてあげようか。みんなのアイドルかおるちゃんのズル休みは、実はお家で
 素敵なお母様とずぅーっと生エッチしてたのよっって。
 それともみんな呼んでハリ責めでもしようかぁ? あぁっ!!どうなんだぃっ!!」

「そ、それだけは、、それだけは、お許し下さいまし、、解りました、、
 おっしゃる通りに致しますから、、、みんなに言う事だけは、、それだけは、、」
まさに少女と見間違うかの様な華奢な姿態を粗末な床に伏せ、ペコペコと平伏しながら
哀訴の悲鳴を上げる教え子を、うっとりと眺めながらその裸身に向けて、セーラー服を
放り投げる女史の顔は、これから始まる嗜虐への期待に輝くばかりであったが、当然
それに気付くものは誰もいなかったのであった。

「あ、、、あの、、、お姉様、、、、その、、、あの、、、」
投げ付けられたのがセーラー服だけ、つまりそれ以外の下着一式がなにも無いのに
気付いたかおるであったが、さすがに『ショーツやブラ、ランジェリーを化して下さい』
等そう口に出来るものでもない。

そんな典雅な美貌を真っ赤に染めて、オロオロとうろたえる美少女(?)の醜態に
近親相姦を隠されていたと言う、いわば飼犬に手を噛まれた如き女史の逆恨みも少しは
解消される思いであり、これからの予定を告げて、その溜飲を更にすっきりとさせる
女史であったのだ。

「くくくっ、、、、無いんだったら、、着なければ良いのさ、、、」
「、、、そ、、、そんな、、、、そんなぁ、、、、」
「あんたを心配してた私を裏切った罰だよ。あんたはこのままノーブラノーパン、
 セーラー服の下は完全に素っ裸のフリチンでキン○マブラブラさせながら買物に
 行くんだよっ!!」

もはやそれはどう考えても教師が教え子に言う台詞では無かった。
しかし、その本性、多くの哀れな女性に対してSの女王として君臨してきた、恐るべき
女教師としての桐喝に、これまで温厚な母と静かな生活を営んできた内気な美少女(?)
が逆らえる筈もなかったのである。

そのあまりの指示に絶句するかおるを尻目に、自分だけはそそくさと身だしなみを整え
今にも外出せんばかりの女史を見ては、もはや一刻の猶予すら残されていない自分に、
気付くと、大慌てでその洋服を身につけるしかないかおるであった。

れっきとした男子でありながら、ある意味少女の象徴であるセーラー服を着ねばならぬ
かおるの恥辱はいかばかりであろうか。
しかもこれからその姿で、外出せねばならぬのだ。

その少女衣装を着終えたものの、とても女史に声等かかえられず立ち尽くすかおるに
向け、まるで、いや、まさにその保護者の如く絶賛の声を上げる女史。
「まぁっ!!ホントになんて可愛いのかしらっ、かおるちゃんたら。これであそこに
 立派なおチ○ポ付けた男の子だなんて、いったい誰も信じられないわよねぇ。」

羨望どころか、教え子に向かい、侮蔑と嘲笑を投げ付ける女史の言葉に、その
セーラー服美少女は1人立ちすくみ、言語に絶する恥辱に対して血の出んばかりに唇を
噛み締めて我が身の情けなさを堪えるだけであった。

そんなかおるの心境も知らず、いや、知りながらもわざとその清楚なセーラー服を更に
淫らに変形させて行く女史。
「ほらぁ、どうせ胸当てなんか無いンだから、もっとこぉ、ガバァッと胸元開けないと。
 それに、だめじゃないのぉ今時の女子高生がこんな竹の長いスカートじゃぁ。
 もっと、もっと、こぉ上げるのよぉっ!!」

まさに着せ変え人形で遊ぶが如く、華奢なかおるの身体に寄り添いながら、その制服の
あちこちを修正していく女史。
不自然な程に開けた胸元からは、少女らしい雪白の谷間が覗き、スカートの腰の部分で
くるくるっと巻き上げられたその丈は、あっと言う間にごく普通の膝下丈のスカートを
膝上*cmのミニスカに変えてしまったのであった。

「うーーーん、、、まぁ、、こんなモンかしら、、、」
少し離れてかおるを眺める女史の陰険な目つきに、更に危険なモノを感じるのは、
やはりこの数日間だけであっても、女史の本性に気付いていたからなのだろう。
だが、いかに少女と見まごうばかりの愛らしい美少年であったとしても、かおるは
れっきとした(?)男子校生なのである。

それが下着も許されず、素肌に直接純白のブラウスとリボン、ブルーを基調にした
チェックのミニスカ等着せられて平静でいられる筈がないではないか。
懸命に女史の視線を気にせぬようにし、直立不動でいたのもつかのま、かおるの
美貌はいまや、熟れた柿の如く真っ赤にそまり、ミニスカの裾をつまんではさりげなく
下げる様にして、全身をモジモジさせながら羞恥を露にし始めていたのだ。

そんな恥辱に喘ぐ美少女(?)の悶える姿こそ、女史がなによりも見たかったモノで
あり、そんなかおるに向けて、更に過酷な指示を与える女史であったのだ。
「ねぇ、かおるちゃん、、そこ、、もうちょっと、スカートを短くして見た方が
 カッコ良いわよっ。こんなにキレイなあんよなんですもの。見せなきゃソンよっ。」

「こ、、、これ、以上ですか、、、お、お願い、、お願いですから、、そんな、、」
たしかにかおるの足は、しなやかに伸びた滑らかさといい、肌理細かさといい、
女性化調教の成果か、たっぷりと脂肪の載った少女の足そのものであり、ゴツゴツした
男子の足等とは雲泥の差であったのだが、それとこれとはまた別である。

だが、絶句してしまう美少女に対してハリ責めが良いか、それともこれから春川邸へ
行くか等と女史から威嚇されてはどうしようもない。
恥辱に震える両手をスカートの腰に恐る恐る当てると、先程女史がした様にくるくると
托し上げ始めるのだが、、、、、、

「ちょっとぉ、、それじゃほとんど変わらないじゃないのよぉっ!!」
「、、?!、、、は、、は、ぃ、、」
「、、、、、、もっと、、、もっともぉーーと上げなさいよぉっ!!」
「、、、そ、そんな、、これ以上、、これ以上上げたら、、、、、」

などという数回のやりとりの後、ついにかおるのスカートは膝上*cmどころか
股下*cmになってしまったのである。
しかも、女性であるならば、更にせめてショーツでも履いていればともかく、今の
かおるは全くのノーパン、フリチン状態であるから堪らない。

だが哀しい事に被虐に馴らされてしまった真性マゾ美少女(?)の股間は、ブラ下がる
睾丸はともかく、雄々しく直立する肉茎が外から見える事だけは免れていようであった。
しかし、それを維持する為に、かおるは不自然な程に内股状態をとり続け、それが
また清楚な風情の美少女(?)によく似合っているのであった。

「ねぇ、、ちょっとそままお手々で裾、持ち上げてみなさいよぉ、、、、ぷぷぷっ
 まったく、見事なおチ○ポよねぇ、、、さっすが、自分の実の母親をハメまくった
 だけのモノだはねぇ、、、ねぇねぇ、、どんなだったのぉ、、かおるちゃぁーん、、
 お母様のおマ○コってぇ、、、、、、あらっ、やだ、、こんなお話ししてるだけで
 ギンギンのピンコ勃ちじゃないのよぉ、、ぷぷぷっ、、、いったいナァーーニ
 思い出してんのかなぁ、、、」

もはや自分の意志等無いも同然のかおるは、言われた様にほっそりとした指をミニスカの
裾へ掛けると、そろそろとまさに操られるが如くに持ち上げた。
そして、そこ、無毛の股間、引き締まった下腹部に現われたイチモツは、まるでその
屈辱の極みと言える責め苦を望むかの様に、ズンズン元気に硬化し始めているのだ。

そんな最中に、あろう事かつい先日無理矢理結ばされてしまった実母と禁断の交わり、
そしてその許されぬ悦びまで指摘されては、もはや堪えられる筈がない。
どんどんカマ首をもたげ、ずんずんカリを張り始めてしまった発起ち○ぽの、あまりに
浅ましい反応に、もはや女史は爆笑しながら、更に卑猥なポーズを強制するのだ。

「おほほほほっっ、、、か、、かおるちゃんたら、、せっかくだから、ちょっとここで
 腰でも振ってみなさいよ、、、なんだったら私がこう写真でも持っていて上げるから
 これをおかず、、ズリネタにしてさぁ、、、ほらっ、、さっさとシないかっ!!」

前半の無気味な猫撫で声も異様であったが、後半の威嚇そのものといった感のある
命令を言われては、もはやかおるには従う他ない。
最初は、ぎこちなく腰を前後に振るだけであったが、それもいつのまにか、段々と
力強いモノに代わって行く。

『そうだ、、、ママと、、ママと、、セックス、、ほんとにセックスしたんだ、、、
 この、、、この僕の、お○ンチンを、ママの、ママのあそこ、お、おマ○コに、、
 いれて、、、そして、、、そして、、射精しちゃったんだ、、ダしちゃったんだ。』
そう、禁忌を侵した筈でありながらの、あまりに甘美過ぎる思い出を反芻してしまった
かおるの腰は、もはや盛りのついた牡イヌ同然にフリまくられているが、本人にさえ
気付かない。

『そして、、、そして、、ママの、、ママの、、オッパイ、、、あの、柔らかい、、
 スベスベした、、、あぁぁ、、、ホントの、、ほんとうのママなのに、、、
 僕のお母さんなのに、、、、、、、』
だが、そう思えば思うほど、無理矢理味あわされてしまった禁断の実の甘美さが、
余計純真な青少年(?)を刺激し、興奮させていく。

ビタンビタンビタンビタンッ!!
いまや、まさに天を突かんばかりの怒張となってしまった、かおるのイチモツは
腰を振る度に、その引き締まった下腹部を力強く、肉茎の背で打ち叩く、肉音が滑稽な
程、部屋中に響き渡る。

その逞しい肉音を立てているのは、清楚なセーラー服が良く似合う華奢な美少女(?)
であり、いまやその美貌はうなじどころか耳まで真っ赤に染めているのは、恥辱の為か
獣欲の為かは、おそらく本人にも不明であろう。

そんな珍妙な、まさにチン芸すら会得した自慢のペットを満足気に眺めていた女史は、
いよいよ外出の為、かおると共に外へ出かけるのであった。


「おや、先生、こんな時間にお出かけですか?」
「えぇ、、、まぁ、、、、」
古ぼけたアパートの玄関から出て来た、女教師に声を掛けたのは同じアパートに住む
1人の老女であった。
1人暮らしを続ける彼女は、詮索好きな女史と、あまりソリが合わず、部屋の場所も
アパート内でかなり離れているため、顔を会わせてもほんの2言3言程度しか、
会話をしない間柄であり、その場もそそくさと自室へ向かおうとした。

だが、、、、その女史の背後に、今時珍しいセーラー服の美少女(?)がいるのに
気付くと、さすがに怪訝な顔でそちらへ注意を向けざるを得ない。
それを知った女史は、まるで慌てるそぶりさえ見せず、かねてから用意していた
言い訳を朗々と述べ始めるのだった。

「あっ、この子は、今度、しばらく内であずかる事になった女子高生のかおるちゃん
 って言います。」
「実はこの子、、母子家庭だったんですが、、、、その、、、母親と言うのが、、
 その、、、、最近、話題になってる、、、虐待、、とでも、、言うんですか、、
 酷い母親でして、、、実の娘にコンな格好させて、、、、その、、お金を、
 稼がせていたんですのよ。」

「都内高校の総会で、知り合いの女子校の教師からその話しが上がりまして、
 ほら、、ウチの英正学園、生徒相手ですが、そっち方面の更正に多大な実績を
 上げましたでしょう。」
「ですから、なんとかしてくれないか?って言われて、今、私が預かってますのよ。
 でも、ほらウチ男子校ですし、、、これからちょっと衣装を揃えようと、、、」

ペラペラと、よくもまぁ、際限無くでまかせばかり口から出るものである。
男子校教諭の女史が女子高生を預かる理由、清楚な風情に似合わぬハレンチな格好。
おそらく、夜半の異様な物音すら、悪夢を思い出したかおるの悲鳴だ。くらいは
言ってごまかすつもりなのであろう。
ある意味、さすが国語教師の面目躍如といったところかもしれない。

それを聞いている老夫人も若干トロくなって来てるのか、聞いた内容をほとんど
ウ飲みにしてしまったようであり、超ミニのハレンチ女子高生(?)に深い同情の
眼差しを向けるありさまである。

「まぁ、、、、、ほんとに、、、そんな、酷いお話しってあるのねぇ、、、、
 でも良かったわ、、こちらの先生の通ってらっしゃる英正学園は、それはもう
 素晴らしい学園って、もっぱらなお話しなのよ。」
「ですから、あなたも、もぉ、安心よ、、、あなた、、そんな可愛いお嬢さんなんです
 もの、、、、もっと、、素敵なお召し物、、、先生が選んで下さるわ。」

いかにも人の良さそうな老女の延々と続きかねない話しを遮って、アパートを後にした
2人であったが、かおるはともかく女史の方は笑いを堪えるのに必死であったのは言う
までもないことであった。

かたや、老女の方は、教諭がさも沈痛な面持ちながらも、どこか楽しげなのは、その
鬼の様な実母から、純真な女子高生(?)を助けたせいだと解釈できても、なぜが
その女子高生(?)本人の表情が、女史の説明や自分の助言が進めべば進むほどに、
顔をうつむかせ、心無しか涙ぐんでさえいたように見えたのはなぜだろうか?

それは、おそらく思い出すことすら苦痛であった実母との生活の為であろうと、ある
意味、全く脳天気に解釈した老女は、自室へたどりつく頃にはそんな些細な出来ごと、
ほとんど忘れているのであった。


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